今日の読書 日本人の知らない日本語2/蛇蔵・海野凪子
日本語学校に勤める作者が日常質問される外国人生徒からの質問を通して、日本人でもあまり知らないような日本語についての説明やら、純粋に質問そのものを楽しんだり、外国人生徒の日本に対するもろもろを紹介するコミックエッセイの第2弾です。1冊目も面白かったのですが、ネタはまだまだ山のようにあるようで、またもや楽しめますし、勉強になりますね。敬語関係が苦手ですので、ネタとして取り扱われてる事は嬉しいですが、知らなかったなぁというのが、青と緑ですね。緑色なのに青信号という定番のネタがありますが、青はそもそも寒色系の色全般を表わす言葉だったというのには、なるほどと。その他濁音の点やら半濁音のまるのついた理由とか、知らない事ってやっぱり多いですよねと。それ以上に、忍者好きな外国人ってやっぱり多いんですねぇ(1巻でもネタになっていたものですが)これはすぐに読めるものですし、タイトル通り日本人でも知らない日本語について楽しく知る事が出来ますしまだ未読の方は読む事を薦めやすいものですね。私は売れているものが良いものであるという短絡的な考え方はしたくないという、ひねくれ者ですが、売れるものには売れるだけの中身があるというものなんだなぁって。日本人の知らない日本語(2)