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カテゴリ:コンサート、舞踏、オペラ
祝!ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝
読売日響&辻井伸行 特別演奏会 <<第1部>> 指揮:下野竜也、管弦楽・読売日本交響楽団 作曲・フンパーディンク、歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲で始まり、 作曲・チャイコフスキー、バレエ音楽「るみ割り人形」から、馴染みのある軽やかな音楽が演奏されました。 そして<<第2部>>では、 作曲・ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18」が、同じく指揮・下野竜也、そしてピアノ演奏が辻井伸行で行われました。 コンクールのファイナルでも演奏された「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」。 辻井さんの演奏をライブで聴くのは初めてでしたが、彼の感情がそのままピアノの音色として伝わってくるようでした。 そして精巧な技術で生み出される音の一つ一つに感動しました。 辻井さんのピアノを演奏する姿を見ていると、鍵盤を見るという作業がないので、彼の想いがそのまま指を伝って音として響いてきている、そんな風に感じられます。 「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」は、テレビでコンクールのリハーサルの様子を見た時、辻井さんが指揮者の息遣いを感じて指揮に合わせるということを知りました。 このオーチャードホールで、私は1階席のかなり後方に座っていたのですが、指揮者の合図となる息遣いが聴こえてきました。 もちろん呼吸はバッチリ。 素晴らしく雄大なラフマニノフを聴かせてくれました。 語りにしても、歌や演奏にしても、発せられるそのものに感情が込められて、初めてその作品として成立し、聴く者に届くのだということを痛感しました。 感動を味わうということは、心を豊かにするのだと思います。 だからこそ、ライブで作品に触れたいという想いから逃れられない気がします。 (オーチャードホールにて) ※コンクールやそのスケジュールについては、HMVのサイトに詳細が記されています。 ☆「ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番、ほか 辻井伸行、佐渡裕&ベルリン・ドイツ交響楽団」(CD+DVD) 試聴できます ☆「川のささやき~辻井伸行サントリーホールLIVE!」DVD この日、アンンコールでも演奏されました。自作の曲です。 ☆「辻井伸行 第13回ヴァン・クライバーン国際コンクール・ライヴ(日本語解説付)」CD 試聴できます ☆「辻井伸行/世界が感動した奇跡のコンクール・ドキュメント」(CD+DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.10 00:19:46
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