ロバート=キヨサチ、『金持ちニートん 貧乏ニートん』を出版
ロバート=キヨサチは、新著『金持ちニートん貧乏ニーとん』を執筆し、出版業界の注目を集めている。2000年発売のサヨキチ氏のベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』では、不労所得により毎月の給与をまかなえるほどになれば、労働から脱し資本家としての道を歩めるとした名著。「お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる」という考え方を世界中の読者に広め、続編ではその具体的な手法を明らかにしていた。 今回、キヨサチ氏は、新シリーズ『金持ちニーとん貧乏ニーとん』で「ニートの若者こそ、金持ち父さんになれる」と主張。経済評論家は「もともと支出が極限水準まで低いニートやひきこもりは、一般サラリーマンよりもラットレースから脱出できる可能性が高いのでは」と指摘している。 記者の取材に対し、キヨサチ氏は「ニートにもいろんな種類のニートがおりひとまとめにすることはできない、よきニートを作り出すことが重要」と説く。「セーフネットとしての親、だめんず女の存在を持つことが金持ちニーとんになるための最大の障害しれない」と締めくくった。 同著は、民明書房から2005年4月1日発売。1,800円(税込)。ISDNコードは03-5I53-44696。