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《櫻井ジャーナル》

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2021.08.11
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 バトル漫画が人気化して連載が長くなると、主人公の「戦闘能力」が高まるのに合わせ、それに匹敵する「戦闘能力」を持つ新しい強敵を登場させなければならない。

 世界中を震撼させている悪霊「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)」の場合、敵役は「変異株」。その「変異株」にギリシア文字の名前をつけている。アルファ(イギリス)から始まり、ベータ(南アフリカ)、ガンマ(ブラジル)、デルタ(インド)を経て、最近はラムダ(ペルー)が登場してきた。感染が続くうちに危険度が高まるということは不自然だが、人びとを脅すためにはそうしたシナリオでなければならない。

 「COVID-19ワクチン」の接種で先行して国では、「ワクチン」を注射してもPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の陽性者は消えない。つまり「感染者」と見なされる人がいる。しかも「ワクチン」が原因で脳梗塞、心筋梗塞、心筋炎、体の麻痺、帯状疱疹、⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)の報告もある。

 メッセンジャー(m)RNAを利用している「ワクチン」の場合、COVID-19を引き起こすとされる「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」のスパイク・タンパク質を体内で製造、それによって抗体を作り出すとされている。

 体内で製造されるスパイク・タンパク質が作り出す抗体には感染を防ぐ「中和抗体」と感染を防がない「結合(非中和)抗体」があり、結合抗体はウイルスを免疫細胞へ侵入させて免疫の機能を混乱させることがある。ADE(抗体依存性感染増強)だ。人間の免疫システムに任せておけば問題のない微生物で深刻な病気になってしまう。

 また、「mRNAワクチン」で使われているLNP(脂質ナノ粒子)が肝臓、脾臓、副腎と同様、卵巣に分布すると報告されている。LNPが卵子に影響、不妊につながることは否定できない。

 イスラエルやアメリカのような「ワクチン」の接種で先行した国々の状況から類推すると、日本では心臓や脳に関係した副作用が8月の終わりから9月の初めにかけて表面化する可能性がある。その時が近づいてきた。

 COVID-19の恐怖を煽り、「ワクチン」の接種を推進してきた政府、自治体、「専門家」、マスコミは責任を回避するストーリーを考えていることだろう。「第X波」や「変異種」というタグは使う可能性が高いが、より斬新なストーリーを考え出すかもしれない。






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最終更新日  2021.08.11 00:50:54



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