今日もプレイミス
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定例会。盆明けだからかどうか分からないが、人が集まらなかったので友M1、ハマチ、私の3人で。 ●アスガルド 詳しくはこちら↓ ふうかのボードゲーム日記:アスガルド 大好物の北欧神話ゲーだが、ルールが分かりにくいので放出候補として持ってきた。別に書き方が悪いわけではなく(無論翻訳が悪いわけでも決してないw)、純粋に要素が多くてごちゃごちゃしており、ルールを読んだだけでは何していいのかさっぱり分からないのだ。1時間ほどかけてインストしたあと、私も聞いてた2人も無言にw まあそれでもやらなきゃ始まらないので、とにかくプレイ開始。最初は神殿建てるコストを持ってないので、まずはそれをもらうために神さまにお願いしにいく。最初にお願いしにいけばついでに神さまの御利益も得られるが、2番手になっちゃうと魔石(神殿建てるときに払うコスト)しかもらえない。そんなときは神さまのところに行かず、アスガルドに行ってアクションディスクを増やしたり、小競り合いに参加したりした方がいいこともある。そんな感じで5ラウンドプレイし、神殿と小競り合い、そして最後のラグナロクで得点を得て、最多得点プレイヤーの勝ち。 始めてしまえば意外に分かりやすかった。各神々の恩恵、アスガルドタイル、軍団タイル、武器/魔法タイルの効果など、覚えなきゃならない要素は非常に多いのだが、アクション数は手元のディスク枚数に制限されるため、あまり多くない。神殿を建てたり小競り合いに勝ったりするとディスクが減るので、うまくやっても終始4、5アクションってとこじゃないかな。2アクションにしてしまうと、そのうち最低1アクションは新たなディスクの確保に回さないとつらくなり、途端に他プレイヤーが楽になってしまう。このため常に3枚は持っておいた方がよさそうだった。 得点方法は主に「神殿を建設する(ラウンドごとに示されている得点が入る)」「ラウンドごとの小競り合いに勝って戦闘タイルを得る」「最後のラグナロクで勝つ」の3通り。だが、どうやら特化戦術は難しそうだ。ラグナロクでの得点がかなり大きく、1エリアで勝つたびに、単独なら10点~20点くらい入る。そのためには神殿を建設して神々を支援し、小競り合いに参加して武器/魔法タイルを入手しないといけないのだ。そのためにはあれもこれもとやりたいのだが、前述のようにラウンドごとのアクション数はせいぜい3~5回といったところ。それで5ラウンドしかないので全然手数が足りないw どうやら、この少ない手数でどれだけうまくやるかというゲームっぽいね。 最終局面。この日は神殿特化で小競り合いをいっさい無視したために武器/魔法タイルを(神様の力でゲットした)1枚しか手に入れられず、ラグナロクでボロ負け。得点トラック上で2コーナーくらい離された。右上の第3世界に全力で援軍を送ったが、神さまがあまりに弱くて人類に敗北したのが痛かったw 第4世界でのトール対ロキ戦を制したハマチの勝利。 当初の予想よりずっと面白かった。この日はたまたま全員が別々の神さまを支援したため、ラグナロクで勝ったプレイヤーが各世界の得点を総取りしてたが、感想戦では「小競り合いを軽視して多くの神さまの次席支援者となり、勝つための努力は主席支援者に任せて次席点を数多く取る」という戦術が成り立つんじゃないかという意見も出た。確かにいけそうな気がする。また、後半になって出てくる神々の能力にもいちいち意味があり、極端に強い(弱い)能力というのがないのも好印象。テストプレイを繰り返し、バランス調整をしっかり行っている証拠だろう。長時間化するだろうが、4人プレイの方がよりアクション選択が熾烈になって面白くなりそうなので、少なくとももう一度4人でプレイしてみるまでは持っておこう。あー、棚が空かねえw ●十二季節の魔法使い 詳しくはこちら↓ ボードゲームの素敵な世界:十二季節の魔法使い 和訳ルールはこちら(日本語版とは用語が異なっていると思われます)。 次に友M1が持ち込んでくれたこれ。大量のカードテキストとドラフトシステムで、元MtGプレイヤーの心を鷲掴みにしたゲーム(このメンツの中にはMtGやってたの1人しかいないけど)。私とハマチは初めてだったので、ドラフトなしの推奨セットでやってみた……が、一度混ぜたカードから推奨セット作るの超めんどくさいw 私はセット4を引いたので、1年目に召喚ゲージを2上げ、魔法書と砂時計で魔力を増やすつもりだったが、必要な魔力をうまく得られないうえに、やっと出した魔法書を使い魔に破壊されてボロボロ。カードを引くアクションに恵まれず、途中何度も魔力を得るだけの手番があっていいとこなし。友M1が出したサイラスと物乞いの角のコンボにガリガリクリスタルを削られて敗北。 最終的な私の場札。今気づいたが、どうも10番と11番のカードを間違えて初期セットに入れたっぽいな……まあサイラスがフィグリムだったとしても勝敗には関係なかっただろうけど。 面白い。面白いが、バカゲーと思って挑んだ方がいいね。勝敗ラインが150点~200点てとこだろうけど、終盤にはカード1枚で30点以上獲得できたりするからねw 他プレイヤーのカードを狙って破壊することは難しいので、毎ラウンドダメージ系のカードが出るとひたすら殴られるだけなので、ちょっとストレスかな。この「狙ってカードを除去できない」欠点のため、31番以降のカードを入れると強カード出したもん勝ちゲーになるらしい(未確認)。この問題は拡張の「魅ノ国」で緩和されるそうなので、是非そちらも日本語版出して欲しいところだ。 ●アミティス 詳しくはこちら↓ ふうかのボードゲーム日記:アミティス 続いて3人ベストと言われてるこれ。 「実家の緑溢れる環境が恋しいわ……」とワガママを言う妃、アミティスのために空中庭園を造るゲーム。と言ってもプレイヤーの目的は名声を獲得することなので、造園そっちのけで自分の家を立派にするだけでも勝てる(かもしれない)ところがすごいw 私だけプレイ経験ありだったが、前回やったのは2010年6月なので、全員初プレイみたいな感じで。 とにかくバランスがピーキーで、終盤までいい勝負を続けるには、2つの条件をプレイヤーの努力で満たさなきゃならない。1つ目は「王宮カードの均等な獲得」。このゲームには移動力を上げる「隊商」、ラウンドごとの収入を増やす「銀行」、得点手段の1つである「邸宅」の3種類の王宮カードがあるのだが、プレイヤーはこれをレベル1のカードから順に取っていかなければならない。にもかかわらず、レベル1のカードは常に「プレイヤー人数-1」枚しかないのだ。このため「隊商」レベル1を取れなかったプレイヤーはゲーム終了まで手持ちの「隊商」レベル0で移動しなければならないし、「銀行」レベル1を取れなかったプレイヤーはゲーム終了までいっさい定期収入がない。「邸宅」レベル1を取れなかったプレイヤーは得点手段をまるまる1つ失うことになる……とんでもねえゲームだよw 3人プレイなら各種2枚ずつ、計6枚あるので、これを3種類全部取ることができたら、もうそのプレイヤーの勝ちと言っていい。これを2枚ずつ取り合うのが最初の関門。この日はこの点はクリアでき、私は銀行+邸宅、友M1は隊商+銀行、ハマチは隊商+邸宅となった。 こうして取ったカードに合わせて戦略を練り、おのおの手を進めていく。私は自分で隊商を移動させることがろくにできないので、率先して灌漑を進め、邸宅ボーナスがあるエリアに植え付けを行う方針にしてみた。しかし何をするにしても隊商を進めないと話にならないので、場に出た商人カードを全部ガメるくらいの勢いでラクダトークンを取るべきだったかな。 なにより、銀行を2レベルにするのが遅れたのが致命傷だった。得点はいつ取っても一緒なのだから、邸宅を後回しにすべきなのは(路線がかぶってるハマチの動きにもよるが)明らかだった。前述の組み合わせでは友M1の隊商+銀行が最も有利なので、まずはかぶってる銀行で先行してプレッシャーを与えるべきだった。 にもかかわらず、なぜかハマチと競り合った上にぬるい手を連発した結果、友M1が隊商と銀行の両方で最高レベルのカードを獲得。こうして独走を許さないための条件その2「それぞれ1枚しかない最高レベルのカードを1人のプレイヤーが複数持たないようにする」が破られ、あとはもう敗戦処理w 「銀行」レベル2で毎ラウンド得点を得て、「隊商」レベル2で欲しい植物を好き放題取った友M1は庭園タイルも6枚取って、1人だけアミティスボーナスを10点ゲット。2位の私に15点ほどの差をつけて勝利した。銀行を私が取ってればだいぶ違っただろうなあ。灌漑点を軽視したのもまずかった。この点差なら、もう少し灌漑に手を回していればまだ勝ち目はあったかも(その分他のことはできなくなるわけだから、一概にそうとは言えないが)。 このように勝敗が早期に決まってしまう展開になりがちなので初見殺しではあるが、それでも面白い。イスタリの安定した美しいアートワークも楽しさに貢献してる。農業、灌漑、神殿への参拝、ラクダの獲得、植えつけのどれ1つとして無視していいアクションはなく、1手番差でそのコストや意味が大きく変わるため、ぬるい手は即敗北につながる。イスタリ黄金期の1作として名を連ねるにふさわしい傑作だ。「ケイラス」「イス」「イスファハン」「アミティス」あたりをまとめてやる会とかやってみたいね。 ●ロボトリノ 写真なし。まあいいよねw せっかく3人集まったので、残り時間30分ほどだったがささっとインストしてこれをプレイ。重ゲー好きメンバーばかりなので大絶賛とはいかなかったが、それでも一定の高評価は得られたのでよし。いいゲームだ。
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