ゴーグルブログ：coaching of wheelchair basketball

全617件 (617件中 301-350件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >

• 4.26　鯖江遠征

  4月26日は鯖江で東海北陸ブロックの昨年度のシニア日本選手権チャンピオンチーム「フリーダムパラダイス」、おなじみ富山WBCの若手との練習試合でした。昔からお世話になっている、鯖江の労災病院の作業所の体育館は寒くて大変でしたが、試合はホットでした。結果はフリーダムに2点差で負け、富山には2回やってどちらも負け。課題と成果成果はオフェンスディフェンス共に早い切り替えができたこと。富山の走るバスケに対してワンマン速攻をやられることがほとんどなかった。プレスに対しても3月のゲームではプレスブレーク全くできませんでしたが、アウトナンバーで得点の機会を得た。課題はプレスブレークでフロントにボールが入ってもバックコートの2，3人がボールラインまで引かない富山のディフェンスを破ってフロントに入るまでに時間がかかってしまうこと。ミドルレーンを破られカットインされたり、ハイポストでスクリーンシュートを簡単に与えてしまったこと。パスミスが多くターンノーバーが多い。流れの中でのフリーオフェンスでボールが回らない。ガードが持つ時間が長くなってしまいディフェンスに狙いを絞られてしまった。さて、それを受けて今後の練習で長期的に意識する目標ですが…１．「プレスブレークでシュートを入れられてからも速攻を狙え」→球出しを早くまずはフロントに走るセンターあるいはパワーフォワードとガードにワンパスを出せたら出す。そのチャンスがないなら、サイドに開いた味方にパスしフロントにぼーるを入れる。それもダメなら、バックコートの2人がクロス、ピックをかけあう、あるいはカットインするなど動きながらボールをもらい、球出しにリターンあるいは自分でミートするガードあるいは長身選手にパス。相手のセンターがゴール下にいればバックピックを狙う。フロントまでは従来のシステムで8秒以内にボールが入ることはわかった。ボールラインまで相手が引かない場合、止まったままでボールを受けてしまうと相手のチェアスキルが高いと1対1でピックやクロスにも行けない。ラインを突破できないことになってしまう。なので、常に動くことが大事。ということはディフェンスからオフェンスへの切り替えが大事になってきます。シュートを入れられてからだけでなく、ディフェンスリバからの速攻でもこの原則は大事になる。２．「セフティを作れ」→リバウンドを2人から3人つくりトップとオフサイドの外にいる選手の2名はハリバックする。こうして相手のワンパス速攻を防がないと。３．「ミドルレーンは死守しティーカップディフェンス」→2の続きになるが、1人が自ゴールの3ポイントのトップのポイントまで戻り、もう一人はロングリバに備えてフロントコートのセンターサークル付近に引く。でそのまま戻るがミドルレーンに相手を絶対に入れない様、かたまって戻ることが大事。そして、ティーカップディフェンスを敷く。ゾーンで引きすぎる傾向があるのがJamaneyの弱点。それだけ1対1のスキルがまだまだといことですが…。早く戻ればディフェンスの配置も変更できますが、相手が早いと自分の目の前の相手をクラス１が４を抑えるくらいの技術と気持ちが必要にはなります。ことしの目標である、「ディフェンスを頑張る」というテーマにも合致する大事な課題となります。将来的なプレーモデルとしては「攻撃的なプレスディフェンスチーム」だとコーチ的には思っているので、ティーカップディフェンスはその通過点です。４．「フリーオフェンスの原則を作る」→ガードがボールを止まったまま保持する、あるいはドリブルでパスする相手を探すという場面が多かったので、オフェンスの入り方や狙いを意思統一する必要があります。いずれにしろ、ディフェンスを押し込めず張り出されてインサイドに入れないことが多かったので、まずは1で述べたように、ディフェンスからオフェンスへの切り替えや球運びなどをもっと早くする修正が必要になります。今日、練習に行きたいのですが、職場の歓迎会に参加しなければなりません。残念。よろしくです。練習としては、ハイポイントチームとローに分けて（同数でもハイを少なくしても）、ドリブルなしでワンパスやサイドにパスアウトしてフロントまで球を運ぶ。どちらもカウントプレス。ゴールできなければ、セフティとティーカップを意識して、３ポイントからディフェンス。人が少なければ、土曜日にやった、フロントに一人おいて、ボールを入れた後のバックコートの３対３。ハーフコートではシールも練習できればよいと思います。アウトナンバー（３対２とか３対１でのピック）のオフェンス。アップも縦半分で球なしで１対１とかどうでしょう。センターラインを守り外に弾くことを意識して。３ポイントからスタートしてボールなしで２対２でディフェンスを押し込みペイントに入る練習。ランシューも人が多いので２組に分けて競争する。ミドルシュートも同じように競争で練習。BYゴーグル

  2009.04.28

  コメント(0)

• リーダーのタイプを知る

  月刊ビジネスアスキーという雑誌に面白い記事が載っていました。リーダーとしての自分自身の思考、行動パターンを把握して、4つのタイプに分類するというもの。すなわち、率先垂範タイプのリーダーシップ型：さあ行こう！みんな私の後についてきなさい先遣視察タイプのタグボード型：マーケットはこっちだ！進め～！！改善支援タイプのマネジメント型：意見調整、すり合わせ、根回しはお任せ下さい絶対死守タイプのアンカー型：最後の関門は私！しっかり監視しますの４つ。「FFS理論簡易分析票」を用いてその結果から上記のタイプに分類します。ちなみにゴーグルはマネジメント型、まあ当たってるかなあ・・・。Byゴーグル

  2009.04.17

  コメント(0)

• 信賞必罰

  功績があれば、これを賞し、過ちがあればそれを罰する。それが適切に行われて初めて集団の規律が保たれ、頑張れる。いいことをしても誉められず、よくないことをしても罰せられないのでは、人間は勝手気ままにしたい放題をして、規律も秩序もメチャメチャになる。罰し方には様々な考え方があるのは前の日記、「奉仕活動」に書いたとおり。皆の意見を聞いて、発想を転換することを恐れず、表からを裏から見て、裏のことを表から見る。そして、大所高所に立って、その指導者や代表者が判断すること。大変だ！でも解決できれば凄い！Byゴーグル  

  2009.04.12

  コメント(0)

• 諫言を聞く

  コーチやキャプテン、代表がバスケのクラブを引っ張っていく場合、メンバーの意見を聞きながら勧めていくことは当然のことであるが、その場合大切になるのが、いいことより、悪いことを多く聞くということである。しかし、なかななか悪い話というのは聞こえてこない。誰でも悪い話よりいい話しを聞くことが気持ちはよいのであり、いいことを聞けば喜ぶが、反対では不愉快になるからである。だから皆言い話しか持ってこないということになり、物事の真実が見えなくなることが往々にしてある。できるだけそうした指導者を諫める言葉なり悪い情報なりを集める必要があるということ。そのような情報を皆が出しやすい雰囲気をつくるということが実は大事になってくるのではないか？それを言ってくれるという人とは喜んで逢って話すべきだとゴーグルは思う。by ゴーグル 

  2009.04.12

  コメント(0)

• 人のためになる人

  日本の社会では、自分を犠牲にしてでも組織のために尽くせといわれてきた。それがトップのリーダーの務めのように。しかし、これって結構大変なんだよね。ゴーグルも３年前から職場で中間管理をやってきた。自分がやりたいことを我慢すると常に自己犠牲の意識が付きまとう。それではネガティブなマイナスエネルギーに溢れてしまう。マイナスだとその人がもっている力や可能性が出せなくなる。人のために頑張っている人をみたら、励ましてあげよう、助けてあげよう。彼らは大変なマイナスエネルギーに囲まれている可能性がある。自分がやらなければならないことを我慢せざるを得なくなっているかもしれない。楽しさを感じていないかもしれない。そして逆に、人のためにチームのために頑張っている人に言いたい。「自分のためにまず頑張れ」と。それでプラスのエネルギーを増やそう。ただし自分のためだけになってしまうとそれは、自分勝手ということになってしまう。自分が上手くいくと嬉しいもの。自分のアドバイスや方向付けで自分以外が上手くいく、立ち直った時はちょっと嬉しいでしょ？自分のことのように他人の成功を喜ぶことができれば、自分エネルギーが他人に注入されるのではないだろうか？そしてそれがまた他のメンバーから倍になってかえってくるはず。BYゴーグル

  2009.04.11

  コメント(0)

• 正直になろう

  どんな事情があろうと、いつも正直でいたいと思っている。たとえ、それが人に迷惑をかけた時だとしても。正直に打ち明けてもらったときはその正直さを尊重するし、反省し、問題解決の見込みが立っているなら、その正直さに免じて罰の方法も考えたいと思う。その一つが、何かよいことを眼に見える形で「奉公」してもらうこと。また、もし過去にトラブルを起こして問題になったとしても、やり直してほしいと思うし、その人が言った決意を信じてきた。間違いはおかすもの。その上で、間違いから学んで先に進むべき。二度と立ち上がれないでは困る！この考えは、これからも変わらないと思う。ちょっと甘いなあと思う人がいるかもしれないが、これがゴーグル流。

  2009.04.11

  コメント(1)

• 価値観が違う？？

  スポーツドクター辻秀一さん（何度かこのブログでも紹介済み。車椅子バスケへの造詣も深い）は、人には同じような立場で同じような考え方の人同士で群れやすい習性があるといいます。なぜなら、その方が良い悪い、正しい間違っているとは関係なしに、自分達の考えを確認しあえることで「安心」できるかららしい。バスケでも会社でも同じだよね。 裏を返せば自分と違った立場や考えの人を理解するのが苦手ということにもなる。だからこそ、暗黙のうちに立場が違うと離れてしまいがち。しかし、チームはひとつなのだから目的や理念は同じはず。最初はそれで集まったのだから。その中で、もっと強くなりたい人、もっと上達したいと思っている人、もっと仲間との交流をしたいと思っている人、もっとチームワークを良くしたいと思っている人、もっと円滑に大会運営を行いたいと思っている人は、他の立場の違う人とも積極的にコミュニケーションをとろうとすべきではないだろうか？なぜなら立場の違いや考え方の違いに眼をむけ、話を聞くことで新しい可能性が生まれるかもしれないから。立場や考え方が良い悪いではなく、違うだけだということを気づくこと。お互いがあら探しをして、仲間うちで愚痴っているだけでは、何の成長も望めない。良い部分は見習い、悪い部分はお互いに修正しあい、気持ちをひとつにすれば今よりもっと素晴らしいチーム力が発揮できるはず。これは辻さんの著書「弱さを強さに変えるセルフコーチング」の受け売りですが、身にしみる言葉だなあと思うのです。by ゴーグル

  2009.04.11

  コメント(0)

• 子どもから学ぶ

  ゴーグルには３人姉妹の子どもがいる。たまに車椅子バスケに遊びに来る。小さいときは自宅前の道路でバスケ車が三輪車代わりだった。子ども達というのは何でも遊び道具に変えてしまう。車椅子をガーっと押してもらって風を切るスピード感、自在に曲がる感覚、バスケ車のスタイル等々結構お気に入りらしい。子ども達が示す、「笑い」「好奇心」「素直さ」「想像力」「自然さ」にはびっくりする。例えば、ゴーグルが尊敬し色々と教えてもらうことが多い、ジュニアサッカーコーチをしている車椅子バスケプレーヤー「前学生さん」から聞くサッカー少年達は実に輝いている。素直で、喜び、笑い、好奇心、感謝を示しているなあと思う。その話しをしている前学生さんの眼も輝いている。実に楽しそうにしている。そして、車椅子バスケの戦術やチームの将来の夢やチームメイトについて語るときも同じ眼になっていると思うのはゴーグルだけだろうか？子どもは多くのことを教えてくれる。そして、チームの仲間も同じではないだろうか？子供のように笑いながら、素直に、自然に皆が接し、信頼し感謝しあってきた。それがジャマネエの原点だと思うし、ゴーグルが考えるいつでも忘れずにいたい「ジャマネエ心のチームルール」であります。Byゴーグル

  2009.04.11

  コメント(0)

• ペナルティ

  何かミスをする。あるいはチームのルールや理念に反する行為をした。これに対して、何かしらの罰やペナルティを課すというのは良くある手。逆に何かその人にチームのために良いことをしてもらう。チームに奉仕してもらうというペナルティもありではないか。何かを「与えてもらう」努力をすることで、『最終的にそのチームから、その努力の見返りが泉のように噴き出てくる』（パットライリー：NBAレイカーズやヒートを率いた名将）罰というマイナスよりも与えるプラスの行動で本当のチームワークが生まれるかもしれない。Byゴーグル

  2009.04.10

  コメント(0)

• 上手くいかないことは良いこと？

  思い描いたプレーができない、シュートが入らないなどバスケそのもののプレーはもちろん、選手が集まらない、チームが思い描いたとおりにまとまってくれない等々、バスケのコーチを長くやっていると、ほとんどが自分のイメージ通りに行かないことばかり。失敗の連続である。その最たるものが前の石川WBCが瓦解してしまったことになるのだが…。そして、その結果を『あいつのせいだとか、なぜ俺の言う通りにしてくれない、いやいや自分が悪いんだ、最低だ…』などと他者や自分を責めたりする。今に全力を尽くすために行動するしかないのにね。IBMの創始者は「成功するためには2倍の失敗をすることだ」と言っていたそうだし、MJも「失敗を重ねてきたからこそ今の成功した自分がある」と引退会見で述べていた。失敗や上手くいかないことを冷静に振り返り、反省ではなく、前向きに学んでいきたいなあと思います。「コーチングのミス繰り返し日本一」の記録を持っているという自信がある、ゴーグルでした。

  2009.04.10

  コメント(0)

• Attention

  車椅子バスケは選手やコーチ・マネジャーといった直接的なメンバーを有する「小さなチーム」をはじめとして、大会ボランティア、選手の家族・友人、バスケ協会、TOの高校、審判、クラス分け、体育館関係者、行政等々多くの人たちが「大きなチーム」となって組織で行われる。このようにバスケに直接携わるものと支えてくださる方々との協同作業で初めてバスケができる。大会に参加できる。ただし、黙っていてサポートしてくださる方が動いてくれるわけではない。サポートしてくれる方への気配りの大切さは今更言うまでもないし、そして、そのサポーターとの折衝や大会参加の手はずを整える「小さなチーム」の裏方的役割が必ず必要になる。その裏方的役割の人、まとめ役の人への気配りを「小さなチーム」のメンバーは絶対に忘れてはならない。逆にまとめ役もメンバーの意見や考え方を柔軟に取り入れる懐の深さと柔軟性、辛抱強さが必要となる。お互いが自己中心で、わがままであってはチームはまとまらない。お互いがトラブルメーカーとなるだけである。byゴーグル

  2009.04.09

  コメント(0)

• あいの風杯　結果

  あいの風杯があった魚津から今、帰ってきました。結果は、千葉ホークスに24-95、高崎マジックに20から30点‐70で2連敗後、富山の健常学生チームに57－11で勝ち、1勝2敗という成績。成績だけ書くと、なんだかショボイのですが、過程を見ると、よいプレーと出来なかったプレーがハッキリでた大会でした。まずよかったこと。練習したプレスブレークがそのまま表現できました。若手主体とは言え、チェアスキルに遥かに勝る千葉相手にフロントへボールを運べたばかりでなく、アウトナンバーできたプレーが何度かありました。その結果、ボールラインまでディフェンスを引かすことができ、最終的にシュートが入らなかったことと、ディフェンスが甘く、相手に高確率でペイント内やハイポでシュートを決められました。しかし、プレスを何度かブレークできたことは選手にとってもコーチとしても自信になりました。練習の成果がでて、負けましたが成果のあったゲーム。さて、問題は高崎マジック戦で・・・相手に速く引かれてゾーン気味に守られた時、選手同士の意図が噛み合わず、ミドルが入らなかったこともあって、ディフェンスはまだ頑張ったのですが、やはり相手のシュート率が高い、そして、ワンマン速攻で走られまくりました。アップは特に二日目、いつもよりは皆動いたのですが、出だしが走れなかった。バタバタと点を取られて、ドンヨリした雰囲気にオンザコートもベンチもなってしまいました。いろんな原因が考えられますが、Jamaneyは速攻やオールコートオフェンスのようはスペースのあるプレーは得意だけど、スペースがなくなるハーフコートオフェンスは、思い切り選手が動けていない。迷いがプレーに感じられてしまう。オフェンスの入り方、エントリーを決める。または、フリーランスの原則を決める。つまり、ポジションを決めてその位置から始まるパスや人の動き決める、そして、原則なので、クラスやスピードのミスマッチやディフェンススキルのミスマッチ、高さのミスマッチを1対1や2対2で見つけて、そこを狙っていき流れでディフェンスにはいる。後、ディフェンスもペイント付近で相手を離しすぎるので自由に動かれて押し込まれてしまう。競り合いでよいポジションをとる、外に弾く、スイッチを速く、ボールプレッシャーを鋭くといったディフェンスの基本をもう一度頑張る。切り替えの練習も大事。ゲーム形式の練習にこれらの原則やエントリーを入れる。ディフェンスは張り出しお互いにプレッシャーをかける。球運びと戻りを速くする。そして、シュートは個人で本数を打ってもらう。アップで動きのなかで取り入れて、対人で行うことも必要。以上、覚書のように、思いついたことを書きました。後でじっくり考えます。BYゴーグル

  2009.03.22

  コメント(1)

• 「あいの風」大会　対千葉ホークスの戦術

  約1ヶ月ぶりの更新です。年度末となり、仕事も忙しさを増してます。さて、明日、Jamaney石川は魚津市で富山WBCが主催する「あいの風」大会に参加します。今年最初の公式戦。ゴーグルは久しぶりにこの1ヶ月程チームを結構見ることができました。選手とも良く話しができた。今もてる力を十二分に発揮させて、今年はやれるぞという気持ちを選手に抱いてもらうことがコーチとしての目標です。1回戦の相手は千葉ホークス、日本一に何度もなっている超強豪チーム。テーマは１．アップをしっかりやる２．守備への切り替えを早くする３．プレスブレークです。彼我の戦力分析をするにはメンバーがハッキリしないのでスカウティングが困難な状態。全員が来るわけではないとの情報は得たのですが・・・いずれにしろ、ランニングバスケが得意なとにかく走るチーム。個人スキル、経験共にはるかに千葉が上。さて、テーマですが １．いつもJamaneyはアップがしっかり出来ない。これまでは選手に任せていましたが、なんとなくゲームに入って思ったプレーが出来ていない。1時間前から自分のペースで準備に入り、ゲーム前のアップの後、冷静にゲームに入っていけるような、フィジカルだけでなくメンタルな準備の重要性を認識してもらいたいと思っています。２．ジャマネエがハーフコートのティーカップディフェンスから得点できて、相手の得意な速攻を許さず、遅攻させることができるかが最初のテーマ。インサイドの高さは負けていないのでオフェンスリバにもトライしていきますが、バックピックをかけれらる可能性大。速く戻ることを優先したほうがよさそうです。セフティの意識、戻るときのヘルプラインの意識とセンターからのカットインをさせないこと。バックピックされた時のボックスでの守りとピックされ遅れる選手はボールを追いかけるというルールの徹底。３．もし、これで競った展開に持ち込めれば・・・もしくは千葉が最初は様子観をしても、より自分達のリズムでゲームをしようとするために、必ずフルコートプレスディフェンスを仕掛けてくるはず。 これにたいして、練習した選手の配置と戦術、つまり、チームでNo.1とNo.2のPGとPFがフロントへ走る。クラス２または１が、4.5点の切断センターにボールをすばやく入れる。これを出来るだけ速く正確に、相手にピックアップされる前に行うことが大事。相手のスキルが高いので、一瞬の切り替えに集中しないとつかまったらフロントへ進めないことが予想されます。センターにボールが入れば、カウンターでバックコートに戻る、PGにパスしドライブさせ、またはフロントのPFにパスし、ボールをフロントへ入れるのが最初の鍵。そして、バックコートに残るセンターをフロントへ入れるために、クラス１や２がピックをかけて一瞬フリーにさせる。球出しした選手はセフティ気味に残り、センターがPGやPFにパスできないときにリターンをもらう。センターがフロントまでカットできるかが2つ目の鍵で、動きが止まるので困難かもしれません。最終的にフロントの2人が2対2で勝負しなければならない場面も出てくると予想されますが、スペースを生かしてピック＆ロール等の2メンプレーで勝負！プレスブレークの練習に協力していただいた、富山WBCのメンバーのためにも、過程と結果にもこだわりたい。さて、どうなるか？？Byゴーグル  

  2009.03.20

  コメント(0)

• 車椅子バスケコーチングの目的～フィルジャクソンから学ぶ～

  ”目的は旅の中にあり、喜びは旅の途中にある”レイカーズのコーチ、フィルジャクソンの言葉Number誌での宮地陽子さんが紹介している。結果より過程が大事であるとの名言。この言葉の後に、”だから旅を終えた後には脱力してしまう”と続く。ゲームでのコーチングという旅が終わってしまうと、勝ち負けに関わらず、疲れがどっと出るだけでなく、寂しさや達成感も入り混じって、力が抜けてしまう。確かにそんなことが多い。ゴーグルも石川WBC→東海北陸ブロック選抜”ブラックバード”→Jamaneyと3つのチームのコーチングの旅をしてきた。勝てばもちろん嬉しいのだけど、それよりもその結果だけでなく、チームメンバーとの交流、本当に心が通い合えたと感じるときに喜びがあったなあ～と、この記事を読んで実感している。勝利ではなく、そのような体験をすることこそが、コーチングの旅における、ゴーグルのコーチとしての目的になっているのかもしれない。ｂｙゴーグル

  2009.02.22

  コメント(0)

• ビデオ撮り

  昨晩の練習後、ゲームではなく、練習のビデオを撮ってチェックしようという話になりました。個人競技というのはボディイメージや聴覚視覚が自分と対象だけなので、知覚しやすい。フィードバックがしやすい。集団競技である車椅子バスケは自分と他人（敵味方も含めて）、そして自分の体ではない、車椅子という物的環境との相互関係でプレーを知覚しなければならない。したがって、イメージングには慣れが必要だし、コーチがフィードバックしても、選手自身とコーチお互いの頭に浮かんだ絵にズレが生じている可能性がある。それを練習で埋めるのが動画かもしれない。代表が前の日記でコメントしてくれているように、様々な位置から撮った映像で自分達のプレーをその場ですぐチェックして、ディスカッションする。そして、さらにバスケの作戦盤やホワイトボードで補強する。そうやってチームプレーが研ぎ澄まされてくるはず。前のチームでもやろうやろうという気持ちはあったのですが、結局やれなかった方法。有効だと思うので、早速火曜日の練習から採用できるよう準備します。最終的には動画を見なくても、「山」ということを言えば全員が「川」という同じ答えや絵をイメージできて、コンセンサスを得られるようになることが大事です。でないと、実際のゲームの短いタイムアウトやハーフタイムでの修正ができるはずがない・・というわけです。BYゴーグル

  2009.02.22

  コメント(0)

• ４対２あるいは３対１：状況判断とアウトナンバーの攻め、ピック

  今日の練習、代表から以前提案のあった、ピックやスクリーンを使って、数的優位のオフェンスに有利な状態を創り攻める練習、パッサーとのタイミングをとり、お互いのコンビを高めるという意味もある。よかったですね。後は、オフェンスの開始ポイントをより実践的にするには3ポイントからはじめる、3対1から3対2、3対3という対等な人数にしていく。さらにその後、バリバリのJAPAN代表選手、徹也を迎えて、3点以上のハイポイント3人と、ローポインター5人の3対5ゲーム。最初はアウトナンバーを生かせなかったけど、徐々によい攻めをしていた。落ち着いて攻めきれないときは、ポイントに戻し、逆サイドにスイング、あるいはリターンパス、インサイドへのフラッシュカットに対してパス等が出来ていた。ハイポインターはカバーが早いのでさらに、望むことは、シュートフェイクやパスフェイクで相手を釣る動き、あるいは、スキップパス。DEFリバからの速攻の走りだしをもっと速くかな？バスケはバスケをすることによって上達する。練習のための練習にならないように・・・。テーマを決めて、繰り返し、対人練習を行い、その場面を通じて個人スキルを磨き、足りないところは自分で考えて練習していく。どうやって、1対0や2対1、3対2といったアウトナンバーを作っていくのか？常に考えて、なぜこうなるのか、どうすれば良くなるのか？状況判断が大事大事！ｂｙゴーグル

  2009.02.21

  コメント(2)

• 状況判断の練習：ニューヨーク

  『ニューヨーク』１． ３メン一往復　２．３on２→３on３　３．３on３フルコートプレス（ノーマル３on３）Jamaneyに必要な切り替えとプレスブレークの練習。以前にも紹介した練習。【方法】１．クリスクロス～３線速攻（縦パス１回、２回）２．帰りのシューターは壁にタッチしてから戻る。残りの２人はボールを見ながらスプリントバック。あるいはリバウンダーにワンチェックし、パス出しを遅くする、戻ったら平行で守る、縦でまもる、ボールに出る振りをして戻る、シュート力やよりチェアスキルやパスレシーブ能力が低い選手にパスをわざと出させるような位置取りを取る等の駆け引きをして、相手の速攻を遅らせて、味方が戻る時間を作る。ピストンの動きでボールに常にプレッシャーをかける。遅れて戻る選手は全力を出すことはもちろんだが、視野を広くし、味方と声で連絡を取り合い、人につくのか、スペースを埋めてヘルプするのか判断することが重要。シュートされたボールは、そのまま次の３人組が拾い、速攻。ワンマンでも３線でも形は問わない。エンドラインから出す必要はない。オフェンスは３on２で攻めきることが目標。３．シュートが入ればエンドラインから、入らなければディフェンスリバウンドからフルコートの３on３をどちらかのチームがシュートを入れるまで行う。あるいは、ボールマンにプレス、他の2人はハーフからオフェンスを捕まえる。もしくは3ポイントやフリースローレーンまで戻りティーカップディフェンスをする。【備考】最後の３on３でシュートを入れられたチームはオフェンスをもう一度継続。選手の組み合わせは、身長やクラス、スキルを出来るだけ対等にする。 

  2009.02.21

  コメント(0)

• 攻守の切り替えアップその１　パス回し

  『パス回し』 4対1とか3対2でパス回し。決められたエリアから出たら、オフェンスの誰かがボールに車椅子のどこでもよいから触ればセーフ、元の場所にすぐ戻ってパス回し。ディフェンスが先に触れば、ストップ。オフェンスの誰かと交代。攻守の切り替え、特にターンノーバーからをイメージしてもらえれば良いと思います。オフェンスからディフェンスその逆も当然イメージ可能なはず。この練習のポイントは、パスミスしてもOKなこと。パスの練習ではなく、そのミスを取り返す動きができるかどうか？そうやってチーム全体でボールを奪い返してまたパス回しを続ける。逆にディフェンスは奪えば速攻で攻められる可能性がでてくる。もう一つ考え付きましたが、それは本日の練習で！Byゴーグル

  2009.02.14

  コメント(0)

• 切り替え

  富山とのゲームを経てやるべきこと間違いなく、切り替えの早さを身に着けることバスケは100mダッシュとは違うので、最初の1プッシュを相手より早くできれば、判断を早くできれば、ホイールポジション、リムポジションを取れる。このポジを取れれば、相手がより速く、パワーがあってもゲームになる。ブルスパ前座では縦の動きを強調しすぎたかな？横に相手を引っ張る、自陣に戻るように引っ張ることで真ん中にスペースを創る。オールコートの展開はある程度形が必要だろう。ディフェンスもポジションを決めて守れる自信をつけていく。オフェンスは、様々な組み合わせで、色々なコンビを創っていくのがよいだろうというのは前のブログで書いたとおりです。切り替えのドリルの例も紹介していきます。ゴーグル

  2009.02.11

  コメント(3)

• 「イビチャオシム　監督を語る」

    Number722号の特集である。その中でオシムは、「私の哲学はチームをこの手で作ることだ。むやみに選手を買い集めて、人工的な即席チームを作るのではない。彼らと練習を重ね、成長を促す。そこが面白いし、時間をかける価値がある。他の監督は一人、二人の選手を買って、その力ですぐに結果を得ようとするが、私はそうしたことに興味はない」 　もちろん、サッカーとバスケは違うし、プロのしかもトップもトップの監督の考え方がそのままJamaneyに応用できるわけではない。事実、ゴーグルはオシムの最後のフレーズ、「そうしたものに興味はない」と言い切れない。すぐに、能力の高い選手だけを集めて、そのプレーの成熟度を上げて、簡単に（それでも簡単ではないのだが・・）結果を得ようという考えが、ムクムクとすぐにアタマをもたげてくる。その手法は、石川ＷＢＣで実は失敗したにも係わらずである。　車椅子バスケというのは健常スポーツと違い、クラスの差というのがある程度ある。Jamaneyのメンバーもそうである。強いチームと弱いチーム、つまりジャマネエといわば、「ジャマアリ」を作ってしまうと･･･これは練習にならなくなる。ジャマアリのチームはモチベーションはさっぱり上がらないという弊害も出る。ジャマネエのほうは能力に差がありすぎるとこれもまったく練習にならない。だから、否応なしにチームはどちらも出来るだけ均等な能力にしないと練習にならないし、面白くない！楽しくない！『楽しさを忘れずに、かつ楽しみも求める。』これも実はある選手が何気なく話してくれた言葉。贅沢かもしれないがそれを目指すべきではないか？そして、さらに、大切なのは、ゲームは練習でやったことを表現する場であること。練習で、能力の等しいチームを様々な組み合わせで創ってやっているのだから、その組み合わせでゲームをしないと・・・。そして、そのような練習をして、とにかく、経験の少ない、スキルがまだまだ足りない選手（まあ、皆完璧ではないのだから全員かもしれませんが・・・）の能力を引き上げれば、引き上げるほど、様々な組み合わせが楽しめるはず。また、チーム構成で組んでもらいたい選手同士、上手くコンビネーションが取れていない選手をあえて組ますなど、様々な工夫はしなければならない。それこそが監督あるいはヘッドコーチの仕事なのだろう。BY ゴーグル

  2009.02.09

  コメント(0)

• 「Jamaney AとJamaney A？？」

  これは、ある選手が教えてくれた言葉。普通はAとBと表現する。それではこのAとAの意味は･･･スターターとか、シックスメンとか、若手とかベテランとか、初心者とか経験者とか、クラス１とかクラス４とか区別しない。"皆が同じ方向を向くようにする。" "全員が必要。"つまり、誰がゲームに出ても機能するようにする。そのために、様々な組み合わせで2対2から5対5をやる。上手くミックスする必要がある。その上で、個人個人の役割が決まっていくと考えている･･･。だけど、目指すところは全ての選手がオールラウンドにプレーできるチーム。オールコートで高い位置から攻撃的なディフェンスが仕掛けることが出来るチーム。 By　ゴーグル

  2009.02.09

  コメント(0)

• ブルスパ前座試合～信なくば立たず・一樹百穫なるものは人なり～

  昨日はブルースパークス石川の前座試合として、富山チームとゲーム。初めて、フルメンバー11人がベンチ入りした集まったゲームでした！試合前のアップやプレスに対してどうするかという戦術的問題が改めて明らかになったことは有益でした。試合後、代表や、他のメンバーとも久々に話し込めたし。ただ、楽しさをわすれず、あきらめずに一生懸命やるのだジャマネエだと思っているので、それが表現できなかった、観衆にアピールできなかったのが残念でしたね。ゴーグルもなんとなく体調不良で・・反省です。昨晩NHKの夜の番組「カンゴロンゴ」を観ました。そこで出た言葉、　「信なくば立たず」　【論語】（信頼というものがなければ何事も立ち行かない）ジャマネエのコーチとして、皆の信頼を得なければゴーグルの言うことは空論となります。できる限りのことを一生けん命やること。その姿を皆に見てもらい、コーチとしてふさわしいのか自ずと皆の評価がでるはず。信頼を得ることを忘れないことが大事だなあとおもったのです。また、以前同じ番組で、[　一樹百穫なるものは人なり [いちじゅひゃっかくなるものはひとなり。] 「一樹百穫なるものは人なり」は「長期的で最大の利益を生み出すのは、人間を育てることだ」という意味です。出典は『管子』です。古代中国の戦国時代(前403～前221)は、国どうしが存亡をかけてしのぎを削る厳しい競争の時代でした。『管子』では、「富国強兵」の秘訣を、短期的スパンと長期的スパンに分けて、次のように述べています。「一年計画なら穀物を植えるのがベスト。十年計画なら木を植えるのがベスト。生涯の長さで計画をたてるなら人材を育てるのがベスト。一回種をまいて一回の収穫があるのは、穀物である。一回植樹して十倍の収穫があるのは、樹木である。一回育てて百倍の収穫があるのは、人材である」(一年之計、莫如樹穀。十年之計、莫如樹木。終身之計、莫如樹人。一樹一穫者、穀也。一樹十穫者、木也。一樹百穫者、人也。)米や麦は、春に種をまくと、秋に確実に収穫できますが、収穫は一回だけです。樹木は一度植えれば、その後、毎年、果実を収穫したり、落ち葉や下枝を燃料にできます。人材を育てるのは手間がかかりますが、長い目で見れば利益も一番大きい──という意味です。これも大切。短期的な勝利や、戦術、戦略を追いももとめて、結果がでても、長続きしない。いぜんの石川WBCが残念ながらそのとおりになってしまいました。バスケを通じて人を育てる。これこそが、コーチングだと、改めて認識しました。それではBYゴーグル

  2009.02.09

  コメント(0)

• お久しぶり

  謹賀新年後、更新していませんね。さて、練習参加は相変わらず月に3,4回。これではいかん！仕事は相変わらずです。それでもインプットは忘れてませんよ。メンバーも増えたし、チームの目標が決まればいつでも発進OK！様々な目標のパターンに対応可能です。早くキックオフミーティングで皆でチームの方向性を決めましょう、と思っているのです。By　ゴーグル

  2009.01.31

  コメント(3)

• 謹賀新年！でも・・腰が・・

  あけましておめでとうございます！本年も”ゴーグルブログ”よろしくです。と、張り切っていたら、昨日、座っていて腰を何気にひねった途端にギクッという脊椎と仙骨がずれた感覚。3年前位にやったぎっくり腰の軽い奴です。無理して、夕方娘達の期待に答え、フォーラスに初売り買いだし。ゴーグルは下のスタバで、お茶してただけですがこれでさらに悪化・・。一晩寝て何とか腰を曲げてペンギンのように歩けば何とか大丈夫ですが、さてさて、明日の仕事始めはやばいなあ・・。というわけで、なんともさえない新年となりましたが、警告と思い、気を引き締めていこうと思います。Jamaney石川のために、そして自分自身のためにコーチゴーグルやります！byゴーグル

  2009.01.04

  コメント(5)

• 今年も終わり

  2008年が終わります。石川WBCからJamaney石川にチームが2007年4月に変わり、2年目。チームが正直どうなるか・・心配もありましたが、代表をはじめとする皆の考え方が本当にしっかりしていた。ブレなかった。「楽しむ」ということを忘れずに少しずつ「強く上手く」なっていった。コーチゴーグルはどうだったか？昨年よりは練習に参加できた。しかし、「参加」したというだけで、総監督的な立場には変わりなかった。それが今のチームにはフィットしたのだという気もするが・・・貢献できていないなあと思う。来年はより皆に信頼を得て、コーチの仕事ができるような「時間」を創っていきたい。と思うのです。それでは皆様よいお年をお迎えください。ゴーグル

  2008.12.31

  コメント(2)

• ワフカ！

  しばらく間が空きましたね。さて、ワフカの報告、遅ればせながら･･･。クラス分けは台湾の医師、林さんと陳さん、そしてJWBFクラス分け部副部長の板部さんと私の4人。台湾にはバスケチームはわずか6チーム。T.Oにクラシファイヤーが入ることもないとのこと。IWBFのマニュアルはHPからダウンロードしていましたが、講習会等で学んだことはないとのこと。それにしては、持ち点とその評価を聞くと、妥当な回答が出るわ出るわ。正直、想像以上でした。聞くと、卓球のクラス分けをやっていて、よく似ているとのこと。来年、豪州へ行って、ドンペリマンに習ってくるそうなので、もっともっと伸びるでしょう。そうそう、最終日の最終戦、観客が沢山いたのだけど、地元の子どもから、パンパン叩く、空気を入れた棒（名前が出ません！）にサインを求められました。クラシファイヤーが観客にサインするのは、初めてのはず！ちょっとプチ自慢でした。ｂｙゴーグル

  2008.12.20

  コメント(0)

• WAFCA！

  木曜日から来週月曜まで、WAFCA（NPO法人のアジア車椅子交流センター）のバスケ大会が台湾、台北市であります。昨年は北京で同大会があり参加。今年は愛知の板部氏と共に再び参加します。韓国ナショナルチーム、台湾2チームと東海北陸選抜のクラス分け業務です。先週に引き続き遠征となり、チーム練習に参加できずうーんという感じです。長野で盛り上がった試合の結果を直接聞きたいのだけど・・・残念！いつもコメントをくれる素人さんのモチベーションの高さが皆に少しずつポジティブな影響を与えているようです。かくゆうゴーグルもその一人です。来週の火曜日まで練習参加できませんが優しく迎えてくださいね。ジャマネエの皆さん。ところで、カナダのパットアンダーソンは先週の北九州チャンピオンズカップで引退だそうです。スレッジホッケーで痛めたという腰の調子を公式練習で転倒し悪化させていたとは思えない本番のパフォーマンスでした。とまれる曲がれるはずのないスピードでフェイントをかけてカットインする。ドライブインする。ほぼホイールポジションで押さえていたディフェンスを弾き飛ばしてペイントに入る。ゴール下からカットインする味方の真後ろからピンポイントでワンパスを相手のゴール下付近まで飛ばす。世界一速いといわれているらしい、SWEの3点ガードとよーいドンで走り負けない。最後にほぼ最大のパフォーマンスを眼に焼き付けることが出来て幸福でした。クラス分けで車椅子も思い切り触って挨拶もしたし。あとは「Fun」楽しむバスケにするとのこと。もったいないね。次はミュージシャンになるそうです。宿舎のHOTELでもピアノを朝弾いていたのが印象的でした。腕前は・・・秘密にしておきましょう（笑）。そのほか、豪州のサックスの話しもありますがこれは、不特定多数の人にブログではちょっと、という内容なので、直接ジャマネエの皆さんに披露しますね。それでは台北、行ってきます！By　ゴーグル

  2008.12.02

  コメント(2)

• オフシーズンとレストの違い

  北九州チャンピオンズカップでのクラス分け業務が終了した。その合間に、尊敬する2人のプレーヤー岩野さんとシンペーさんと話をする機会を得た。ご存知のように岩野さんは豪州で、シンペーさんは米国でプレーした経験を持っている。日本人は1年中バスケをやっているという話が出た。また、バスケ人口の多さはアメリカはわからないが、他国と比べて圧倒的に日本は多いという話も前日に、徳さん（日本のクラシファイヤーの草分け的大先輩でJAPAN女子のアシスタントコーチ）からも聞いていた。豪州や米国はオフシーズンがあるのだそうだ。ところがオフと言ってもレスト、つまり休み、休息とは違うのだという。バスケは遊び的に続けるし、トレーニングもする。人が集まればスクリメージといって、ゲーム形式で楽しむ。他のスポーツを楽しむ人もいる。集中して練習するかしないか。集中してプレーするかしないか？の違いがオンシーズンとオフシーズンの違いであり、レストするのとはオフは全く異なるのだそうだ。日本人は1年中集中してやっている。下手したら2ヶ月に1回位ゲームがある。気が抜けない。これは逆に怪我をしやすい。さらにシンペーさんは練習環境のことも嘆いていた。シンペーさんは都会のチームなので練習場所まで行くのに渋滞を抜けてやっと着くということもあるのだそうだ。イライラして練習するどころではないメンタル状態ではリラックスできないと嘆いていた。その点、岩野さんが所属する豪州のチームの練習場所の環境は緑に囲まれオフシーズンも皆でバスケやった後、バーベキューをしたりなんてことも出来るし、逆に別に皆が仲良しで常に一緒にいるわけでなく練習が終わったらハイサヨナラということも多いのだそうだ。これは意外だったかな？我々のホームタウン金沢は田舎なのでその点、恵まれてるね。日本は仲良しチームが多い。だから自立できないとも指摘されていた。ジャマネエもオンとオフに分けて、オンシーズンに集中して練習とゲームを組むという風にしたら良いかも。オフにはスキーを楽しむのも良いと思う。3月から10月末までがオンで11月から2月まではオフとか…ね。そうそう、岩野さんとパラキャンの話もしました。大会をくっつけるも良いけど、その前後に講習会のようなキャンプをやることもできるという話です。メルアドゲットしましたので、選手のみなさんには後ほど伝えます。Byゴーグル

  2008.12.01

  コメント(4)

• チャンピオンズカップ終了

  東海北陸、ブロック選抜優勝でした。大島選手が抜けてリズムを崩し追いつかれたようですが。チャンピオンズカップはトルコとカナダが決勝。ゴーグルは前半まで観ました。パットはやはり凄い！異次元のプレーです。ボールをキープしながらあの細かく漕ぐ技術。トップスピードでの車椅子の制御。スコアは確か一点差でカナダでしたがどうなったか…国際試合を三試合TOでカードコントロールしましたが、交代が特に豪チームは多かった。全ての選手にチャンスを与えている感じでした。北京パラの金メダルコーチさすがの采配でした。

  2008.11.30

  コメント(0)

• 決勝進出！

  東海北陸選抜チーム、決勝進出決定です。今朝行われた近畿との準決勝は60点台代を取り、相手を30台に押さえる完勝。第1Qは15対15の緊迫した展開。近畿の切断センター横江選手がゴール下で、1点の柏木がミドルで決めれぱ、東海は大島、カズ白でいれかえす。2Qの出だしがポイントでした。東海が速攻で本連続で決め、ディフェンスでハーフでプレスし3Qを含め、4点に押さえて勝負あり。近畿はタイムや選手交代のタイミングに課題が残したゲーム。選手層の厚さで東海が勝っていただけに、競った展開にもちこみたかったでくょう。決勝東京

  2008.11.29

  コメント(0)

• ブロック選抜

  東海北陸選抜、中国選抜に快勝でした、61対36。明日は近畿。多分勝ってくれるはず。東京と関東はいい勝負かも。 ゴーグル

  2008.11.28

  コメント(1)

• 北九州チャンピオンズカップ

  クラス分けで来てます。マックスとヨーロッパチャンピオン、トルコのガラタサライクラブが対戦しました。46対83完敗でした。相手はプロチームです。ナイキのJUSTdoit!に出てたスコット、豪の切断ジャスティン、スウェーデンの3点ガードなどの多国籍代表選手軍。マックスが速攻で押し込まれ、レオはローボインターにファウルラインのたかさで一旦弾かれるのでゴール下への戻りが遅れる。そのあいだにセンターにポジションを取られる。または切断中沢選手が1点二枚でバックピックを掛けられ、3対4で攻めきられる。凄かった…。ゴーグル

  2008.11.28

  コメント(1)

• 今日は･･･

  ジャマネエの100点ゲームの日・・ゴーグルは急用が入り参加は？？？昨晩は忘年会、た～くさん飲んだ選手もいるので今日は大変でしょう！ちなみにゴーグルは会場へ行くバスを乗り間違え1時間遅れでした（笑）。佐古選手の話をしましたが、アイシンでまだ（失礼）現役なんですね！凄い！数年前膝を痛めて、車椅子バスケも少しやっていたという話しも聞きましたが、ランニングバスケやってるんですね。昨晩は、期待の新人候補生「ナベアツ」君も、本当に久々に顔を見せてくれました。大学卒業後、院に進むとのこと。一緒に練習できる日が楽しみです。Byゴーグル

  2008.11.24

  コメント(3)

• １点は死に役だった！？

  http://www.itplanning.co.jp/baske.htmlノーエクスの及川晋平さんのブログに我がジャマネエのローポンターにもぜひ呼んでもらいたい、京谷さん（いわずと知れた元Jリーガーで不動のJAPANのクラス１）に関することが出てます。クラス１は昔、「死に役」であって、そのイメージを変えた選手として紹介されています。そういえば、ワールドも最近は1点が死ぬシールはやらないとのこと。ジャマネエも1点でもインサイドに入れ、どんどんシュートを打て、ディフェンスも頑張れ！走れぇ～！です。尊敬するカナダのＦｒｏｇコーチも全ての選手が上手くなれば相手は的を絞れない。オールラウンドを目指せといっていたことを思い出します。時代はスーパー１点を求めています！めざせオールラウンダー！BYゴーグル

  2008.11.23

  コメント(1)

• 新潟遠征再び･･･

  寒くなりましたねぇ～。ジャマネエの練習場所、駅西むつみ体育館も練習中ジッとしてるとあっという間に体が冷えてきます。で、ゴーグルは着膨れ状態。昨日はアップの外周を一緒に走りましたが、あっという間に疲れるという体たらく。チームは先週、新潟遠征に行ってきました。2日間で流しゲームも含めて5試合ファイトしました。センターが一人もいないちびっ子チームでしたが、速さとアグレッシブなバスケやれたと思います。なにより、みていて楽しかった。各自が各々の異なる役割、働きをして、少しずつプレーや心を一つに出来た遠征でした。これが本当のチーム！来週も松本へ信州大とのゲーム。この時期にこれだけゲームをするのは、初めてかな？選手は2日間で1ヶ月分位学んだことあったはず。コーチの視点では・・・ペイントから1歩出た位置でディフェンスやボールマンプレッシャーにトライできた。攻守の切り替えの意識が高まった。最後まであきらめず全員が一生懸命プレーできた。練習試合もっとやっていきましょう。楽しいよ！Byゴーグル 

  2008.11.23

  コメント(0)

• ファイヴ

  佐古選手がいすゞからアイシンに移籍した年のノンフィクション。文庫本。結構泣けます。ゴーグル（終）

  2008.11.22

  コメント(0)

• JWBFクラス分け部総会

  今日は昼から豊田市で日本車椅子バスケットボール連盟クラス分け部の総会です。クラス分けの重要性はこのブログでも語ってきました。コーチングと一緒でクラス分けも観察技術を常に磨いていかないと錆び付く。全国のブロックのクラス分けの皆さんと色々と話してきます。それでは。Byゴーグル

  2008.11.01

  コメント(1)

• ミリオン

  ミリオンカップ。昨年の春、石川県総合スポーツセンターのこけら落としの行事で行った、車椅子バスケ大会。来年もJAMANEYは開催する予定です。丁度、百万石まつりと重なるような日程になりそうです。体育館が予約できれば正式に発表となるでしょう。ずーっと石川県で継続開催し、楽しめる、誰でも参加できる車椅子バスケの大会として愛されるようになれればよいなあとゴーグルは思うのでした。本日は、午後から仕事で様々なトラブル続出！大変でした。練習も最後の20分間だけ参加。だけどなんとか、参加できた。参加できるときに10分でも参加していくのが当面の目標です。ｂｙゴーグル

  2008.10.28

  コメント(1)

• 要はフロー体験をできるかどうか！

  自分の現在のバスケの技術や能力と自分が目指している挑戦しているレベルとがぴったり合えば楽しめる。最高の気分になれる。集中できる。ゲームに没頭できる。時間が早く進んだり、逆にゆっくり流れるように感じる。全部OKという感じ。キャップが岐阜戦のブザービーターを決めたときの時間が止まったような感じを味わえる。ゴーグルが2000年のフログリーキャンプで感じた、「もっと試合をやらせてくれ」というのもそうです。これをフロー体験といいます。別の言葉でいえば、「ゾーンに入る」「ピークパフォーマンス」となる。初心者でもとにかくゲームに出場するというレベルであれば楽しめるけど、よりベテランになり、技術が伸びてくると、色々経験して、あるラインを超えるときっと、レクや皆と話すソーシャルタイムだけでは、楽しめなくなる。満足できなくなる。逆に初級レベルで急に勝つことや細かい戦術のことを言われても、ぜんぜん楽しくない。ドン引き。いろんな挑戦のレベルと、技術レベルの選手が集まっているジャマネエ。個人競技であれば自分のペースでやればよい。だけどバスケは団体競技だから、どこかで皆が現在持っている能力と目指す方向、挑戦を調整しないと空中分解する。同じ行き先の船に乗るということ。上級も初級もそのレベルにあわせた個人練習で個々人のレベルをあげつつ、ゲームなどの集団プレーで上級者は良い見本を見せて、こんなバスケをやっていこうということを身をもって示して、初級者に考えてもらう必要があるし、皆でやれば初級でも上級と一緒にやれる。より高い挑戦レベルを目指せるという感覚をもってもらえるかもしれない。個人競技ではこうはいかないよね。個人としての技術が上がらなければ、どれだけ気持ちがあっても情熱があってもフロー（浮き上がるような感じ）を体験できないことになる。コーチとキャプテン、プレーを引っ張るベテランの役割がそこにあるわけです。いろんな練習のアプローチあって良いと思うよ！どんどん意見を出し合って練習方法工夫しましょう。byゴーグル 

  2008.10.27

  コメント(3)

• 鬼ごっこ

  鬼ごっこ、車椅子バスケでは「シャーク」として知られています。エンドラインから一匹のシャーク（鮫）を決めて、逆サイドから逃げる魚をシャークが触って、全員捕まるまで、魚夜役はエンドからエンドまで逃げます。シャークに触られた魚はシャークに変身し、シャークはドンドン増えていくというルール。これをドリブルしながらやると「ドリブルシャーク」。http://blogs.yahoo.co.jp/btwyc895/25856199.html↑このブログに紹介されていたのは、ハーフコートで逃げ回る選手に3人の鬼がパスをまわして、選手にボールを当てるというドッチボール形式の鬼ごっこ。面白そうです。鬼はドリブル禁止。鬼はすばやくパス交換しながら相手をコーナーに追い込んでいくのがコツ。逃げるためにはパスした瞬間に鬼と鬼の中間に逃げることだそうです。キャプテンや学生さんに紹介しようと思います。Byゴーグル

  2008.10.26

  コメント(5)

• 多色ビブス

  多色ビブスの練習→http://homepage.mac.com/coach_s/このサイトを見てください。詳しく書いてあります。コーチの立つ位置についてもここから情報を得られます。多色ビブスですが、3対3などで、一方のチームが3色のビブスを着て、同じ人にパスをしてはいけないとか、パスをする順番を決めておくという練習が基本。というルールを決めておいて、選手の状況判断でルールを破っても良いとする。これは似たようなことをオシムがやっていたとテレビでみたことがあります。byゴーグル

  2008.10.26

  コメント(0)

• オシムのハンディキャップマッチやりました

  オシムの多色ビブス練習の話しの前に昨晩の練習でオシムのハンディキャップマッチをやって感じたこと。 道に迷って、愛知から東京方面に行きかけたみたいですが（笑）、ワールドの白丸選手が練習参加してくれました。10分流しで4本、ゲームをやったのです。メンバーはMaru（3.5点）、HimeM（4.5点）、Bantyo（2点）、D（1.5点）の4人で合計11.5点とb/kY（4.5点）、S（3.5点）、Jr.（2点）、Cap.（1点）、OnehandD（1点）の5人で12点。というハンディキャップマッチ。まさに昨日のオシムの練習。結果は42対22で4人チームの勝ち。入れるべきシュートが入らなかったのがこの差につながりました。問題は内容。Maru選手はやはり、百戦錬磨。うまく他の3人のプレーに合わせてくれたような気がします。相手にディフェンスリバウンドを取られてもハリバックするのではなく、珠運びをする素人さんをハーフラインあたりで捕まえてスピードダウンさせてました。オフェンスでも相手のディフェンスの弱いポイントを徹底的についてくる。つまり、トップにいる1点選手をドライブインして抜いてヘルプに来ればキックアウトで外から打たす。Himeがインサイドに入ればピンポイントパス。味方がディフェンスリバをとったらバックピックをかけながら攻める。ジャマネエのプレースピードに合わせながらも、走るときは走る。という緩急の使い分け。一緒にプレーしていたDが気持ちよくシュートを打っていたのが印象的でした。実際にやりやすかったらしい。5人のチームは総じて悪かったわけではない。ただ、相対的なスピードは4人チームがあるのに、攻守の切り替えが遅い。ディフェンスリバからパスアウトが遅く、Sに、とにかく預ける一辺倒のため、〇選手のディフェンスにかかる。パスでつなごうとするとミスや不安定なパスになる。相手にやられているバックピックの意識が低い。5人という有利性を生かすためのディフェンスの工夫等々・・・。どのように自分達で解決しようとしたか？気づいたか？チラッとゴーグルもゲームの合間に攻守の切り替えやディフェンスの配置についてアドバイスしましたが、もっともっと自分達で話し合い、アイディアを出し合い、自分はこう思うからこうしようという激論を期待します。いずれにしろ、トッププレーヤーと混ざって一緒にプレーするという体験は勉強になりますね。b/kYも「一番疲れた」そうな。ゴーグルはその後のソーシャルタイムに参加できなかったのですが・・・バスケ話でもりあがった？Byゴーグル

  2008.10.26

  コメント(0)

• オシムの練習（１）

  千葉ホークスの京谷選手のブログにこの本を参考にしているとあった。どれどれと思い、ゴーグルも買って読んでみました。ジュニアの練習のページにハンディマッチが載ってました。この場合はU-12とU-15という風に年代で差をつけています。これはジャマネエで、学生さんが練習のリーダーの時、バスケにアレンジしてよくやる練習ですね。スキルが高い方が数的不利な状況でゲームをする練習。ハイポイント2人とローポイント3人とか4人。1対3もやってます。持ち点やスキルが低くても、高いチームに数的有利があるはずなので、対等に戦えるはず。いや、戦わなければならない。お互いに良い練習になります。有名な多色ビブスによる練習もあります。バスケに応用した練習を考えている人もいるので、次回紹介します。byゴーグル

  2008.10.25

  コメント(0)

• コーチの立つ位置

  トップダウンとボトムアップという言葉をご存知だろうか？コーチが組織のピラミッドの頂点にいて、こうしろ、ああしろ、このような方針だ！俺について来い！がトップダウン。逆に、逆ピラミッドの形を思い浮かべてほしい。その一番下にいるのがコーチで、チームを下支えする。チームの方向性や、戦術、戦略をチームメンバーのそれぞれが持っている能力から、また、対戦相手からどうしたらよいかをアドバイスし、練習のアイディアを出す。コンサルタント、ご意見番といってもいいだろう。コーチゴーグルは石川WBC時代はピラミッドの頂点に立っていた。Jamaneyになった今は、逆ピラミッドのボトムに立つべきと思っている。勝利ではなく、楽しむ、協力する、ミスしてもチャレンジしたことを誉める「ドンマイ」を大切にするジャマネエには、このスタイルがあっているような気がする。もちろん、この逆ピラミッドのまま、勝利にも拘るコーチングも可能だと思っている。仕事が忙しい中、苦労は絶えないが・・・仕事と家庭とバスケどれもがリンクしているはず。仕事を頑張ることはバスケにも家庭も上手くいくことだと信じて楽しむことにします。今日はワールドの白丸さんが練習に来るかもしれないとMLで流れていた。来年、9月にはパラキャンで、豪でプレーする岩野さんも来る予定。昨年の今頃では信じられないような環境の変化ではある。ｂｙゴーグル

  2008.10.25

  コメント(0)

• 21年選手権予選結果

  18日、19日にかけて、春日井市と豊田市にチームが分散して、東海北陸地区の21年GWに行われる、日本選手権予選が開催されました。 Jamaney石川にとっては、障害者選手だけが参加するゲームとしてはこれが今シーズン最後の大会。勝負に拘って、1回戦をまず勝つという目標で臨みました。 結果は、1分け1敗。対岐阜シャインが３５－３６で負け、敗者戦の対デンソー-SUNSが３７－３７の引き分けでした。 結果目標は後、もう少しで達成できず、悔しさも残りましたが、内容はプラスの面も随分あった大会。 岐阜戦はファウルゲームに行って、残り20秒を切ってから相手ミスを誘って、3ポイントと2ポイントで5点差を追いつけましたが最後はフリースローで振り切られたゲーム。昼からの試合でしたが、皆の体の切れやコミュニケーションは余りよくなかったかな？体は覚めていても頭が覚めていない状態。一発目のゲームの難しさを感じました。 サンズは長身のハイポイントプレーヤーが3人いる、普段の定期戦でジャマネエより上位のリーグでやっている格上のチーム。一昨年（？）選手権にも出たチームです。昨年ボロ負けでしたが、岐阜戦の結果も踏まえ、気持ちを切り替えて、ディフェンストランジションを早く、しっかりペイントを守って、リバウンドやゴールされた後のエンドラインからの速攻、バックピックで作ったスペースをドライブインカットインで攻めようという作戦でのぞみました。ノーマークのシュートを落としてしまい、引き分けでしたが、追い上げてジャマネエのペースでゲームを運べました。 優勝はワールド、2位は三重、3位は三重に敗れた富山。4位は女子チームキャッツ。去年からこの4強が揺るぎません。 （良かったこと） ファウルゲームを体験できた。 いつもパフォーマンスの落ちる2試合がより、良いゲームができた。 今年1年とりくんだ、ペイントを守り、速攻、そして、早い戻りを表現できた。 (改善点) 「守るー走るー攻めるー走る」車椅子バスケは走らなければ勝てないゲーム。勝ちたいのなら走るための筋力と体力、車椅子を。 走ることは大切です。しかし、走るよりも速いパスをもっと使おう。どんなに速い奴でも速いパスにはかなわない。パスと走り組み合わせましょう。この2つができないと自分達のバスケが表現できない！そして、もっとも大切なシュート（レイアップ、ミドル、フリースロー）確率をあげよう。 byゴーグル

  2008.10.20

  コメント(3)

• ファイブパス

  カナダ車椅子バスケ協会（CWBA）の「コーチ物語」にあった練習方法の紹介の続き。１．２つのチームに分ける（リバーシブル着用）２．パスを５回まわすゲーム。５階回したら１点の得点をもらえる。ボールを落としたり、インターセプトされたら、もう一方のチームがパスをまわす。３．予め決めた合計得点に達した場合、または、例えば５分間経過した場合に終了。バリエーション＊トラベリングOKからトラベリングは反側へと段階付ける。＊ノードリブル＊同じ人にパスせず、５人全員へのパスが成功した場合はボーナス得点とする。＊５秒間以内にパス＊左手のフックパスやビハインドバックパス、ノールックパスだけを使う。あるいは、様々なタイプのパスを使った場合はボーナス。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊ボールを２つで行う。コートの広さは指定はありませんが、オールコート、ハーフコート。人数も５人からレベルに応じて多く出来ると思います。バリエーションであげたパターンを採用すれば、よりゲームライクになるのがわかると思います。BYゴーグル

  2008.10.08

  コメント(0)

• プレスディフェンス対策

  今日は、富山との練習試合を経て、プレスをどう破るか？2対2のピックをローポインター同士、ハイポインター同士、そして、混合してやろうということになりました。そこで、ゴーグル新たな発見をしました。それは・・・１．サイドラインを友達に　２．押してもダメなら引いてみな！サイドラインを上手く使えば、ピックに対してディフェンスをゴーアンダーやスイッチさせず、ピックにかけることが可能になる。1対1のスキルで負けているのに、必死に前に行こうとしても行けない。前に行かずに、後ろに下がれば、”ダンチ”ができて、ピックにきてもらえる。横に動けば他のメンバーと絡める。２については理解してるつもりでしたが、１は、ナルほどという考え方。コートの中央でピックはスキルに差があれば絶対かからない。注意点はセンターラインとの交点では避けたほうがよいかも・・・バックパスや逆にダブルチームディフェンスがあり得るから。何年コーチやっていても発見があります。というか、当たり前の考え方なのかもしれませんが、それが、メンバーとの話し合いや実践の中で出てきたことに意味があると思ってます。コミュニケーションって大事にしたい。Byゴーグル 

  2008.10.07

  コメント(1)

• 座禅と徒然草とスポーツ心理学

  ５日、金沢にある大乗寺という曹洞宗の禅寺に座禅を組みに行きました。初めての体験でしたが、意外と長く座ってられるもの。４０分間×２セット頑張ってきました。さて、その後のお坊さんの講話で徒然草の話がでてきたのですが、これが意外とスポーツ心理学の真髄をついている内容。深いなあ～と感心した次第です。徒然草　第４９『老来りて、始めて道を行ぜんと待つことなかれ。古き墳、多くはこれ少年の人なり。はからざるに病を受けて、忽ちにこの世を去らんとする時にこそ、始めて、過ぎぬる方の誤れる事は知らるなれ。誤りといふは、他の事にあらず、速やかにすべき事を緩くし、緩くすべき事を急ぎて、過ぎにし事の悔しきなり。その時悔ゆとも、かひあらんや。　人は、たゞ、無常の、身に迫りぬる事を心にひしとかけて、束の間も忘るまじきなり。さらば、などか、この世の濁りも薄く、仏道を勤むる心もまめやかならざらん。　昔ありける聖は、人来りて自他の要事を言ふ時、答へて云はく、「今、火急の事ありて、既に朝夕に逼れり」とて、耳をふたぎて念仏して、つひに往生を遂げけり」と、禅林の十因に侍り。心戒といひける聖は、余りに、この世のかりそめなる事を思ひて、静かについゐけることだになく、常はうづくまりてのみぞありける。』 （訳）『老いぼれてしまってから、はじめて「仏の道の始業をするんだ」といって、時間がたっていくのを待っていちゃいけない。古くなったお墓の多くは、早死にした人のものである。思いもよらず疾病などして、たちまち「さよなら」を言わなくちゃならなくなったときに、始めて、過ぎてしまった失敗に気がついちゃったりする。失敗というのは言うまでもなく、早くやっておけばいいことをずるずると先延ばしにして、どうでもいいことはなぜだか迅速に対処してきた、人生に対して、過去を悔しく思うことである。やっぱり後悔は後にたたないんだね。 　人間は、ただ、いつまでもこんな日が続かないことが身に迫ってくることを心に感じて、どんなときにも忘れちゃいけない。そうしたら、どうして、世の中のへべれけに混ざって濁ることも薄く、仏の道の修行に対して真剣になれないことがあるだろうか？ 　今は昔、とある偉い僧は、人がやってきて自分や他人の大事な事を話し出すと、こう答えた　いますぐにでもやらなくてはならないことがあって、すぐそこまで迫っているから、他人の話を聞いている暇なんかない」と。そうして、耳栓をして念仏を唱えながら、とうとう死んでしまうことができた、と禅林寺（※注１）に永観（※注２）が書いた『往生十因』（※注３）という文献で紹介されている。それから、心戒（※注４）という偉い僧は、あんまりにも、この世の中がはかなすぎると思って、じっと座っていることもなく、死ぬまでしゃがんでばかりいたそうな。』（吾妻利秋 訳） これって、今やるべきことをやる。過去や未来に意識を飛ばさない。今を生きる。という、スポーツ心理学の成果をあげるための鉄則そのものだと思うのです。と同時に、曹洞宗の教えに通じるものがあるのだそうです。鎌倉時代の言葉が今も生きている・・・。byゴーグル

  2008.10.07

  コメント(0)

• バスケットボールトライアスロン

  カナダの車椅子バスケ協会のHPで、面白い練習がいくつか紹介されていました。順次公開していきます。まずは、車椅子トライアスロン。なんだそりゃというタイトルですが３人一組でチームに分けます。それぞれのチームは、a）フリースローシュート、b）レイアップシュート、c）インサイド･アウトサイドシューティングの３つのシュートを行います。第１区間.”フリースロー”：一人の選手が２５点フリースロー（シュート１本入れば１点）を入れる。他の選手はスコアラーとリバウンダーになる。それぞれのチームメンバーが２５点入れるまで行う。２５点×３人で７５点。第２区間.”レイアップ”：３ポイントラインからスタートして、右方向からは右手、逆は左手でドリブルシュート。３ポイントラインの外で待つシューターにリバウンダーはパス。それぞれ１０点まで継続。上からのシュートは１点。アンダーハンドやバックシュートは２点でカウント。ドリブルミスがあればシュートはカウントしない。やはり、３人が全員終わるまで続ける。第３区間.インサイド・アウトサイドシューティング：１０個のシュートスポットを決めて、それぞれの位置から１０点シュートを決める。ペイント内のシュートは１点。ペイント外は２点。３点は３ポイントラインから。３人がそれぞれのスポットで１０点とるまで。３つの区間の３人の得点を足して、３つの区間を終了するまでのトータル時間よりもっとも少ないチームが、このトライアスロンの勝利チームとなる。より、負荷をかけるには、パスやボールハンドリングを加える。様々な種類のパスやパスの回数を決めてやるとか、セフティコーンを置いてスラロームするなど・・・。BYゴーグル

  2008.10.04

  コメント(1)

• 高崎大会

  高崎大会にクラス分けで行ってきました。東海北陸の三重は3位、キャッツは4位。優勝は栃木レイカーズ。来年の選手権予選の出場権を獲得しました。行きは長女のいる浜松経由だったため、高崎まで、9時間！流石に疲れましたが、全国のクラシファイヤーとのディスカッション刺激になり、勉強になりました。さて、次は選手権予選。ジュニアさんの言うとおり、楽しみましょう。by　ゴーグル

  2008.09.28

  コメント(5)

全617件 (617件中 301-350件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 >