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ペンション経営のエピソード/勝手な話(特に冬は)も多々あり!(ノウハウ書をかきました)

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2009年04月16日
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カテゴリ:政治について
4月でも沢山雪が残っています
このところの暖かさで随分雪解けが進み。GWころにはすべてなくなりそう。

現在冬期休業中。4/20より営業再開します。予約は開始しました。




            資本主義はどこまで暴走するのか
            著者:  森永卓郎 /吉田司


2週間に一度の割合で図書館に行っているのだか、
そこの新刊コーナーにこの本があったので早速、読んでみた。

「パチンコ型社会」という印象的なフレーズがあったので、ちょっと紹介してみます。

「『日刊ゲンダイ』の編集長をやっていた二木啓孝さんが、いまの世の中を、パチンコ型社会だと言うんですよ。パチンコに毎日通ったら、負けることはみんな知っているんですけど、立場が弱くて、金があまりなくても、一発あたったら5万、10万になると思ったら、庶民はパチンコに行っちゃうんですよ。博打やめてみんな地道に働こうねというのは受けないんですね。10回に1回、100回に1回しか大もうけできなくても、一発大もうけできた方がいいと思っちゃう。小泉の巧みなところは一発大もうけできる人、ホリエモンみたいな人がたくさんでてくると幻想で思わせちゃった。本当はそんなことはないんですよ。嫌われるの承知で敢えて言うと、そこらの庶民がIT長者として成功したヤツの中にいるかというと、いないんですよ。みんな東京大学出ていたり、一橋大学出ているような頭のいいヤツが悪いことをして巨万の富を得られるわけで。相当頭が良くて、悪くないと。実際に会ってみてわかったんですが、ホリエモンは性格は悪いけど、頭はいいんです。相当いいですよ。まあそうやって、小泉から痛みに耐えろと言われて痛みに耐えたら、なんかいいことがあるふうに見えちゃったんです。でも痛みに耐えろと言うのは、死ぬまで痛みに耐えていろというメッセージだったことに国民の大部分は気付かなかったんです。」

****** 参考:関連ブログ *************
資本主義はどこまで暴走するのか(森永卓郎・吉田司著)

資本主義はどこまで暴走するのか/森永卓郎・吉田司
***************************

確かにうなずけることは多い。

ホリエモンの場合、Yahoo!の孫さんや楽天の三木谷さんより下位に甘んじているというような焦りがあったのだろう。
オンザエッジ~マザーズ上場のころまでは成功したのであろうが、LiveDoorの収益はイマイチだったので、株やM&Aにシフトしそれによる儲けを利用して、本業のIT企業NO1になりたかったのかもしれない。
この構図は規模は違うが、昨年破綻したリーマンとよく似ている。
ゴールドマンサックスやメリルリンチよりも下位だったリーマンはハイリスクを取りすぎ無理しすぎたようにホリエモンも一発逆転を狙ったのであろう。
だから「悪だ」といわれるが、たくさんの雇用を創出したのも事実だからすべて悪いわけではない。

本当にお金を稼いでいる人は、ここにも述べられているが、実に頭が良い。
まだ誰も行っていない事業や真似のできない技術を持っているなどまさに「ONLY ONE」なので儲かるのに、今の政治で一番の問題点は、誰でもそうなれるかのようなに思わせてしまうような勘違いがあった。
現実は、ほとんどの人が与えられた仕事を一生懸命まじめにこなすだけの凡人なのに・・・。

かつての日本は、ごく一部の優れ者からたくさん税金をとって、その他大勢の凡人に回していたので、みんなが中流などといっていた。
一部の金持ちがたくさんお金を使ったところでたいした経済効果は生まない。
たくさんの中流人がそこそこ消費してこそ景気が良くなるに決まっているのに、それがくずれ、新自由主義的な弱肉強食が行き過ぎてしまった。

ここからはかなりシビアな話(抗議はしないよ~に!!)だが、
ネット予約が多くなりつつある現在では、宿泊施設だって例外ではない。
その代表的なサイトが楽天トラベルや○○○○○○だが、小規模宿の場合、
○○○○○○のウエイトはかなり大きい。
そんなことから、本当は予約サイトを利用したくないオーナーが多いのに背に腹は代えられないので、仕方なく○○○○○○に謙るしかなくなる。(もっともオイラはほとんど利用しないから関係ないが・・・)
その結果、わけのわからない口コミの良し悪し(現実的な本当の内容はそんなに単純じゃないのに)で、どんどん2極化している。
このままだと何れ利益損害で訴える宿が出ないとも限らない。
結局儲かっているのはごく一部の賢い宿と、○○○○○○だけが大きく伸び、
その他大勢はより貧乏になる。

旅の窓口を買収して勢いづいていたころの楽天トラベルは態度がデカかったが、
その反省からなのかこのごろは実に良心的になっている。
その反面○○○○○○は、システムが重くショボイのに、
最近では、嫌なら辞めれば的とも思える上から目線。
そんなことを続けるようでは、ホリエモンが落ちてしまったように、そのままず~と絶好調でいくはずがない。

日本はこれまで、「社会主義的資本主義」といわれていたが、
実は上から下まで役人主義なのだ。
これは、長い間政権が変わらない弊害からきている。
小沢クン絡みで雲行きが怪しくなりだしているが、良く考えましょう。
汚れていないまじめな志が高い政治家がよく見れば結構いることを。

以前サンデープロジェクトで木村剛氏が言っていた。
「社会保険庁に代表される役所関連の不祥事には実に甘い。同じことを民間(ホリエモンやグッドウィルの例を出していた)がやっていたら、大変なことになる。同じ罪ならば平等に裁くことができる国でなければならない」と。

少し愚痴っぽくなってしまったが、
やはりこの国に必要なことは、
みんなが中流でいられる世の中であれば犯罪率だって減るから、結局はベストなのであろう。

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Last updated  2010年03月05日 13時18分11秒
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