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今日は、アテインーヨガに行って、すっきり。
このクラスができて1年になりますが、どんどん内容が濃厚になっていってるのがわかり、なんだかうれしいです。 ひさびさに、さいきんのおもしろかった本。思いつくまま。 国家は僕らをまもらない いきなりナンですが、 この本、ほんとに、おもしろかった。 私たちの生活のきほんなのに、ちまたでは、もしかしたら「なんとなく」しか知られていない憲法・・・ 9条のことはやたらと騒がれていますが、 じつは3年半後の国民投票では、もっとさらに重要な根幹が、変わってしまうかもしれない。 この本は、ふつうは取っつきにくいかもしれない「憲法」について、魅力的で、身近な材料を使って、リアルに、ガッツリ、おもしろく語ってくれています。 (判例や学説も登場。) たとえば、 (権力とは何か)を、キムタクの「HERO」で。 (泣ける。) 現憲法のさりげない役割を、サザンの桑田さんで、 (個人主義)をイチロー選手と王監督で、 人権の歴史は、「パタリロ」と「ベルばら」・・・ くだらない民主主義が必要なわけを、山田詠美の「ぼくは勉強ができない」、 個人と集団と国家(=権力)との関係、無自覚な高揚について、スッパマンとペンギン村、ゆず、ドリカム・・・などなど、 こないだ、大阪まで仕事にいく往復電車の中で、ほとんどいっきに読めちゃったくらいです。 憲法について少しでも知りたいと思ったら、ぜひ手にとってめくってみてください。 今まで当たり前のように、さりげなく、国家=権力から私たち国民を守ろうとしてくれていた日本国憲法。 (いろいろ運用上の限界はあったにせよ) 3年後の国民投票は、この国の人たちが、この憲法のことを、より深く「知る」ためのいい機会だと、前向きにとらえたいと、心から願っています。 ☆国家=権力はけっして国民をまもらない。まもらせるのは、僕たちの仕事だ。☆ そしてこの本も、やっぱりおもしろかった。 下流志向 学ばない子どもたち 働かない若者たち ・自分探しイデオロギー ・勉強しなくても自信たっぷり ・IT長者を支持する理由 ・クレーマー化する親 ・ニートの未来 前半は、(そこまで言わなくてもなあ。)と思うところもないではないのですが、最後まで読むと、やっぱりいい本だと思いました。 鋭い。するどい。 とくに私のように、70年代以降生まれの方に、ぜひおすすめしたいです。 こういう本を読んだら、 久しぶりに梨木果歩さんを読みたくなりました。 「西の魔女が死んだ」と「裏庭」が大好きなのですが、初めてエッセーも読んでみた。 でもこの本は短編集。 寝る前にしあわせにしてくれました。 舞台は、どうも、京都市左京区 北白川疎水そば。 古い和風の家。 梨木さんらしく、庭木がたくさん登場します。 そういえば、 こないだの土曜、子どもたちを合氣道に送った後、L将軍と、京大農学部横の疎水沿いにあるカフェ「しずく」に入ると、 疎水沿いにあじさい達が見事にあでやかに咲いていて、きれいだった。 すごくうれしくなり、帰りに寄った「シサム工房」で、つい、読谷焼のカップを衝動買いしてしまった。 シサム工房は、お気に入りのフェアトレード店。 ともだちカップルが経営しています。(ほいくえん仲間。) 京大農学部前が本店で、今は大阪や六角通りにも支店ができました。 添えられたカードに、さりげなく書いてあった言葉。 ~お買い物とは、どんな社会に一票を投じるかということ~ ・・・What you buy is what you vote.・・・ どんどん話が飛んでいますが、 梨木果歩さんといえば、こないだ、新聞での「よりみちパン!セ」シリーズの書評がおもしろかった。 「先に学校に入って集団生活を経験した兄や姉が、ひそひそと・・・ 真剣な表情で伝授する、本音の述懐のような、老婆心の極みのような。 だから著者にとっては無防備とも言えるが、そこが何とも言えない魅力・・・」 たしかにそうだ。むふ。 R嬢がついに、〈The 中学生〉・・・ということもあり、 私もこのシリーズ、少しずつ読み始めてみました。 これは、ほんと、ランディさんらしい、中学生への物語。 そういえばあの頃は、自分の中に、自分とは違う、すごい敏感で、熱い生き物がうごめいて、外に出ようとしていたかんじで、毎日ドキドキしていた。 この本は、もしかしたらR嬢にはちょっと早いかなー って思うのは、母の希望的観測ですか? ← (やっぱり?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.18 23:11:51
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