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2013.11.22
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カテゴリ:ボードゲーム

 主宰であるオビ湾さんがランナーズハイをこじらせ、ビッグバントーナメントがとんと開催されなくなったため、生き残った有志が集まって往年の栄光を偲ぶことにした。昼からいたるさん、タムラさん、私。閉店30分ほど前にCOQさんが参加した。

●マデイラ
20131122マデイラ1.JPG
 詳しくはこちら

 まずは“シンプル”(2014ボドゲ年度流行語大賞候補)で一躍知名度を高めたこれ。

 全員が事前にルールを読んできたにもかかわらず、アクションやタイル類の効果が多すぎて、何をするにもいちいちルールブックを確認する羽目に。これはサマリー用意しておいたほうがいいね。さすがに初見で全部覚えろってのは無理w

 ルールブックにもヒントとして書かれているが、序盤から船を作ると木のやりくりにかなり苦しむことになる。このため、1ラウンド目の王国の要請では「都市化」が一番高得点を得やすい。「国家の富」ではお金払わなきゃならないし、「ギルドでの影響力」ではギルドタイルが必要で、これはせいぜい2枚しか手に入らないからね(うまくやれば10点になるので充分ではあるが)。「都市化」なら邪魔されて首位になれなくても5~7点取れるし、たいていは首位になれるので段違いに効率がいい。この要請タイルがギルドボードの1段目に偏り、ここをタムラさんに取られたので、いたるさんと私はスタートから苦しい展開に。ていうか、初期要請タイルで「国家の富」配られたプレイヤーはそうとうきつい。ゲーム中にかなりうまく回して、これをもう1枚取らされることだけは避けた方がいいんじゃないかな。あるいはお金プレイというのも可能なのかもしれんけど、初見ではたぶん無理だと思うw

 とにかく何もかもが足りない。労働者が足りないが、増やすとパンが足りない。アクション数が足りないけど、常にフルアクションしてると建物コストとして支払うお金が足りない。お金を得るために貿易しようとすると船がある程度必要なのだが、船を作ると木が足りない。もうリソースマネジメントでいっぱいいっぱいw 長期的な戦略など立てられるはずもなく、目先で足りない資源を取りに行って急場を凌ぐという自転車操業プレイしかできなかったw

 それでも、ゲーム終盤までプレイすると多少は見えてきた気がした。ヒントにあるように、やはり維持コストのかかる船は中盤以降に作るとして、序盤はギルドの恩恵タイルを獲得する「ギルド長」アクションと、都市から資源を得る「市長」アクションが重要っぽい。特殊能力はやはり強力だし、手番順選択時に1枚は再利用できるように各色1枚は欲しい。要請タイルで得点化も狙えるしね。

 一見すると収穫で手に入る小麦/砂糖/ワインが一次資源のように見えるが、実は都市で手に入るパン/お金/木こそが一次資源なので、序盤こそ都市に注力すべき。特に木は収穫でも手に入るが、よほどのことがない限り都市で入手した方が効率がいい。今回はここに気づくのが遅れ、もうほんとに最後の最後まで何もかもが不足したw

 4ラウンド終了時点では、見かけ上の得点は接戦だった。しかし5ラウンド目、要請タイルの兼ね合いで全員が船を必要とする展開になったため、序盤から維持費に苦労しつつ船を出していたいたるさんが断然有利に。当然船を出すための「司令官」アクションを絞り、早めのパスでパスアクションによる船建造まで絞ってタムラさんと私の得点機会を完封。結構な差をつけての圧勝となった。

20131122マデイラ2.JPG
 最終局面。

 面白い。間違いなく面白いが、間違いなくシンプルではないw 手番順選択とアクション選択の2つにおいて、1手で複数の選択を同時にしなければならないので、各要素を天秤にかけるのが難しすぎる。特に人物アクションと建物アクションの同時選択は悩ましい。建物コストが高すぎるので、あまり人気のない人物アクションを選ぶととんでもないコストを支払う羽目になるのだ。なので、「建物アクションを実行できない」海賊ダイスの使いどころが大切になる。これはデメリットのように見えるが、コストを支払わなくていいので、実はメリットなのだ。見張り塔から労働者駒も取り除くので、その維持費も減っていいことずくめ! まああとで補充しないと海賊ダイス使えなくなっちゃうけどw

 終わったときには「面白かったけどどうしていいのか分からん……2回目はないかな」と思ったが、しばらくするとああすればよかった、こうしてみたらどうだろうといろいろ思いつき、またやりたくなる。そんなタイプのゲームだ。いいよこれ。

●ウーゴ!
20131122ウーゴ!1.JPG
 詳しくはこちら↓
ふうかのボードゲーム日記:ウーゴ!

 続いてエッセンシュピールでも人気上位だったこれ。「タイトルの読みは『ウゴ!』です」って連絡受けてたから、ルールブック中ではそれで通して納品したけど、なぜかショップ案内では「ウーゴ!」になってるな。“UGO”は架空の地名で、他に“IGU”とか“EGI”とかいった地名が出てくる設定なので「ウゴ」の方がいい気もするが、まあゲーム性には影響しないのでよしw

 マストフォロー、切り札なしのトリックテイクで、でかい数字>同値ならリード色>リード色がなければ先出しが勝つ。トリックテイクは手札運に左右されるところが多く、それを軽減するために数ゲーム繰り返してプレイするもので、このゲームも例外ではない。だが、このゲームではどの大きさの数字にも使いどころがあり、知恵を絞れば場をコントロールできそうな気がするぎりぎりの感じになってる。実際にコントロールできるのかどうかは重要ではなく、そんな気がするってところが重要だ。何人でプレイしても数枚のカードがゲームから除外されるので、完全なカウンティングが不可能なところも(ここは賛否両論あるだろうが)いい。

 8でトリック取ったあとも、他プレイヤーに低い数字のカードを押しつけられないかとドキドキするし、逆にこっちが押しつけに成功したらしてやった感がある。農夫トークンを得られるカードでトリック取らないと大量失点の危険があり、終盤まで気が抜けない。このゲームが受ける理由はよく分かる。たとえ「大好き!」とはならなくても、このゲームが嫌いだって人はなかなかいなさそうだ……トリックテイクに触るとじんましんが出るとかでない限りはw

20131122ウーゴ!2.JPG
 3人戦で最もうまくいったときの私の王国。ほぼ理想的。

 3人で1戦し、最後にCOQさんを交えて4人でもう1戦した。3人戦では圧勝し、4人戦ではボロ負けしたw 4人戦の最終局面で、温存していた8でトリックを取って高得点ゲット! と喜んでたら、同じくCOQさんが温存してた他色の8まで取らされ、農夫不足で大失点させられたのには参ったw

●スペース・ステーション
20131122スペース・ステーション1.jpg
 詳しくはこちら↓
ふうかのボードゲーム日記:スペース・ステーション

 続いていたるさんプロデュースのこれ。6ラウンドに渡って自分の宇宙ステーションを建造・発展させ、他プレイヤーのステーションと発展具合を比較して勝利点を得る。

 宇宙ステーションのモジュールはカードで表されており、コストを支払って手元にどんどんつなげていく。で、このモジュールすべてが特殊能力を持っており、それを発動させて効率を上げたり、他プレイヤーを攻撃したりするわけだ。

 何しろ特殊能力しかないアメリトラッシュだ。こういうゲテモノが好きな人(=我々)にとってつまらないわけがない……が、さすがにバランス的にちょっとイケてないw モジュールカードの他にイベントカードというのがあるのだが、これが強弱ありすぎ、強力なものは強力すぎる。しかもノーコスト。初期資金20金もないのにモジュールの建設コストは基本6金。これに対してイベントはノーコスト……つまりいいイベントカード引いたもん勝ちだw

 まあそれだけならいいんだけど(よくはないが)、効果にストレスフルなものがあるのはいただけないかな。モジュール建設していくのが楽しいのに、「標的プレイヤーはこのラウンド中建設不可」というイベントがあるのはどうだろう。勝ち負け関係なく、これの標的となったプレイヤーはむっとして黙り込むしかないよなー。そこんとこさえ何とかしてくれれば良ゲーに化けると思う。

20131122スペース・ステーション2.JPG
 最終的な私のステーション。妨害を受けてところどころ損傷しているが、タムラさんとの接戦を制して1点差で勝った。

●ブループリント
20131122ブループリント.jpg
 最後にこれ(実際にはこのあと4人で「ウーゴ!」をやった)。

 ダイスを使った建設ゲー。というとTMGの「スカイライン」を彷彿とさせるが、こちらは共有のストックから使いたいダイスを選んでいくタイプ。ラウンド開始時に配られた青写真カード上に、示されているようにダイスを配置していく。6手番ずつプレイしたらできた建物を公開して、使ってるダイスの種類やできた建物の形に応じてポイント獲得。そのポイント順に金賞・銀賞・銅賞カードを割り当て、条件を満たしているプレイヤーには偉業カードも与える。これを3ラウンド繰り返して、賞カードと偉業カードの得点が最も多かったプレイヤーが勝ち。建物建設によるポイントと、ゲームの勝敗に影響する勝利点の二重構造ルールがちょっと勘違いしやすいところだが、そこだけ注意すれば簡単なゲームだ。

 途中終了したので面白い/つまらないの評価は保留としておくが、出目を変えてはいけないダイスをついたての内側に隠して配置するというルールは、やはりいかさまを誘発する(またはミスの指摘ができない)ので、あまりよろしくないように思う。かといってオープンでやると偉業の達成妨害があまりに容易になるので、ちょっと根本的な構造に問題あるんじゃないかなあ。あと、袋に手を入れる必要があるのに、小さすぎてとても入らないのは大問題だw プレイするには代わりの袋が必須。「マウナ・ケア」もそうだったけど、さすがにこれはパブリッシャーに問題ありだと思う。






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Last updated  2013.12.06 11:23:38
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