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テーマ:山登りは楽しい(12158)
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長野県飯山は鍋倉山へ行ってまいりました ブナの原生林の散策です。 茶屋池ハウススタート→黒倉山→鍋倉山→森太郎→森姫→登山道のコース。
5月の下旬に山開きをしたばかりの鍋倉山。豪雪地帯である関田山脈の中にあり、 今回の山行中も、まだまだたくさんの雪渓がありました。 あまりの雪量に、木々は根元から曲がって生えています。 そして葉を広げ始めたブナの美しいことと言ったら!! 水をぐんぐんと吸い上げ、明るい緑色の葉を広げている様は、山のいぶきそのもの。 木に耳を当てると、水を吸い上げている音が聞こえてきます。 「雪がまだ残っている晴れの日には、勢いよく水をあげる音がよくきこえる」 のだそうです。 これはタムシバ。純白の花とこぼれるように散った花びらがとても美しかったです。
鍋倉山から巨木の谷へ。 「こりゃ夫婦の木だなぁ。お互いに違うところから生えてきたけど、寄り添ってるなぁ」 なんてステキなお言葉が聞こえてきました。
ぶなの根元は本当に圧巻。 一斉に葉を出し始めた木々の美しいこと。 そして森太郎。 ブナの寿命は400年~500年と言われているそうです。 悠久の時の流れがそこにはあります。 本当に「生きている森」の中の散策でした。
それでは今回お会いした生き物をご紹介。 まずは「モリアオガエルのたまご」! このカエルさんは木に卵を産みつけるのだそうで、ネバネバ~っとした卵が あちらこちらの木に! 池の中にも卵が大量にあり、クロサンショウウオもたくさんいるのが見えました。 お次は…巨大ナメクジ!男性の指よりも太い ブナに生えたキノコのお食事中でした。 鍋倉山は全体に何もかもが大きかったです。 そして最後。 今回の鍋倉山登山の一番最初にお会いしたのが、この方。 どこに何がいるかおわかりですか?? とっても楽しく、身も心も洗われるような山行でした。
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