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テーマ:最近観た映画。(40132)
カテゴリ:cinema
しばらく前からずっと観たいと思っていた映画、【インファナルアフェア】をやっと観てきました。
この映画の主役は、大好きなトニー・レオンと、あまり好きではないアンディ・ラウ。 香港映画、って聞いていたのに、インファナルアフェアってタイトルは、イマイチインパクトが薄いな~ と思っていた私ですが、映画が始まってすぐ、重々しい雰囲気の映像と音楽の中で出てきたタイトルは 【無間道】・・・!! これは、仏教で言うところの無間地獄という意味で、生きている間、絶え間なく地獄にいる目にあう。(地獄に生きているのと同じことだ) というような、タイトルで、これは、インパクトありすぎ!!(* ̄∇ ̄*) こっちの方が絶対、内容にあってる!! つまり、いわんとする内容は、この【無間道】というタイトルですべて表されているように、 香港ノワールの伝統をしっかり受け継いだというような、裏社会、仁義、裏切り、友情、殺るか殺られるかのせめぎあい!! ストーリーは マフィアの構成員ラウは、幹部の指示に従い香港警察に入隊。 警察学校在学中のヤンは、優秀な能力を見込まれ、表面上強制退学となり、マフィアに潜入。 それぞれが警察とマフィアの"潜入者"として身分を隠し、10年近く働いていた。 大きな麻薬取引が行われる情報を得た警察は覚せい剤勢力の一斉検挙を目論んでいた。緊張感みなぎる中、 相互に機密情報が漏れ、検挙も取引も失敗。内通者の存在を否定しがたくなった双方は、それぞれ裏切り者探しに乗り出す。 この2つのアイデンティティを持つそれぞれ2人が、自分の本当の身分を隠し、 警察に送り込まれたスパイ(アンチヒーロー)のくせにエリートで優秀な刑事で出世しているラウと、 囮捜査官だけど、任務をまっとうするあまり本当に犯罪を犯し、服役し、 その本当の身分は、自分の上司しか知られていないという、 正しいことをするために、悪の場にいるヤン(トニーレオン)。 この逆転現象の身分が、それぞれに暴かれようとする時に、色々な駆け引きがあり、裏切りがあり、 大どんでん返しの上、さらに、納得のいかない、しかし、こんなこともあるかもしれない、という 現実的なエンディングとなる。 無間地獄ってこんなだろうな~と思わせる重苦しいエンディング。 観てる途中も息がつけない緊迫感。 脚本がいいって、こういうことなのかな?とふと思う。 ハリウッドのFBI、CIAものに比べて、お金はかかってなさそうだけれど、 観終わった後の充実感が全然違って、おもしろい映画だな、と後味が悪いながら感じました。 いい映画だと思います! 暗いけど、オススメ!!星4つです。 【インファナル・アフェア】 しかし、、、、、暗すぎて、重すぎて、、、、、 その後は、気分を変えて【キル・ビル】を♪ 1日は映画の日。久しぶりの2本立てです(* ̄∇ ̄*)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 9, 2004 10:37:40 AM
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