フジアザミ　（おしゃべり）


OLYMPUS OM-D E-M1
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD , 45mm（35mm判換算：90mm）
ISO 200 , F 5.0 , SS 1/320秒 , 露出：絞り優先ＡＥ , ＷＢ：晴天 , PL Filter 使用 , Ｊｐｅｇ撮って出し：トリミングあり

撮影日時：１０月１１日　午後３時
撮影場所：岐阜県大野郡白川村馬狩　トヨタ白川郷自然學校前

ここ白山山系で見られるフジアザミはテマリフジアザミ（手毬富士薊）といわれる品種のようです。詳しくは日本のアザミ：詳細情報（国立科学博物館）を参照してください。
白水湖畔にも咲いていましたので、この辺ではポピュラーなのでは？　大型で目立つ花です。

フジアザミ（富士薊）
みんなの花図鑑と素人が作る【野草・雑草、花の図鑑】より
原産 ： 日本固有種、関東地方～中部地方
花期 ： ８～１０月
別名 ： 崖アザミ

茎の上部で少しだけ枝分かれをし、先に大きな花（頭花）を下向けにつける。 花の色は紅紫色で、大きなものは花径10センチにも達する。 花は筒状花が集まったもので、総苞（花序全体を包む葉の変形したもの）は球形である。 総苞片は反り返り、縁には棘状の毛が生える。

茎の上につく葉は小さく、下へいくほど大きくなる。 根際から生える葉は羽状に大きく切れ込む。 どの葉にも縁には鋭い棘がたくさんある。

フォッサマグナ要素の植物の1つである。 名の由来は、富士山の周辺に多いことからきている。 日本産のアザミの中では最も大きな花をつける。山地帯から亜高山帯にかけての砂礫地や河原に生育し、「崖アザミ」の別名がある。