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《櫻井ジャーナル》

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2021.02.17
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 アメリカにおける伝染病対策の中心的な存在であるNIAID(国立アレルギー感染症研究所)の​アンソニー・ファウチ所長がイスラエルの「ダン・デイビッド賞」を授与され、100万ドルを受け取ることになった​。COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動の中、「勇敢に科学を擁護」してmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの接種を推進した功績だという。




 イスラエルはワクチン接種に積極的で、人びとの管理に「ワクチン・パスポート」を推進しようとしている。欧州委員会とWHO(世界保健機関)は2019年9月12日に​グローバル・ワクチン接種サミットを開催​、22年にはワクチンを接種したかどうかを示すカード/パスポートを導入しようと計画している。同じ方向を目指しているわけだ。

 世界には身分を証明する書類を持たない数十億人を管理するためにデジタルIDを導入するべきだとID2020なるNGOは訴えてきた。ビル・ゲイツのマイクロソフトが参加している団体だ。ファウチはビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団とも緊密な関係にある。

 ファウチも推進しているmRNAワクチンは全く新しい技術で、安全性は確認されていない。すでに死亡者や深刻な副作用の報告があるが、最も懸念されているのは慢性疾患の原因になるのではないかということ。そうしたリスクがあるからこそ、製薬会社は免責になっている。

 通常、ワクチンの開発には5年から10年は必要だとされているが、コロナウイルスの場合は成功例がない。SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)に限り、短期間で成功したというのは奇妙だ。

 COVID-19騒動では少なからぬ科学的な疑問が指摘されているが、それをファウチは封印し、リスクを無視してmRNAを推進している。その先に広がる闇の中に何が潜んでいるのかを知っている人はいないだろう。






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最終更新日  2021.02.17 01:37:59



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