★動画:3.11東日本大震災、「3つ連続した連動破壊」-気象庁
想定を上回る 広範囲に及ぶ 巨大な地震だったと言われていた割に地震自体のメカニズムを説明する テレビ番組や報道も少なく感じますよね。。。我が家では 地震後の新聞は、一部保存してありますし読売新聞 2011年3月11日~4月11日の 1か月分の記録が本になった 東日本大震災も買いました。実際の新聞と見比べると 少し変えてあるようなところもありましたが・・・地震解明の記事は少なく、「3回連続した連動破壊が起きたのではないか」という記事は 最初の頃だけで、あとは何故か書かれていません。。。大震災発生後の1か月に 読売新聞に掲載された わずかな地震の記事です。3月12日の記事「複数の震源が連動」「今回は四つ以上の震源域の岩盤が一度に割れたとみられる」「三陸沖から茨城県沖にかけて『連動破壊』が起きたのではないか」(名古屋大学 山岡耕春教授)3月11日 午後4時から 気象庁の記者会見では「特異なケース」(横山博文課長)3月14日の記事「大きな断層破壊,連続」岩手~茨城県沖の 長さ500キロメートル 幅200キロメートルの 広い震源域で6分以内に プレート(岩板)間の大きなずれ(断層破壊)が3回連続して起きていたことが分かった宮城県沖の震源で始まった最初のずれは 約100秒続き範囲は 約300キロメートルに及んだとみられるその約50秒後から始まった福島県沖の2回目のずれが約100秒次いで茨城県沖で3回目が約100秒続いた可能性が高い「このように複雑な形で起こるのはまれだ」(横田崇課長)3月26日の記事気象庁の14観測点では、震度4以上の強い揺れが 2~3分も続いていたことが分かった過去の大きな地震と比べて倍以上も長い。 震源域が長さ450キロ幅200キロと極めて広くプレート境界の岩盤の大きな破壊が約3分にわたり、連続して起きたためとみられる。4月10日の記事地震学の定説通じずプレート境界で起こる地震は「プレート同士が固着した場所(固着域)で発生する」と考えられている。摩擦が強い場所は、上下のプレートがぴったりとくっついておりひずみが蓄積して耐えきれなくなると、一気に滑って地震が発生する。一方、固着していない所は常に ずるずると滑っているため、ひずみがたまりにくい。こうした「非固着地域」は、地震時、逆に滑りの広がりを食い止める「緩衝域」として働くと見られていた。・・・固着域がパッチ状に分布していると推定されていたそのまわりの非固着域の緩衝作用が、なぜ働かなかったのか。一帯が、一つの巨大な固着域のようにふるまいひずみをためていた可能性が指摘されているが説得力のある説はまだ示されていない。謎はまだある。今回のプレート境界の滑りは、最大で20~30メートルとみられる。太平洋プレートが沈み込む速度は年間8センチ。ひずみが3センチ蓄積されたと仮定してもこれほどの距離を滑るエネルギーをためるには、1000年かかる計算になる。西日本のプレート境界のように 100年単位で ひずみが解放されることなく、なぜ蓄積し続けたのだろうか?「今の地震学は『どう起きたのか』を調べている段階で『なぜ起きたのか』には たどり着けていない」と長谷川名誉教授は嘆いている。取っておいた毎日新聞の記事毎日新聞 3月12日想定の宮城県沖地震の規模は「M7.5~8程度」で、今回のM8.8はその約90倍というとてつもないエネルギーだ「想定の震源域に加え、福島~茨城県沖まで連動して破壊されたためこれほど大きい地震になったのでは」(古村教授)毎日新聞 3月13日今回の地震は、10年以内の発生確率が70%、30年以内が99%と想定されていた「宮城県沖地震」ではない。震源が予測域より南東にずれておりマグニチュードも8.8と大きすぎる。プレートの境界が、我々の考えていた通りの構造なのか、もう一度チェックしないといけない。プレート境界があるから地震が起こるとは考えていなかったがこんな大きな地震が起こるとは考えていなかった。震源が浅すぎても、深すぎても巨大な津波とはならない。最も危険な深さは約20キロ。今回の地震は約24キロで、それに近かった。(河田恵昭・関西大教授)宮城県沖地震に加え、他の地震も連動して起きたと見ている。M8.8という数字や余震の広がりを見る限り、宮城県沖から茨城県沖まで南に一気に断層の破壊が広がったと考えられる。04年12月のスマトラ沖地震では1000キロに及ぶ断層破壊が見られたが東北沖ではそういった広範囲の地震は歴史的に起きておらずまったく想定を超える事態だ。なぜ、想定以上に断層破壊が広がったか調べなければいけない。(岡村真・高知大教授)今回は震源が浅く、(津波の)盛り上がりが大きかったのではないか(飯尾能久・京都大防災研究所教授)地殻破壊3連鎖、計6分 専門家、余震拡大に警鐘http://www.asahi.com/science/update/0313/TKY201103130302.html「3回の巨大地震が連続して起きていた。このような複雑な壊れ方は世界的にも極めてまれだ」 気になる動画を記録しておきます。 2011.03.13 気象庁の会見 LIVE中継★動画-http://www.youtube.com/watch?v=onPwJSZUGOA&feature=related気象庁は 13日午後に記者会見を開き、11日午後2時46分に発生した 三陸沖を震源とする東日本巨大地震の規模を示すマグニチュード(M)を、8.8 から9.0に改正したと発表した。当初 通常の地震が起きた時の割れ方の解析をしていたが今回の地震は 通常とは異なりまして、複雑な形で 3回、3つ大きな地震が起こる 連続して発生している連続して複雑な形で破壊をしている事を意識して、もう一度再解析して分かったこのような複雑な形で地震が起こるという事は、極めてまれ 初めてのこと通常の それだけでは説明できない別の波がある事が分かりました。地震の波形を詳細に解析したところ 最初の破壊の波の後に通常にはない2つの波がある。総合して3つの破壊があり 全体を構成している全部を含めて再解析したら 9.0になった。【送料無料】東日本大震災価格:1,470円(税込、送料別)【送料無料】朝日新聞縮刷版東日本大震災価格:1,575円(税込、送料別)