テーマ:ひとりごと(15015)
カテゴリ:雑記・ぼやき・大人の日常
実家から送られてきた北海道土産の箱に なぜかこんなものも入っていた。 うーん、 どう見ても これは おみやげじゃーないな。 + + + 父は本が好きで、そりゃまぁ しょっちゅう本を買う。 実家へ行くたびに 本は増えて そこらに積み上がってるし、 本棚もどんどん増えていた。 引っ越しのときに随分と処分して スッキリしたはずだったけど、 しかしやっぱり読みたいものは次から次へと現れるし そして買ってしまうらしい。 フフン・・・ 読んだものをこちらへ回してくるという 新しいワザを編み出したな。 + + + ここ数年、私はなるべく自分が興味のない本を 読むようにしている。 昔は全く読まなかったビジネス書の類のもの。 興味がないと言いつつも、 それを読んでみようと選ぶ時点で 何らかの興味を抱いているということにはなるのだけど。 はっきり言って 経済や金融、政治には大して関心がない。 関心がないと言いつつも そういうものの中で生きているのだから 知るべきことは たくさんある。 専門家のようになる必要はないけれど 無知というのは、ある意味、不幸だ と何となく思うようになった。 新聞やニュースを見ても 自分の頭に入ってこず ただ通り過ぎていただけの情報も、 知識があれば そのことについて深く考えることが出来るようになるし 難しいと思っていたことも案外簡単に思えてきたりする。 小説もおもしろいし、マンガも楽しい。 物語の中に浸って、登場人物に感情移入し、 心の躍動を一緒に疑似体験して、 読み終わったあと あーおもしろかったと現実に戻る。 そういうのもいい。 しかし、作者が何を描きたかったのか、 主人公が訴えかけるものは何なのか、 これを読んで自分は何を思うのか、 より多くの何かを感じようとすると 自分の中の知識の引き出しが たくさん必要になる。 何気なく書かれているような言葉のひとつにも それに紐付く知識があれば 物語の奥行きはどんどん深まる。 日常生活においても バックグラウンドに厚みのある人は 非常に魅力的だと思う。 物事の判断や考え方にも 知識のあるなしでは大きく差が出るし 着眼点も違ってくる。 人生は単純ではないし、 色んな角度から複合的に物事を見るには たくさんの知識が必要で、 そうやって自分や世の中を見られるようになると 自分の成長を少しずつ感じるし、 そして人生はどんどん楽しくなるような気がする。 大げさかな。 人生を攻略していく、 まさにそんな感じがするのだ。 自分を分厚くするために本を読む。 無数にある本の中で どれを手にするかは もう偶然のようなものだけど、 その偶然を膨大に積み重ねていくと 自分の思う偶然を 選んだり作ったりできるような気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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◆よく見えないけど、1番上のも勝間和代です。
よほどカツマにハマっているのか。 そして勝間さんもどんどん本出しますねー。 名言とお褒めいただきありがとうございます。 どうにかして、このペナペナな私に 厚みを持たせたいと思います。 (2010年10月30日 12時07分00秒)
本が読みたくなりました♪
実業書を手に取りたくなりました♪ (難しいの苦手だけど) 自分を厚くするための本かぁ・・・ ページを進めるのが楽しくなりそうですね ところで猫って そういうときに限って遊びにさそいませんか・・・ 待ってたんだけどっっていう顔して・・・ (2010年10月30日 18時54分55秒)
◆実用書やビジネス書って
知識が直接自分の中に入ってくるのが実感できるので 小説とは違った楽しみ方が出来ると思います。 うん、本を読もうとすると 「何もしてないでしょ?」って お誘いが来ますねー。 じっと読んでる姿がヒマそうに見えるんでしょうかね。 (2010年10月31日 00時19分53秒) |
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