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不妊治療から出産へ。ちーの高齢出産・高齢育児(パリ・日本)

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2010.03.21
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フランスへ渡り3年間愛用してきた携帯がとうとう使用不可になってしまった。

1月くらいから調子がおかしかったものの、なんとかねばって使用してきた私だがとうとう観念するときがきた。

勝手に電源は切れてしまうし、送ったはずのSMSは届かない。等々の不都合に耐えてくれた周りの人には
感謝しなくてはいけない。というか、謝らなくてはいけない。


携帯の契約は毎月支払う契約にしているので、プリペイドに切り替えるのは不可能。

まだ、契約が1年以上残っているし、携帯の機種変更しか手立てはない。


そこで、SFRのオペラ店に行って携帯を変えることに。


2か月前にiphoneに変更したいといったときには、309ユーロです。と言われあっさり断念していたので、
今回は安い他の携帯にしようと友人と話していた。

blackberryがいいよというので、安ければそれにしようと決めていた。


SFRのお店に入り、順番待ちのボタンをおして番号かかかれた紙を取る。

その間に携帯を下調べ。

値段を見てみるとSFRのポイントがい20000ポイント以上あって機種変更の場合は、29ユーロから。

機種は様々で、NOKIA、SUMSUNG、LG、SONY ERICSSON,BLACKBERRYの機種が主なメーカー。

迷ったら決められなくなってしまうので、BLACKBERRYの値段を確認する。

すると、69ユーロと書いてあるので予算内の金額だったので、これに決め順番を待つ。


最新式のお客様管理のために導入された自動順番管理(電光掲示板に番号が表示される)も故障のため使用できず、結局店員さんが「あなたが先?あなた後?」と聞きまわり名前を記入していく。

この日は土曜日、込みあった店内でまつことしばし、わたしの順番だ。

機種変更したことを伝えて、一応iphoneの値段を聞いてみる。

とても感じのいい店員さんはすぐに値段を調べてくれた。

「219ユーロです」

との返事。

2か月前に聞いた時より100ユーロは安くなったけれどそれでも高すぎるので、

「じゃあいいです。BLACKBERRYで」

というと、店員さんは

「どうして?高すぎる?じゃあ、いくらならだせるの?」

と聞いてきた。

なんでそんなことを聞いてくるのだろうと思ったけれど一応答える。

「ん~、予算が100ユーロだからな~。 150になっても高すぎるな~」

というと、

「でも、絶対にiphoneのほうが使い勝手がいいし、それに今すごくいい使い放題プランがあるからそれにしたら?」

と言ってきた。

「でも、BlLACKBERRYでいいです」

と、強引に話を切り、携帯電話が飾ってある所に向かう。


「これで、お願いします」


というと、店員さんが

「これだと、値段は・・・・・」

と、持ってきた表を見せてくれた。

「119ユーロね」

「え?69ユーロじゃないの?」
と、先ほど確認した値段のところを指さす。

「それは、別なフルインターネットというプランを契約したらその値段になるってことだよ」
と、店員さんはわたしに手に持っていた表をゆびさしながら説明してくれた。


119ユーロだしてまでBLACKBERRYにしたいという気持ちもないし、iphoneは高すぎる。

どうしようかと迷っていたら店員さんがこう提案してきた。


「僕は、119ユーロだしてブラックベリーにするのはもったいないと思う。だから、iphoneを150ユーロにしてあげる。プランも今なら絶対にいいプランだし、しかも在庫が最後の1個。君にとってもいいオファーじゃない?」

それでも、私は迷っていた。

すると一緒にいた友人が「いいじゃん、買えちゃいなよ。だって、iphone欲しかったんだでしょ?これも運命」と言ったので、彼女に背中を押され

「じゃ、お願いします!」

とあっさり返事。

といういきさつで昨日iphoneデビューと相成り、手元にはiphoneがあるというわけ。

これで、仕事もしやすくなると思えばなんでもっと早く替えておかなかったのだろうと思った。


フランスに来て、こういう事務手続きでいい思いをしたことはほとんどないけれど、3年目にしてこんないいことも起こったという気持ちのいい日にもなった。


背中を押してもらった友人とカフェをしながら手元にあるiphoneを2人でいじりながら過ごす。

Mac Notebookとiphone。

さ、役者はそろった。

仕事!仕事!!

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最終更新日  2010.03.21 21:24:45
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