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カテゴリ:【フランス】パリや地方情報
![]() ![]() にほんブログ村 桜月流が2010年4月24、25日とフランスはパリで出演することが決まり、あわただしく準備をして来仏した宗家はじめ、桜月流美剣道のメンバー3名を迎えにシャルルドゥゴール空港まで向かいました。 アイスランドの噴火で一時は、来仏がどうなることかと危ぶまれましたが、無事時間通りに到着した3名。 長時間のフライトの後にも関わらず、すぐに会場でリハーサルです。 予定の時間を過ぎての到着になったため、音無しでのリハーサルとなり、動きや場所の確認となりました。 ![]() まったく、当日までお楽しみかのように、何の打ち合わせもできずに向かった会場で、舞台監督を紹介してもらいました。 さっそく、彼と舞台の打ち合わせをすることに。 宗家や松木さんと舞台の流れをフランス語に通訳しながら、シルヴァンと主催者と内容を詰めていきます。 この打ち合わせの中で、フランスにない表現がたくさんあることに気づかされました。 驚きは、「鈴」という単語がないということ。 あるかもしれないけれど、普及していないため「楽器」とフランス語で書かれていました。 実物を宗家が見せても、「これはフランスにないわ」と主催者の女性がつぶやく始末。 すでに異文化コミュニケーション。 こういうことは、海外での公演にはつきものなことなのかもしれないな、と思いました。 当日の進行や音響に不安があったわたしも、少しだけ安心することができましたが、宗家のマイクテストは翌朝に持ち越されました。 いずれにしても、テストできるということなので一安心。 今回は、桜月ブースを持つということもあり、ブースの準備もしなくてはいけません。 とりあえず、時間が時間だったこともあり、翌朝に準備するということでこの日は撤退することになりました。 ![]() この桜月が出演することになったLovin Japanというエキスポは、フランスで最大の日本エキスポと言われるJapan Expoのようなもので、今回が第一回目のイベント。 メトロなどにも広告が貼られ、日本イベントへの関心が高まっていることが感じられます。 そのイベントに桜月が参加することになったのです。 日本人の魂、サムライ魂を伝える剣士の再来というフレーズが桜月の紹介文に書いてありました。 「Vrai Japan(ヴレ・ジャパン)」本物の日本を伝えるという桜月の使命を果たすべく、日本で演目をひねってきたという宗家たちの演目が楽しみなのでした。 【桜の茶道具】 ![]() 茶器・茶道具・清水焼桜の抹茶碗・剛窯作【抹茶茶碗】 ![]() 【茶道具・棗】中棗 黒塗 枝垂桜蒔絵 中村湖彩作 ![]() 【茶道具・抹茶茶碗】仁清 桜花爛漫絵茶碗山岡善昇 ![]() 中村能久の別作:色絵水差【茶道具 水指】 乾山写 桜の絵(京焼き) 中村源水作 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.29 07:17:35
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