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カテゴリ:コンサート、舞踏、オペラ
ミュージカル俳優・小西のりゆき一夜限りのソロライブです。
タイトルからわかるように、ビリー・ジョエルの楽曲を中心に行われました。 ビリー・ジョエルと言えば、曲はたいていどこかで耳にしているものですね。そして「歌詞がいいんだよ」とは、彼の作品をよく理解している方々の弁です。 さて、本日のライブでは、ミュージカル俳優以前は英語の教師をしていたという本人から、歌の内容、そしてどうして自分がこの曲を選んだのか、など心のこもった楽しいMCとともに紹介がありました。 全曲英語でしたが、理解して取り込んでから発せられるその言葉は、優しく私たちに語りかけるように届けられます。 ハスキーな歌声からは、人生の先輩としての説得力が感じられ、しみじみと聴きました。 ミュージカル『RENT』のメドレーで始まった第二部。仲間を求め、限られた時間を精一杯生きようとする若者の悲哀を、心地よく聞かせてくれます。 そしてゲストに入絵加奈子を迎えてのデュエット。歌う二人もミュージカルの舞台デビュー作だったという『ミス・サイゴン』からキムとクリスのナンバーです。 その初演の舞台を観た私にとっても感慨深いものがありました。 その後、二人の漫才のようなデュエットに思い切り笑わされました。 ある作品がきっかけで知った一人のミュージカル俳優の音楽活動に、観客として、聴衆として、自分の世界も広がったように思います。 (新宿ミノトール2にて) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.05 18:20:00
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