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2001年9月11日以降、アルカイダは「テロリスト」の代名詞のようになった。そのアルカイダと「西側」の協力関係がこのところ明らかになっている。
本ブログで何度も書いていることだが、リビアの反政府派にはアルカイダ系の武装集団が参加、つまり米英仏などの軍隊と同盟関係にある。ネオコン(新イスラエル派)のジョン・マケイン上院議員もアルカイダを含む勢力を軍事支援するように要求している。 そして最近、別の事実がWikiLeaksによって明らかにされた。注目されている人物は、グアンタナモで拘束されているアルジェリア人、アジル・ハジ・アル・ジャザイリ・ビン・ハムリリ。誘拐や暗殺を実行してきたようなのだが、2001年11月から2003年6月まで、イギリスの情報機関MI6(正式名称はSIS)やカナダのSISに情報を提供していたとCIAは考えているようなのだ。 アルカイダなどイスラム武装勢力は1979年、ソ連軍がアフガニスタンへ軍事侵攻する前にCIAが始めた秘密工作によって生み出されたわけで、アルカイダと西側の情報機関が連携していても不思議ではない。バルカン半島での内乱でもアルカイダは西側と協力関係にあった。(詳しくは拙著『テロ帝国アメリカは21世紀に耐えられない』を参照) しかし、「9/11」はアルカイダの犯行だとアメリカ政府は主張している。これだけアルカイダと西側との協力関係が明らかになってくると、見直さなければならないことが出てくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.04.28 01:56:26
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