赤外線写真初心者①:プロローグ
予想通り長引くコロナ禍も早や1年半、現在でもすでに様相や社会常識は一変してしまいましたが、まだまだ平常には戻れないと思います。同窓会・忘年会・職場の飲みニケーションはおろか、親戚の飲み会すら1年半していないよ。閑話休題趣味の写真撮影・カメラ道楽に関しては、他人に迷惑をかけないやり方でコロナ禍でも活動を続けることはできますね。とは言え、ブログはここ1か月全く更新していませんでした( ´∀` )というわけで三日坊主かもしれませんが、最近始めたのがのがデジタルカメラによる赤外線撮影です。用意するもの①デジタルカメラ:なんでもよさそうなのですが「フルスペクトラム(full spectrum)改造」を施したデジカメが有利です。詳しい説明は省きますが、フィルムカメラのように赤外線フィルムに入れ替え(すべてモノクロ)れば撮れるわけではなく、デジカメセンサーに張り付いている「有害光線(近紫外線、近赤外線)除去フィルター」や「ローパスフィルター」を外して同じ厚みの無色透明なガラス・フィルターを付ける改造です。私は、祭りが全く開催されなくなって二回り目(開催されるのはオリパラのみ(笑))の現在、出番がなくなったソニーのα7Sを改造しました。②IRフィルター:(可視光の波長カット)赤外線のみを通すフィルター SC(シャープカット)フィルター:近赤外線近くの可視光も通す。③PhotoshopやGIMP(無料)といった、カラースワップという技法が使えるソフト以上ですが、α7Sの改造とフィルター代で \36,000 かかりました。④作例:2週間練習してなんとか目処がたった写真です。生のRAW画像以前からおなじみの白黒赤外線画像緑の木の葉が白く写り、青空が黒くなります。GIMPで channel mixer を用いたカラースワップ画像GIMPで Lab compose 変換を用いたカラースワップ画像写真によって、channel mixer が良かったり Lab compose が良かったりするようです。一概に言えません。コツは①晴天の順光(太陽の位置)で②RAW画像で③夏場の強い日差しで④マニュアルホワイトバランス(改造業者に教えてもらえました)「④は一から始めると初心者にはかなりハードルが高いと思います。」