3001655 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

今日もプレイミス

今日もプレイミス

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

 おおむねリンクフリーです。リンク報告もあってもなくてもかまいません。こちらもリンクフリーのサイトには連絡なしにリンクします。

にほんブログ村 ゲームブログ アナログボードゲームへ

Calendar

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

エコすけ@ Re[2]:【ゲーム紹介】ユーフォリア:無知は至福(Euphoria: Ignorance Is Bliss)(05/14) shirohineさんへ そうでしたか… ご丁寧に…
エコすけ@ Re:【ゲーム紹介】ユーフォリア:無知は至福(Euphoria: Ignorance Is Bliss)(05/14) おはようございます! はじめましてなので…
しゃみ・ぺけぺん@ Re:【プレイ日記】ヴェルサイユ1919会(11/10) 名前忘れてたやつ、わかりました! 「How …
2011.10.02
XML
カテゴリ:ボードゲーム

ボックスアート
トラヤヌスボックスアート

ゲームボード(クリックで拡大)
トラヤヌスゲームボード

プレイヤーボード
トラヤヌスプレイヤーボード

 「ノートルダム」「ドラゴンイヤー」といった、プレイヤーに負のイベントへの対処をさせるものから、「マカオ」「ストラスブール」「ブルゴーニュ」のように特殊効果満載のもの、「倉庫の街」のようにシンプルだがせめぎ合いが熱いもの、「それってアリ!?」のように子供も大人も楽しめるダイスゲームなど、幅広いデザインをするStefan Feldの最新作。2011年のドイツゲーム賞では、10位までに3作品が入賞するなど、今一番脂がのっているデザイナーかもしれない。

 トラヤヌスとはローマ帝国の皇帝の名で、ローマ五賢帝の1人に数えられている。プレイヤーはその統治下のローマで政治家となって、領土拡大に貢献したり、建物を作ったり、元老院で影響力(票数)を増したり、貿易で利益を上げたりして得点を得ていく。
 しかしこの時代のローマは、帝政とはいえ市民の人気がなければ政治家としてやっていけないので、四半期ごとに市民の要求を満たさなければならない。失敗すると得点を失う。ここらへんはいつものフェルトw また、ラウンドが終わるごとに元老院で選挙があり、元老院での(および元老院タイルでの)票数が最も多いプレイヤーと2番目のプレイヤーは、ゲーム終了時に得点計算を発生させるボーナスタイルを得る。
 4ラウンドで1四半期が終了。4四半期が終わったらゲーム終了。最終得点計算を行い、最多得点プレイヤーが勝者となる。

 アクションの実行の仕方が独特で、いわゆる「マンカラ」と呼ばれる古典ゲームに(駒の動かし方だけが)似ている。プレイヤーボード上には6つのアクションに対応したスペースが円形に配置されており、ゲーム開始時にそのスペースにアクションマーカーを2個ずつ置く。手番プレイヤーはそのいずれか1スペースを選び、そこにあるアクションマーカーをすべて取って、時計回りに次のスペースに1個ずつ置いていく。最後のアクションマーカーが置かれたスペースのアクションを実行することができる。このため、ここぞというときにどうしても実行したいアクションがあっても、どう頑張ってもそのスペースに最後にマーカーを置くことができない、なんてことも発生しうるだろう。

 また、アクションマーカーは6色に色分けされており、それぞれ2個ずつある。各アクションスペースには「トラヤヌスタイル」と呼ばれるタイルが置かれていることがあり、それぞれにアクションマーカーの色が2つ描かれている。最後にアクションマーカーが置かれたスペースにトラヤヌスタイルがあり、それに示されている色のすべてのマーカーがスペースにある場合、プレイヤーはそのトラヤヌスタイルを取ることができる。得点のほかに5種類の特殊アクションを持つものがあるので、機会があれば逃さず獲得していきたい。

 プレイヤーのアクションは各ラウンドの長さも決定する。プレイ人数に応じた時間トラックが用意されており、各プレイヤーが選んだアクションスペースにあったマーカーの数だけ時間マーカーを進める。このマーカーがトラックを1周したらラウンド終了となる。最初のうちは2スペースずつ進むだろうが、後半になってアクションマーカーがたまっているスペースを選ぶと一気に時間が進むことになり、手番数が少なくなったりするだろう。ラウンドが終わるたびに市民の要求が1つ追加され、四半期終了時点ではそれまでの3ラウンド(4ラウンド目は要求は追加されない)に公開された要求を満たさなければならない。不意にラウンドが終了して、要求を満たせなくなることがないようにしたいところだ。

 アクションの実行手段の独特さに比べると、アクション自体はいたって普通。アクションは6種類あり、ゲーム中の得点手段は領土拡大、建物の建設、貿易、元老院での票数獲得の4つが主になる(あと2つは「新たなトラヤヌスタイルのプレイヤーボードへの追加」と「広場タイル(主に市民の要求を満たすのに必要)の獲得」)。元老院で票数を稼げば得点になるだけでなく、各ラウンド終了時の選挙に勝ってボーナスタイルを手に入れることができる。これはゲーム終了時に特定の条件を満たしていれば得点になる(たとえば「領土拡大に使った駒1個につき2点」とか「貿易した特定の商品カード1枚ごとに3点」とか)。選挙の結果が2位でもボーナスタイルは手に入るが、得点効率の悪い裏面を使わなければならない。当然ボーナスタイルはたくさん取るにこしたことはないが、なかなか毎ラウンドは取れないだろう。領土拡大、建物、貿易のいずれか(あるいは全部)で稼ぎつつ、自分に合ったボーナスタイルが出たら元老院にも注力する、といった感じだろうか。

 うーん……実は何回かマンカラ(の一種)をやったことがあるけど、どうプレイしたらいいのか、さっぱり分からなかった。このゲームではさらに色分けまでされてる。自分のアクションをきちんとマネジメントできるか、正直言って私にはまったく自信がないw やりたいアクションを重点的に実行できるように、知恵を絞ってマーカーを配置することができるゲームなんだろうか。このゲームの肝はまさにその一点だろうから、それができるという人、またはそういったゲームにぜひチャレンジしてみたい人にはお勧めかな。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.01.04 13:42:47
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.