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カテゴリ:色彩心理*カラーセラピー
昨日の日記にNuts onさんが残してくださったコメントから、今日は”共感覚”について書きたくなりました♪
”共感覚”とは、 ◆例えば音楽(音)を聴くとある色が見えたり、 ある香りや文字から特定の色を感じたりする五感のつながりの事。 ◆ある刺激によって一つの感覚が反応すると同時に、 他の感覚の反応も呼び起こす事。 心理学者や科学者によって研究され続けている現象です。 子供の頃は皆この感覚を持っていて大人になるにつれてそれが失われたり、音楽を勉強し始めてそれが蘇ってきたり、 又それは先天的な、ある特定の人のみ持つ感覚であると言われたりしています。 私の友人にも音階を色で感じる女性がいますが、 彼女の中では当然の事の様で そうでない人がいる事を大人になるまで知らなかったそうなのです。 私自身は、各音階別に色を見はしないものの 高い音、低い音、などに色の違いを感じます。 これは多くの人にとってもそうではないでしょうか。 甲高い声が「黄色い声」と言われるのも、その感覚のせいかもしれません。 東京のカラースクールで講師をしていた頃、 クラスの中である実験をしました。 それは、「味覚」と「色」の共感覚。 缶コーヒーを色画用紙で覆っての味比べの実験です。 ◆黒で覆ったもの→甘みの強いものにも係わらずそれ程甘く感じない ◆ピンクで覆ったもの→とても甘く感じる これが大半の結果でした! 『黒→甘くない ピンク→甘い』 という関連ですね。 色の、味覚へのこうした関連は、商品パッケージや薬品のカプセルの色などに応用されています。 これら感覚は主観的なものであれ、日常の中で意識して過ごしてみると 感覚が磨かれてゆくのがわかります。 聴覚、味覚だけでなく、香りでしたらアロマテラピーや香水などから 色を連想してみるのも楽しいですね。 また、目をつぶってフワフワしたものを触ったりゴツゴツしたものを触ったりしてみて、 触感以外の感覚がどのように反応するかを感じてみるのも面白いものです。 (目をつぶることによって、より感覚に集中できますョ♪) この五感のつながりは、セラピーにも大いに効果をもたらすと言われている為、多くの感覚に働きかけてバランスをとるセラピーも多くありますネ。 以下、色と音においての傑作映画として2つのお勧めです。 ◆「未知との遭遇」クライマックスシーンでのシンセサイザーと色の芸術。 ◆「ファンタジア」(ディズニー) 素晴らしい音楽と色の融合作です。 映画がお好きな方でしたら、もっと他にも感性が刺激されるものをご存知かもしれませんね。 そういった点でお勧めの映画などがありましたら、ドウゾ教えてください♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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