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カテゴリ:しごと考
「大きな組織って、」
と時々考えるのです。「”最大公約数”なところだ」と。 つまり、だいたいの人が、同条件下で概ね満足していればよし。というところ。 それは、商品にしても、社員の扱いにしてもいえることだと思います。 シェアの大きな企業は、不特定多数の人が使う商品を作るから、 どうしても市場の80%くらいの人が、80点くらいをくれる商品になってしまう。 可もなく、不可もなく、というかね。 だから、お客様の個性とか、お客様ひとりひとりの事情には あまり細かくかまっていられないのです(って言葉は悪いけど。。。) 社員の扱いにしてもそう。 なるべく平等に、 なるべく”世間一般的”に、 というから、 結局だれのニーズをも満たすことができない。 ちなみに私は、子育てしながらも働ける環境がほしかった。 「育児短時間勤務」の期間延長や 育児をサポートしてくれる人がいない中で働いていることを、 もっと、認めてほしかったのだ。 しかしそれも、「社会一般から見れば環境が整っている方だ」ということで、 ”社員の公平性”と”社会一般”を理由に認められなかった。 私は、 子供がいるからといって、決して会社に甘えていたわけではなく、 限られた時間内で、だれよりも密度濃く働いていたと思う。 成果もあげていた。 しかしそれでも、個人の事情も成果も、大組織の中では無意味だった(のだろうか) 大きな組織って、 (ごめんなさい、言い方は悪いけど、) 長いモノに巻かれていられるときはいいけど、 それができない人にとっては、 やっぱり、「かなり」居ごこちの悪いところなのだ・・・・・・ 追伸: でも誤解しないでほしいのは、 それでも私は、 十数年間私を雇ってくれた会社に感謝している、ということ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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