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2024.05.11
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カテゴリ:本・朗読


1929(昭和4)年「文学時代」5月号初出。朗読時間約30分。弟の部屋で見つけた犯罪日記。鼻の形が気に入らない男を殺すために男の部屋の電球に細工をした「火薬を充填した鉛色の爆裂電球」は面白いけど、実際にあった事件を自分の仕業だと妄想して書いてるのか本当に弟の仕業なのか。最近姉の白過ぎる腕が気に入らないと、日記は姉の殺害をほのめかす。話はそこで弟がやってきて「日記は自分の薬袋だ」と言ってあやふやに終わるけど、真相はどうだか。なんか消化不良のグラグラ余韻がキショい。小酒井作品ってこんな感じやったっけ。







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最終更新日  2024.05.11 16:20:54
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