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カテゴリ:キングクリムゾンメンバーズワーク
突然今夜ネットを駆け巡ったグレッグ・レイク氏死去のニュース。悲しい事ですが、彼の公式サイトに友人のヤング氏がかかれた様に現実らしいです。人は歳をとればいつかこの世を去らなければならないのは誰でも判ってはいるのですが、やはり大好きなアーチストの訃報は寂しく悲しいことです。今年は春にキースが亡くなったばかりだと言うのに。
ほんとはもっと自分の思いを整理して様々な功績を、そして追加情報を追いたい気持ちがあるのですが、いかんせん年末で多忙な為それも叶いそうもありません。取り急ぎグレッグ・レイク追悼号として過去作品をまとめました。20MほどのファイルサイズのPDFです。ひと月ほど公開できるサーバーを利用しております。 http://fast-uploader.com/file/7036760835518/ サイケデリックが67年に爆発した後、ロックンロール・リバイバルを経て、ロックは新しい地平を目指して爆発的にその表現力を押し広げていた時代だった1960年代末。営業的に大失敗に終わったジャイルズ・ジャイルズ・アンド・フリップが新バンドへ進化する過程で、その最終兵器として加入したのが美声のイケメンレイク氏でした。現代に繋がるプログレッシヴ・ロックの開祖とか雛形ともいえる名盤「クリムゾン・キングの宮殿」はレイクの加入無しには誕生し得なかったわけですから、彼の存在がいかに偉大だったかと思わざる得ません。その後のELPでの大活躍もプログレファン層の裾野を広げる結果となりましたね。 欲を言うならば、レイクがマジソンスクエアガーデンで三夜連続、ELPとして公演を行なった日。フリップとの再会でレイクが問いかけた「僕らはいずれまた一緒に演奏するべきだ」という言葉にフリップが即断で否定せずにせめて一回限定でも応えて欲しかったと思ってしまいます。もうその願いは永遠にかなえられなくなってしまいました。オリジナルクリムゾンの一角が、その最大のピースがこの世から去ってしまいました。残念でなりません。 最晩年はガン闘病の日々だったそうですが、電話以外では取材に答える事も無く、その姿を見せなかったのは彼なりの美意識からだったのかもしれませんね。 どうぞやすらかにおやすみください。あなたはとても偉大でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 14, 2016 02:53:25 PM
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