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カテゴリ:本・朗読
1936(昭和11)年「新青年」1月初出。朗読時間約19分。いやいやいや、楽しみにしてた酒井ワールドからちょっとまともな世界へ戻ったような。一人の女性をめぐる親友との三角関係の話で、女性はどちらも同じくらい好きなんで男性サイドで一人決めてくれて結構と言ったのが発端。主人公は飛行機を使ったゲームに二人を誘いライバルを殺す完全犯罪を企てるが女性は実は死んだ男性のほうが好きで後を追って死んでしまう。そして男もまた犯罪を手記に残し飛行機で自殺を図る。このラストが話の冒頭に展開してるのがらしいの名残りかなぁ。面白いけど物足りません。しかしアマチュア飛行機とは贅沢な世界っす。現代ではこんなゲーム、無理っす。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.29 16:09:57
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