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カテゴリ:思ひ出
30年ぶりに福島に戻って1年半が過ぎましたが、
あるお店の名前を見て記憶が鮮烈に蘇りました。 それは「赤井商店」です。 赤井商店は、まちなか広場の近く福島駅前通りにあります。 なぜ気が付かなかったのでしょう? 今でも大判焼きは思い出に残っています。 昔は福島市をチンチン電車が走っていて福島駅前に「赤井商店」があったと思います。 今、サンルート福島プラザと西沢書店があるところに、昔は中合百貨店がありその界隈が福島 一番の繁華街でした。 中合百貨店に買い物に行き、屋上で遊んで、おもちゃが欲しいとひっくり返って駄々をこ ねて、レストランで国旗の立っているお子様ランチを食べて、福島駅前からチンチン電車に乗 って帰るというのが、最高の贅沢でした。 中合の屋上で遊んでいる写真は古いアルバムにあります。 チンチン電車に乗る間、ソフトクリームやかき氷、そして大判焼きを食べて待っている人で 赤井商店は混雑していました。 その赤井商店を見つけたときは、自分が小学生か幼稚園児にタイムスリップしました。 早速、今日お店に入りました。 定食屋さんになっていました。サラリーマン風な人が4、5人いました。 メニューを見ても柱や壁を見ても大判焼きは書いてありません。 カツカレーを食べながら入り口の左側を見たら・・・ありました。 看板が残っていました。 「あま太郎」と書いてあります。 そうか、あの大判焼きは甘太郎と言ったのか・・・ 看板の下で買い求めるお客さんが凄かったのを思い出しました。 今では作ってないのでしょうか? 勘定を払うときにお店の人に看板の写真を撮らせていただきました。 「昔、ここで大判焼きを売ってましたよね。」と聞いたところ 「売ってましたね。」と返ってきました。 まわりにいたお客さんも反応する人はいませんでした。 私的にはノスタルジーに浸った貴重な時間でした。 当時は赤井冷菓店と言ったんですね。 息子のインフルエンザは治ったようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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