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2010年10月13日
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雨池太郎ものがたり

先日、兜巾の岩でばったりお行き会いした、かつての上司より

写真集が送られてきました。

「雨池太郎ものがたり」です。

雨池のほとりにあるダケカンバ「雨池太郎」をテーマに、

四季折々の美しい写真と詩とで綴られています。

この写真集の中綴られていた一節です。

 

生きるということは、

かなしみの基盤の上に、

生の喜びを感じることなのだろうか。

 

 

この日の朝、偶然にも本棚に置いてあった本を手に取りました。

美智子さまのご講演集「橋を架ける」です。

この本の中に出てくる、新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」という話の一節を

ちょうど読んだところでした。

でんでんむしはある日、自分の殻の中が悲しみがいっぱいに詰まっていることに

気づいてしまいます。

そして仲間のでんでんむしのところに行き「私の殻の中は悲しみでいっぱいだ」と

話をします。

すると仲間のでんでんむしも「私の殻もかなしみでいっぱいだよ」とこたえる。

他の仲間のところに行き、同じことを告げますが、その仲間も同じように

「私の殻の中もかなしみでいっぱいだよ」とこたえる。

そしてそのでんでんむしは、もう悲しむのをやめた、というお話です。 

吉野弘さんの詩「I was born」も、ふと思い出しました。 

 

自分がじたばたと もがいているのは、この「悲しみ」への抵抗なのかな…

秋の夜長、ちょっと立ち止まって考えてみたいと思います。






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最終更新日  2010年10月25日 04時01分58秒
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