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2024.03.28
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1935(昭和10)年「ぷろふいる」11月号初出。朗読時間約13分。アメリカ帰りの男は恋人殺しで5年の服役を終えエキストラになった。そして某撮影現場で5年前の殺人のシチュエーションと同じセットでしかも殺したはずの彼女が生きていて近づいてくる。彼は錯乱して撮影中に彼女を殺すというのが発端。しかしこれが台本通りでグルグルグル。またまた酒井嘉七ワールドの始まりだ。映画的手法と虚実ないまぜに、彼は逃走し貨物船でアメリカに渡り、え、なんだ、振り出しに戻るのか??これ、ひょっとしてメビウス構成か?読み違えてないか?またもやモヤモヤする酒井嘉七ワールド。攻めすぎてるのか、投げっぱなしジャーマンなんか。ちな、当時のアメリカ帰りは刑務所のことをビッグハウスというらしいことは学んだ。モヤおもろ。







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最終更新日  2024.03.28 16:22:03
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