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ジョー・バイデン米大統領は3月28日の記者会見でウクライナの兵士がポーランドでアメリカ軍部隊と定期的に交流していると発言した。アメリカの第82空挺師団の隊員とポーランドであった際、空挺師団員がウクライナへ入るというだけでなく、すでに入っているアメリカ兵がいるかのように話して話題になっている。 ポーランドはアメリカがウクライナへ戦闘員や武器を送り込むルートになっているが、そのポーランドとの国境からウクライナへ約25キロメートル入った場所にあるヤボリウ基地をロシア軍は3月13日に8機の巡航ミサイル「カリブル」で攻撃した。ミサイルは約1000キロメートルを飛行、ターゲットを正確に捉えている。ロシア政府は3月12日、アメリカに対して西側から運ばれてくる武器は攻撃の対象になると強く警告していた。 ヤボリウは事実上、NATOの基地。アメリカが提供する2億ドルで調達した武器をポーランドから運び込み、ウクライナの兵士を訓練してきた。アメリカが提供してきた武器には携帯式防空ミサイルシステムの「スティンガー」や携帯式対戦車ミサイルの「ジャベリン」が含まれている。 イギリスのミラー紙によると、ロシアのミサイル攻撃でイギリスの特殊部隊員3名が殺されたという。ロシア軍によると、この攻撃で180名以上の外国人傭兵が死亡しているが、この中にアメリカ軍の特殊部隊や射撃部隊の隊員が含まれていても不思議ではない。 2014年2月のクーデター当時、ポーランドで伝えられていた情報によると、クーデターの主体になったネオ・ナチは2004年からバルト3国にあるNATOの訓練施設で軍事訓練を受けていたという。2007年にはネオ・ナチを率いているひとりであるドミトロ・ヤロシュがNATOの秘密部隊ネットワークへ組み込まれたと言われている。ちなみに、2014年のクーデターを現場で指揮していたビクトリア・ヌランドは05年6月から08年5月にかけてNATO大使を務めていた。 2013年9月にはポーランド外務省がウクライナのクーデター派に属す86人を大学の交換学生を装って招待、ワルシャワ郊外にある警察の訓練センターで4週間にわたり、暴動の訓練を受けたとも伝えられている。ネオ・ナチのグループにはシリアやチェチェンでの実戦経験のある人物も含まれていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.30 03:06:50
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