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《櫻井ジャーナル》

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2023.05.29
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 世界はバイオ技術の時代に入っている。遺伝子操作と言っても良いだろう。その新技術を実践するため、「パンデミック」が演出された。恐怖に駆られた人びとは遺伝子操作薬に飛びつき、早くも深刻な副作用が現れているのだが、この接種はアメリカの国防総省がたてた計画に基づいている可能性が高い。

 WHO(世界保健機関)は健康や医薬品を改善するためだとして「ゲノム編集」を打ち出しているが、彼らが推進中の「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」は遺伝子操作薬にほかならない。ここにきてDNAの混入が発覚、ゲノムの中に入る危険性があるのだが、そうなると、少なくとも結果として遺伝子組み換えになる。

 ​モデルナで医療部門の責任者を務めるタル・ザクスは2017年12月に次のように語っている​:DNAはコンピュータのプログラムに相当し、mRNA技術はOS(オペレーティング・システム)と同じようなプラットフォームを作り出す。その上で「生命のソフトウェアをハッキングする」というのだ。

 生物化学兵器を開発するために生体実験も行った日本の医学界は「性善説」を採るらしいが、権力者を調べている立場からすると「性悪説」的な視点から見なければならない。大多数の人間の遺伝子を組み替えようとしているグループが存在している可能性がある。

 遺伝子操作だけでなく、社会を収容所化しようとする動きもあった。そのひとつの手法がロックダウン。それを正当化するために「COVID-19」を悪霊化し、人びとを恐れさしていた。そうした宣伝を行っていた組織のひとつがWEF(世界経済フォーラム)だ。

 ​WEFのクラウス・シュワブは2016年1月にスイスのテレビ番組に出演し、そこでマイクロチップ化されたデジタル・パスポートについて話している​。チップを服に取り付けるところから始め、次に皮膚や脳へ埋め込み、最終的にはコンピュータ・システムと人間を融合するというのである。個人を特定、監視するだけでなく、思想や記憶のコントロール、外部の巨大コンピュータと連結して人間を端末化しようと考えているようだ。

 脳とコンピュータを融合するマイクロチップをイーロン・マスクは開発している。その拠点が「ニューロリンク」なる会社だ。動物では脳にチップを埋め込む実験をすでに実施。来年には人間で行う予定で、FDA(食品医薬品局)の承認を待っている状態だとされていた。

 ナチ協力者として知られるシュワブ家のクラウスはスイスにおけるカトリック神学の中心地であるフリブール大学で経済学の博士号を、またチューリッヒ工科大学でエンジニアリングの博士号をそれぞれ取得、後にハーバード大学へ留学し、そこでヘンリー・キッシンジャーから学んでいる。その後スイスのエンジニアリング会社エッシャー・ビース(後にズルツァーへ吸収)に入り、アパルトヘイト時代の南アフリカで核関連の研究に携わった。WEFを創設したのは1971年のこと。その際CIAからも支援を受けている。

 こうした人類の個別管理は2015年9月に国連で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」と関係している。「SDGs(持続可能な開発目標)」を実現するため、個人を特定するためのシステムに記録されていない人びとを管理する必要があるとされ、デジタルIDの導入が進められることになった。2016年5月には国連本部でどのように導入を進めるかが話し合われ、ID2020というNGOが設立される。このNGOにはマイクロソフトも関係している。

 エレクトロニクス技術とバイオ技術を組み合わせ、「神に選ばれた」自分たちが大多数の劣等種を支配しようとしているように見える。その「神に選ばれた」人びとが「文明」を築く手段は略奪だった。

 近代ヨーロッパは11世紀から15世紀にかけて中東を「十字軍」で侵略し、財宝や知識を手に入れるところから始まる。15世紀から17世紀にかけての「大航海時代」にはエルナン・コルテスがアステカ王国(現在のメキシコ周辺)に攻め込み、莫大な金銀を奪う。また、フランシスコ・ピサロはインカ帝国(現在のペルー周辺)で金、銀、エメラルドなどを略奪した。いずれの帝国とも滅ぼされている。

 ヨーロッパ人は莫大な量の貴金属品を盗んだだけでなく、先住民を酷使して鉱山開発も行った。その象徴的な存在がボリビアのポトシ銀山だが、どの程度、盗み出されたかは不明である。

 スペインやポルトガルがラテン・アメリカから盗み出した金銀財宝を海賊に奪わせていたのがイギリス。そうした海賊の中でもジョン・ホーキンス、フランシス・ドレイク、ウォルター・ローリーは有名だ。エリザベス1世はホーキンスにナイトの爵位を与えた。ドレイクやローリーもナイトになっている。金やダイヤモンドを産出した南部アフリカをイギリスが侵略するのは19世紀の終盤だ。そして資本主義が始まる。

 その一方、イギリスやアメリカは麻薬を中国へ売りつけている。イギリスはインド産のアヘン、アメリカの業者はトルコ産のアヘンを売っていた。その前、彼らの一部は奴隷貿易で儲けている。

 そうした手法でイギリスは19世紀に植民地を拡大させていた。1866年にアフリカの南部地域でダイヤモンドが発見され、86年にはトランスバール(南アフリカ北東部)で大量の金が発見されると、セシル・ローズは南アフリカへ移住、ダイヤモンド取引で財をなし、デ・ビアスを創設した。ローズに融資していた金融機関はNMロスチャイルド&サンである。

 その後、トランスバールへの侵略に失敗したローズはイギリスへ戻ってナサニエル・ロスチャイルドと会う。ロスチャイルドはウィリアム・ステッド、レジナルド・ブレット、そしてアルフレッド・ミルナーと緊急会談を開いて対策を練った。(Gerry Docherty & Jim Macgregor, “Hidden History,” Mainstream Publishing, 2013)

 一連の動きで重要な役割を果たしたローズは優生学を信奉していたことで知られている。彼は1877年6月にフリーメーソンへ入会、その直後に書いた『信仰告白』の中でアングロ・サクソンは最も優秀な人種であり、その居住地が広がれば広がるほど人類にとって良いことだと主張している。領土を拡大して大英帝国を繁栄させることは自分たちの義務であり、領土の拡大はアングロ・サクソンが増えることを意味するとしている。(Cecil Rhodes, “Confession of Faith,” 1877)

 彼らが信奉していたトーマス・マルサスの人口論によると、人口は等比級数的に増えていく。ところが実際の人口は等比級数的に増えるどころか減少に転じる兆候が出ている。​2019年に出版されたダレル・ブリッカーとジョン・イビツォンの『Empty Planet(日本語版:2050年 世界人口大減少)』​はその問題をテーマにした著作で、注目された。​基本的に同じ結論の論文をランセット誌が2020年7月14日に掲載​している。

 欧米には『新約聖書』の黙示録を恣意的に解釈、それを信じる人たちがいる。黙示録は複数の筆者によって書かれた、あるいはオリジナルに何者かが書き加えたことがギリシャ語の語学力を分析することで明確になっている。そのうち書き加えられた部分を絶対視するのだ。書き加えられた部分には、「印」をつけられた人びと以外は神による大殺戮で殺されるという記述がある。

 第2次世界大戦後、「人口爆発」ということが言われてきたが、そうした主張、あるいは「神話」がが広まったひとつの理由は人種差別にあると指摘する人がいる。東南アジア、中国、インド、アフリカなどの人口が増えたことに対する危機感が生じたというのだ。マルサスの人口論を信奉する人が少なくなかったことも一因だと考えられている。そのアングロ・サクソンはアメリカ、オーストラリア、フィリピンなど世界各地で先住民を虐殺しているが、東アジアでは中国に照準を定め、最終的にはスラブ民族が支配するロシアを征服しようと計画する。中国侵略のための「戦闘奴隷」として目をつけたのが日本人にほかならない。そして明治維新だ。

 現在、日本人は中国やロシアとの戦争を準備しているが、その一方で遺伝子操作薬の接種で死滅する方向へ進んでいる。「突撃」するまでは生きていると考えているのだろうか?






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最終更新日  2023.05.29 14:20:05



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