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クラルテ@ ao_6さんへ >もしかしてこの日焼けは畑やけ? -----…
ao_6@ Re:二度目の種蒔きからの気付き ファーマーclarte(09/29) お久しぶりです~。 ipod可愛いですよね♪…

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cnmh

cnmh

Mar 2, 2004
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カテゴリ:cinema
いっやー。
信じられないくらい切なくて官能的でショッキングな映画でした!




主役のイール役の彼。
あの濃い顔とヘアスタイル、ワンセットでキャラ濃すぎ!
まじめに変態なところがすごいエロティック!!

衝撃のラストシーンのあとのエンドロールで音楽が一切流れないところもすごい!
ショック倍増!
なんて理不尽で切なくて、とんでもないの?!
唖然・・・!!


●【仕立て屋の恋】 パトリス・ルコント監督 1989年(フランス)

孤独で無口な仕立て屋のイールは、向かいの部屋に住む魅力的なアリスの姿を1人のぞき見ながら、彼女への想いを募らせてゆく。
アリスは彼を利用すべく徐々に彼を誘惑。彼女の裏切りを感じながらも、彼が貫いた愛の結末は…。

ジョルジュ・シムノンの同名の原作がもつサスペンス性に加え、「究極の愛こそ悲劇的」というテーマにも挑み、心の奥底にずっしり響く作品に仕上がっている。
監督は『髪結いの亭主』『イヴォンヌの香り』など、フランス映画界の巨匠パトリス・ルコント。哀愁あふれるブラームスの四重奏曲、『他人のそら似』のミシェル・ブランの名演技、繊細であでやかな映像美など、見どころ満載の秀作だ。
(Amazon.co.jpより)


雷の日に窓から見詰める男の存在に気付くアリス。
電気もつけずにくらーいお部屋でそっと窓際に立ち、彼女を見詰めるイールの姿、これってストーカーみたい。
雷光で青白い顔と禿げ上がった額がぼんやり浮かび上がるこのシーン、とってもオカルトでこわーいです。

もし、私の向かいの人が私の部屋を見ていて、それに気付いてしまったことを考えたら、私は気持ち悪くてしょうがないと思うんだけれど、
ヒロインのアリスは、彼を利用しようと誘惑にかかる。

このアリスはきっと一般的にいってひどいヤツなんだけど、最後までなんだか憎めない。
奔放で、計算高いのは、女性の特徴なのかな?
本当に女!って感じで、なんだか許してしまう自分も恐い(笑)。

仕立て屋のイールは最後まで、相手を責めず、自分の愛を貫く。
彼女にひどい裏切りを受けたときでも「僕は、君を憎んでないよ。死ぬほど切ないだけだ。」
と言い放ち、自分の愛に自分で責任を持っている。

すごい、心の広い、悟りをもった人だ。

すごく切ない。
究極だなーと思いました。

ショック度 ★★★★★
暗い度   ★★★★
音楽いい度 ★★★★
理不尽度  ★★★★★

私的好み度 ★★★★

ミスティック・リバーの理不尽さよりも、男女の愛の中での理不尽度の方が、まだ身近で考えさせられる気がしました。


暗くて退屈かもしれないけれど、非常に好きです。

ああ。頭から離れません・・・









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Last updated  Feb 27, 2005 05:45:38 PM
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