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カテゴリ:これから観劇
上の舞台写真は、地雷商人(カメラマン・大原狩行)。 再演が重ねられている作品です。私は昨年の再演を観ました。 時代と場所が交錯した中で、物語りは進行します。ただ、日本のとある家族、地雷除去活動の話をしている男女、彼らの登場は現実味を帯びています。 それぞれ「作る側」「除去する側」という大きな違いがあり、自宅に設置する者まで出てくる。 地雷を侵入者から身を守るために設置する設定に、自分勝手なエゴ=地雷の図式ができあがっているようです。 そして、無関係の人が地雷を踏んでしまう事実。ここでは非人道的な地雷を避ける方法が語られます。そこで、まさに身を捨てて地雷を取り除こうとする人。 重く厳しいテーマですが、燐光群の役者のひたむきさは、決して観る者に主題を押し付けることはありません。 作・演出・坂手洋二 『だるまさんがころんだ』は、2004年読売演劇大賞選考委員特別賞・優秀演出家賞、鶴屋南北戯曲賞、朝日舞台芸術賞、シアターアーツ誌ベスト舞台・ベストアーティスト 以上を受賞した作品です。 (今年も下北沢ザ・スズナリで上演、その後は沖縄、横浜) (舞台写真画像は掲載の許可を得ておりますので、転載はしないでください) お問合せ:燐光群 ☆えびす組劇場見聞録で、一部『だるまさんがころんだ』に触れました。少々ネタバレありです。 「今を生きる、舞台の息遣い」C・M・スペンサー ☆えびす組のビアトリスが、見聞録で初演について書きました。ネタバレあり。 「立ち上がれ、だるまさん」ビアトリス・ドゥ・ボヌール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.18 10:43:01
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