雰囲気を意識して作ってみる・・・星じゃないよ
金曜日幅の夜は、やはりというべきか・・・嗚咽の大号泣でした(´;ω;`)ウッ…もちろん前回のブログネタの通り、金ローで放送された「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」を見てのこと。放送10分でツイッターでの世界トレンド1位にランクインする盛り上がりだったそうですね。正直なところ放送13話分を2時間に圧縮して放送していたので、初見の方には解りづらいところもあったかもしれませんが、限られた時間でここまで魅力を引き出せたのは凄いです。後半の放送で10話に当たるお話では、以前に何度も見たことがあるのに・・・息が出来なくなるくらい泣いてしまいました。勘のいい人は「多分、あの手紙は・・・」なんて気づいていたかもしれません。それでもやはり、その答えが出たときは「つらい・・・つらい・・・こんなの辛すぎる」と涙を流したことと思います。個人的に、11話「もう、誰も死なせたくない」も10話同様に号泣した回だったので見たかった。でもこの回を加えると、この作品の世界情勢と彼女が元兵士としての消せない過去へ向き合うさらなる説明が必要となり2時間枠に収まらないし、それにもう見ている人が泣きっぱなしになっている状態から追い打ち欠けて泣かしてしまうので見ている人たちが干からびちゃいそうになっちゃうから仕方ないですね(苦笑)内容(ネタバレ)は兵士が故郷の両親と幼馴染の恋人に手紙をヴァイオレットに託すお話です。依頼主のその兵士のもとにヴァイオレットが駆け付けたときは既に遅く、彼は敵に狙撃され瀕死の状態でした。ヴァイオレットは彼のケガの治療を優先したいのですが、彼はそれよりも故郷にいる両親と幼馴染の恋人への代筆を頼むのです。そして手紙が出来上がると彼は息を引き取ります。ヴァイオレットはその手紙を彼の両親と恋人に届けるのですが・・・それは消えそうな命の灯の中、両親への感謝の言葉と彼女への愛の言葉がつづられた彼の最後の手紙。本来なら待ちに待った息子・恋人の手紙なのに、あまりの悲しい知らせに泣き崩れる両親と恋人。そして母親が泣きながらにヴァイオレットに近づき「息子を返してくれて、ありがとう」と抱きしめる。その後ろでは恋人も泣きながら「ありがとう」と彼女に礼をのべます。ヴァイオレットは涙を流し「いいえ・・・守って・・・あげられなくて・・・ごめんなさい・・・死なせてしまって・・・ごめんなさい」と声を震わせ答えるのでした。もう10話同様に大号泣の回です。次回は劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―」の放送です。この作品ですが・・・あの2年前に起こった辛くて悲しい「京アニ放火事件」の前日に完成した作品です。いわば作品を作られ亡くなられた方々の「遺作」なのです。エンドロールには、犠牲者を含め、作品に携わったすべてのスタッフの名が刻まれていたと当時のニュースでも報じられたこともある作品です。作品に携われた方々の魂を感じていただきたくて、是非とも次回の「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形―」も見ていただきたい作品です。・・・などと、偉そうなことを書きましたが、やはり「京都アニメーション」の凄さを実感する作品でした。ストーリーはもちろんでしたが、やはりあの背景の繊細さ色彩はまさに「芸術品」です。昨日、夕方気分転換に近くをドライブして風景を撮影してました。「あんな京アニのような風景や色彩・・・憧れるよなぁ。」なんて思って、ちょっと挑戦してみました。もちろん描くことなんて無理なので撮影した写真をPhotoshopと Lightroom Classicを使って挑戦。以前に何度か「アニメ風に」なんて作ってみましたが、今回の「京アニ風(ヴァイオレット・エヴァーガーデン風)」となると、普通のアニメとはかなり雰囲気が違うんですよねぇ。いつもの工程とは全く違う方法で作ってみました。う~ん・・・こんな感じかな?でもちょっと違うかなぁ?あ~!!難しい!!でも・・・「〇〇の作品のような雰囲気を意識して作ってみる」って面白いです。