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2017.09.14
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シス・カンパニー公演
 KERA meets CHEKHOV Vol.3/4

 ワーニャ伯父さん


 作:アントン・チェーホフ
 上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

 美術:伊藤雅子
 照明:関口裕二
 衣装デザイン:伊藤佐知子
 音響:水越佳一
 ヘアメイク:宮内宏明
 演出助手:坂本聖子
 舞台監督:瀬崎将孝
 プロデューサー:北村明子

 新国立劇場 小劇場
 開演13:30

 <配役>
 段田安則……………ワーニャ伯父さん
 宮沢りえ……………エレーナ
 黒木 華……………ソーニャ
 山崎 一……………セレブリャーコフ
 横田栄司……………アーストロフ
 水野あや……………マリーナ
 遠山俊也……………下男
 立石凉子……………ヴォイニーツカヤ夫人
 小野武彦……………テレーギン
 
 ギター演奏:伏見蛍

★シス・カンパニー公式「ワーニャ伯父さん」
http://www.siscompany.com/ojisan/gai.htm

 <あらすじ>
 大学教授を引退したセレブリャコーフ(山崎一)は、都会暮らしに別れを告げ、若い後妻エレーナ(宮沢りえ)と共に、 先妻の親から受け継いだ田舎屋敷に戻ってきた。先妻の兄であるワーニャ(段田安則)は、学者であるセレブリャコーフ を長年崇拝し、彼の支えとなるために、25年にも渡って領地を切り盛りしながら、教授と先妻との娘ソーニャ(黒木華)、 母ヴォイニーツカヤ夫人(立石涼子)、隣人であった没落貴族テレーギン(小野武彦)と共につましく暮らしてきた。
 長年、尊敬するセレブリャコーフに尽くすことに疑いを抱いたことのなかったワーニャだったが、毎日共に暮らすようになった目の前の人物は、いつも体調も機嫌も悪く、尊大で身勝手な態度で人を困らせるただの年寄り・・・。また、その妻エレーナも、夫への不満と年の近い義理の娘との折り合いの悪さも手伝い、田舎暮らしの中、このまま 若さも可能性も失われていく不安に憂鬱な日々を送っている。この夫妻が都会から屋敷に戻ってからというもの、 人々の田舎暮らしのリズムは一変。屋敷には常に重苦しい空気が立ち込めるようになっていた。何よりもワーニャは、 人生の大半を捧げきた相手が、単なる俗物だった事実に虚しさと絶望を感じ、勤勉だった彼の生活は激変してしまう。今度は、事ある毎に、セレブリャコーフに毒づき、母たちにたしなめられるが、その憤りは収まることを知らない・・・。
 この屋敷に集まる人物の中に、近隣で、唯一の医師として多忙を極めるアーストロフ(横田栄司)がいた。彼は貧しい 農民への医療に従事する傍ら、森林の環境保護を訴える活動家として、地域への献身を続けてきた。しかし、やはり 田舎暮らしに鬱積した思いを抱き、診療を放り出して屋敷に入り浸り、ワーニャと酒を酌み交わすことも多々。
そんな鬱屈した思いから、エレーナに対し熱い思いを抱いている。そして、これまでの長年の献身に絶望している ワーニャも同じく、エレーナに思いを募らせ言い寄るが、エレーナに相手にされるはずもない。
そして、一方、エレーナに恋心を抱くアーストロフを、ソーニャの熱い眼差しが追いかけるのだが、相手にもされない。 それぞれの恋のベクトルは、決して互いを向き合うことなくすれ違い、それぞれの虚しい恋心だけが募っていく・・・。
古い屋敷に立ち込めるのは、失った過去への後悔と未来への言い知れぬ不安。人々はどこへ向かうのか・・・。
そんな中、元教授セレブリャコーフが皆に告げたある考えに、ついにワーニャは激昂し、そして・・・。

※シス・カンパニー公式サイトより転載

 チェーホフ戯曲を観た後は、ほぼ毎度、なんとも言えない絶望感がまとわりつきます。「庶民はつらいよ」「自分勝手に傲慢に生きたもん勝ち?」等々で悶々……でも、そんな中にあって前進しようともがく人間の姿にかすかな希望を見出して自分の気持ちを納得させるというか。

 現代の日本の常識で考えれば、地位や名声はあるが生活力に乏しい学者センセイが、亡き妻の実家に居候(しかも威張ってる)するだけでも「なんでそこまで?」と不思議でたまらないのに、挙句「この家と土地を売って金にする」とか言い出して開いた口が塞がらなかったわ。19世紀末のロシアでは普通だったのかしら。

※とりあえず記録

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Last updated  2020.05.23 19:20:58
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