球界他事ログ=2007年5月6日(日曜日)仏滅= |
本ブログはプロ野球関連記事を読んで、私的感想、批評、罵声、反省を書いて行きます(編集人:G一筋ウン十年 末裔まで巨人な古馬道)
「1番今岡」空回り、阪神泥沼7連敗
=2007年5月6日 大阪ニッカンスポーツ=
何をやってもうまくいかない。岡田監督は今季初めて不動のクリーンアップを解体した。しかし新打線はつながらず、わずか5安打で今季5度目の完封負け。ゴールデンウィークに始まった連敗は02年以来、5年ぶりの「7」まで伸びた。
今岡の1番は04年8月19日の中日戦(ナゴヤドーム)以来。気持ちをガラリと変えるつもりが、内野の頭も越えない、らしくない打球の連続で4打数無安打に終わった。6回の第3打席ではバットにかすったかに見えた“ファウル”が空振りと判定され三振に倒れる場面も…。
「何番に入ってもヒットが出んかったら一緒や。気分転換? 俺らにできることはそれしかない。アドバイスはするけど、打席に送り出すところまでやから。今日は特に、つながらなくて点が入らんわけやないからな…」。今岡だけじゃない。同じく連敗中元気がないシーツは3番にとどまったが4打数無安打。2番鳥谷が3度出塁しただけに、その不振ぶりが際立ってくる。
「投手が2点に抑えとるだけにな。まず先に点を取ることやけど、投打の噛み合わせが悪いよな…」。長いシーズンを見据えれば今岡、シーツの復調は不可欠。しかし、カンフル剤も簡単に効かない主軸打者の重症には頭を抱えるしかなかった。...[記事本文] |
星野SDの不安的中「ヘッドコーチおらん弊害出るかも」 =2007年5月6日 サンスポ=
星野SDの一抹の不安が的中した。開幕前に描いた最低の図式だった。
「オレの時以来か(就任1年目の02年)。あの戦力で7連敗はイカンやろ。最低でも3連敗で止めないとイカン。なんか事情があるんやろ」
チームの舞台裏に疎いが、想像はつく。「ヘッドコーチがおらんというのは…。有事になった際に、その弊害が出るかもな」。昨季終了後、平田ヘッドが二軍監督に転向したが、岡田監督は参謀役を置かなかった。
チームが機能すれば、それでいい。しかし、どこかに狂いが生じた時に誰が将に進言するのか…。選手起用に練習の内容の変更。指揮官を後方支援する存在を失ったチームの姿がそこにあった。
甲子園から入ったニュースと目の前の光景のギャップに声を失った。「いい野球をやっている、巨人は。代表候補は多い? そう言わざるをえんやろ」。7日にも日本代表の一次候補約60人を発表する。藤川はもちろん、今岡の名前も入る予定。フロントとして、日の丸を率いる将としてトラの意地に期待している。...[記事全文] |
黄金FWで3連勝 福留だ、ウッズだ アベック2点打 =2007年5月6日 中日スポーツ=
苦しみながらも、中日が今季3度目の3連勝だ。5日の横浜戦(ナゴヤドーム)。福留孝介外野手(30)、タイロン・ウッズ内野手(37)の連続タイムリーで4点を奪っての逆転勝ち。先発の中田がピリッとしなかったが、2番手の久本祐一投手(28)が好救援で今季初勝利。竜の誇るFWが打てば、6連敗も一気にお返しだ。
3番の強烈な当たりに、4番が巧打で続いた。福留が打ち、ウッズも打つ。いたってシンプルな図式でも、もたらした結果は大きかった。たかが2安打、されど2適時打。終わってみれば、この2人の“二撃”が勝負を決めた。
福留「(チームの)状態が上がってきているから、とにかくうしろにつなげばいいと思った」
ウッズ「福留がいい形で打って、まだチャンスが続いていた。とにかくランナーをかえしたかった」
1点を追う、3回1死満塁。横浜・川村の初球137キロ直球を、福留が狙いすましたように強振した。一気に2点を奪って試合をひっくり返した逆転の適時二塁打に、ウッズがすかさず呼応。なおも続いた二、三塁の好機で139キロ直球をうまく右前へはじき返し、敵にとどめを刺した...[記事全文] |
鯉の日に佐々岡2勝目!虎に5連勝 =2007年5月6日 スポニチ=
これぞベテランの真骨頂だった。捕手の要求通りにきっちりコースを突ける絶妙の制球力と、敵地の大歓声にも動じぬ落ち着いたプレートさばき。広島の佐々岡が7回5安打無失点で2勝目。チーム6季ぶりの阪神戦5連勝を呼び込んだ。
「要所要所で低めに打たせて取ることができた。それが持ち味だからね」。39歳は穏やかな笑みを浮かべ、振り返った。
直球は130キロ台ながら切れがあった。多彩な変化球で6回までは二塁すら踏ませない。7回1死一、三塁のピンチでも「狙い通りに」代打・桧山をシュートで投ゴロ併殺打に仕留め、思わずガッツポーズが飛び出した。シーツ、金本、林威助の中軸相手に9打数1安打と仕事をさせなかった。...[記事全文] |
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「伝統の一戦で・・・」
中日も息を吹き返したかのように3連勝と、また貯金2へ伸ばしています。横浜もいい試合をしますが、あと一本のタイムリーが出ていたら勝機があった試合が続いています。ここの差が最初から優勝を狙うチームとの野球の質の違い。また”運”を引き寄せる力も必要なのですが、こればかりは目に見えるものではなく正しく”気まぐれ”です。
それに選手の技能だけではなくベンチワークも必要ですが、落合監督は一度ベンチに座ると不動明のように動きません。代りに各コーチが、メモを獲ったりベンチ最前列で守備体系を指示している場面が見受けられます。監督ってなんて楽な仕事だろう、と思いますが、チャンスやピンチの場面で、そのコーチが推奨する選手を起用して、間違った結果が出たら責任は全部監督にあります。
海の向こうでは名門ヤンキースが苦しんでいます。開幕前から、先発投手陣が軒並みケガで戦線離脱。そして先日も先発投手が打球を受けて退場、直ぐに井川投手が登板する事態になりました。こういうことを繰り返すと、当然中継ぎ投手陣にシワ寄せが来て一試合平均5投手も投入する結果に。MLBは選手が好調でも必ず休みを与えますから、また投手がいなくなるといった悪循環です。打線も頑張って打ってはいますが、余りにも点数を奪われるために守備にも影響が出てミスが続出し、その結果チームの低迷となっているのです。
星野五輪代表監督も多忙のようで、オリンピック選手をチョイスしなくてはならないし、阪神の状況も気になるしで、昨日ようやく重い口を開けたのが「何故ヘッドを置かなかったか?」。
評論家ならまだしも、阪神の役員でもある立場の星野監督が、もし一選手の名前を上げたら、それこそベンチは大混乱、チームはガタガタになります。だからチームの首脳へアドバイス(?)を送ったのでしょう。
どこかに書いたような気がしますが、小生もヘッドの復帰は同じ意見です。但し阪神はたしかチーフ制を引いた筈ですけど、旨く機能していなのでしょうか?TVで見ると久保チーフバッテリーコーチ、正田打撃コーチはよく映りますけどね。
よく分からないのですが、一部の虎ファンは、昨日の試合で、何故今岡選手を一番に据えたのか?相当疑問を持っているようです。巨人でいえば慎之助を一番にするようなもの?違いますか(笑)。
まぁ来週からの「伝統の一戦」第三ラウンドからでしょう。それも甲子園ですから、阪神も息を吹き返すチャンス。巨人も正々堂々と正面からブツかって、また盛り上がる試合をしたいものです。
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