|
カテゴリ:健康
●”厚労省はガン・マフィア中枢”を自己証明
なぜなら、日本屈指の医学統計学の権威、岡田教授が、同誌で真っ向から否定しているからだ。 「この日本の調査は(欧米研究のように)検診を『定期的に受けるグループ』(A)と、『受 け ないグループ』(B)に分けて追跡調査を行ったものではありませんでした」 「研究対象グループ」(A)と「対照グループ」(B)、両者を比較検討するのは疫学超さの 基本。 この手法を抜きに有効性は判定できない。 では厚労省は疫学研究のセオリーを無視して、どのような”調査”を行ったのか?・ 岡田教授も呆れ果てる。 「肺ガンで死亡した人が、過去3年問に検診を受けていたかどうか、を調べただけの不完全なも のであり、そもそも調査の目的が『肺ガン検診の有効性を証明する』ものだったのです。(はじ めから”結論”ありき!)……毎年の肺ガン検診で死亡率が半分になる、というのは明らかなウ ソです」 わたしは、厚労省はそこまでペテン、でっちあげをやるか!と天を仰ぐ。 この肺ガン検査のねつ造陰謀だけみても、同省が、ガン検診利権に深く関わっていることがハッ キリわかる。 ●胃ガン検診の”有効性”もでっちあげ さすがの『週刊現代』(前出)も怒りをこめて告発している。 「肺ガンだけではない。たとえば、日本人に多い胃ガンについてもウソがまかり通っている。 日本の専門家が、胃ガン検診の科学的根拠にあげているいくつかの調査データは、この肺ガン 検診についての調査と同しスタイルで行われたもの--岡田氏はそう断じるのだ」 しかし、厚労省は学者はだませなくても、国民はコロリとだませると踏んでいる。 たから、政府広報などで「肺ガン検診はガンを半減します」「胃ガン検診でガンを減らしまし ょう」などと、厚顔無恥に大々的にPRする。 ”善男善女”の国民は、まともや赤子が手をひねられるがごとくだまされて、いそいそとガン 検診会場に向かうのだ。 ●日本はお粗末な”後ろ向き”調査 岡田教授は、臭いものにフタの日本の医学界を批判する。 もし胃ガン検診を推奨するのであれば、検診のマイナス効果の「発ガン死亡」「総死亡」増加 の損失を上回る大きなプラス効果、つまり「寿命がのびる」ことを証明しなければならない。 しかし、それを証明できた日本の研究は皆無なのである。 教授によれば「胃ガンの調査のほとんどは日本で行われたもの」という。欧米には胃ガンはほ とんど見られない。だから、これも当然。さらに「日本が行う研究は”後ろ向き”調査となっ ており、胃ガン検診が有効なのか、まだわかっていない」にはあぜんとする。ここで”後ろ向 き”調査とは、耳慣れない。 教授の解説によれば--すでに起こった出来事を集める方法--のこと。それは「いくら集め ても、公平な比較ができない」のだ。さらに「公平でないばかりか、プラセボ(偽薬)を使う など、計画的な段取りもなされていないわけで、統計学の大原則を無視した方法なのである」 つまり、過去の出来事の断片をかき集めても、各々の因果関係の証明はできない。 ●統計学を無視した握造、隠蔽など 岡川教授は『がん検診の大罪』(前山)で、日本の医療統計のデタラメさを指摘している。 「調査で集められるデータは、ふつう、統計学と呼ばれる方法によって分析がなされる。緻密 な数学理論に基づく方法であることから、誰が分析しても、結論は同じにならなければおかし い。しかし、その理論はかなり難解で、分析にあたった研究者でさえ理解が十分でなく、デー タの集め方や結果の解釈を誤ったりしているのである。ときには『どうせ誰にもわからないか ら』と、偏った解釈が意図的に公表されることもある」あまりのいい加減さにあぜんとする。 「気になるのは、誤りが指摘されているにもかかわらず、ビジネス上の理由で、あるいは単に マスコミが取り上げなかったという理由で、事実が消費者につたわらないままになっている場 合が多いことである。中には行政的な判断から、事実が隠蔽されてしまったというケースもあ る」「行政的な判断による事実の隠蔽」の最たるものがガン治療による大量死……。 だが、衝撃事実を知らされない”善男善女”は一生気づくことはない。 「医療も他人事では、すまされず、へたをすれば、命にかかわってくる。目分の健康を守るには、 自分自身で情報のウソとホントを見抜く力を身に付けていくしかない」 こうしてみると政府や医学界が発表するデータと称するものは、まさに百鬼夜行。ねつ造、隠蔽 などの不正が日常茶飯であることかわかる。 教授は「命にかかわってくる」最大例として、ガン検診の”有効性”のペテンを指摘しているの だ。では、「信頼性に足る調査」とは、どのようなものだろう? ”後ろ向き”調査に対し、最初に立てた計画に従って観察を進めていく方法を、”前向き”調査 ともいう。統計学の大原則にしたがって行われる調査は、すべて”前向き”調査ということにな る」(岡田教授) ●″後ろ向き”調査を振りかざす推進派 それでも、ガン検診利権に絡む医者も多い。これまでのメンツもあるだろう。 わたしの取材に岡田教授も”抵抗勢力”の存在を認める。 ”千エコ・リポート”等には賛否両論あります。『検診』を推し進めたいと思っている研究者が たくさんいて、『肺ガン検診は”有効”だ』と結論している論文もあるものですから、それを元 に『チェコとかアメリカのデータは”古い”のでダメだ』と主張する。そして『新しいデータは ”有効性”が証明されているから受けましょう』という方が非常に多い。 ところが。有効性”を示したエビデンス(証拠)がある、と言っている方々が示している論文を 見ると、ことごとく例外なく”後ろ向き”調査なのです。ランダムに2群に分けて”前向き”に 調べたというのは後にも先にもチェコ、米の2点しかない。 けっきょく、”後ろ向き”とは、ザーツとデータをかき集めて後の祭り的推論をするわけだ。 「そうです。いちばんの問題点は2群を比較しなければ結論は出せない。疫学調先の大原則です。 ところが2群に分ける時に平等に分けてない。結果的に『健診を受けた人』『受けなかった人』 をただ寄せ集めただけ。だから、その『背景』が揃っているという保証は何にもない。ひょっと したら”正しい”のかも知れませんが、”正しい”証明にはなっていない。ところが不思議なこ とに、ガン検診にかかわらず、多くの医療行為に認められる現象なんてすが、”前向き”に調べ た調査結果と、同じテーマを”後ろ向き”に調べた結果が、ことごとく正反対なんです。私は ”後ろ向き”調杏に、重大な理論的欠陥があると思っている」 「ガン検診は受けてはいけない!?」抜粋 このような経験ありませんか? 今も持っていませんか。。 ☜クリック 大切なのは日頃から健康管理をすること、肉類は控えて抗がん免疫力を高めることです。 そして、確信をもてる自分に合った健康法を探し求めることです。 スマホ用の自然治癒力研究会メインページです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.17 21:39:37
コメント(0) | コメントを書く |