カテゴリ:演劇(古城十忍)
ワンツーワークス
死に顔ピース 作・演出:古城十忍 美術:礒田ヒロシ 照明:磯野眞也 音響:黒澤靖博 衣裳:友好まり子 舞台監督:尾崎 裕 中野ザ・ポケット 開演19:00 <主要キャスト> 奥村洋治………………渡良瀬益造(緩和医療従事者・元大学病院の医師) 関谷美香子……………桐野貴子(緩和医療従事者) みとべ千希己…………末永楠美(末期がん患者・元看護師) 藤村忠生………………楠美の父・隆文 山下夕佳………………楠美の母・照子 藤 敏也………………浅沼(大学病院の医師) YAMA…………………トゥーマー(緩和医療従事者) 藤村忠生………………牧教授 山下夕佳………………田所(大学病院の看護師) 関谷美香子……………鮫島( 〃 ) 16名の役者さん達が40近い役柄を一人複数役演じます。どの役もキャラが立ち、この作品になくてはならない存在感を放っていましたが、個人的に印象に強く残る役のみを記録します。一跡二跳の初演を観ていないので、YAMAちゃんが登場したときには「え?なんでYAMAちゃんが出てるの!?」と真顔で驚いてしまいました ★ワンツーワークス「死に顔ピース」公演ページ http://www.onetwo-works.jp/works/shinigao-peace/ 笑って笑って、楽しく死んで、旅立とう。 医療とは? 看取りとは? 自宅で死ぬ意味とは? 「理想の死に方」「笑いのある終末医療」を求めて奮闘、 その紆余曲折を描く、医師と患者とその家族の物語。 このテーマって、21年前に最初の乳がんを患って以来、自分がずーーーーーーーーーっと考え続けていることで。いや、正確には考えて考えて「自分なりの答え」は出した。私の長年の思いを具体的に見せてもらった気分です。女装のDrや被り物はいらないけど(笑)、最期まで普通に生きてる人として扱って欲しい。意識が遠のく間際まで世間話したり、時にはバカ話して、こんな楽しい日が明日もその先もずっと続くと思い込んで、笑って死ねたら最高。 ちなみに、自分や家族が安らかで自然に死ぬための施設(ホスピス、訪問看護ステーション)は幸いなことに割と近隣にある。できれば私も最期は在宅で迎えたいなぁ……というか、最初の乳がんは「顔つき」の悪い奴でリンパ節に転移もしていたから再発を見込んで下調べしまくったんだよね まぁでも在宅で死を迎えるには家族の手が必要なわけで、ウチは順番から言ったら6歳年上の旦那が先に逝くだろうし、子どもはムスメ一人だし。こうなると早く病気になったもん勝ち?な気もしてくるわ(感想というか独り語りになってしまいました〜) 逝く直前の楠美さんの下顎呼吸がリアルでした。(祖母と義姉を看取ったときもそうでした)意識はなくとも肉体は最期まで生きようと努力するんですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.23 19:35:48
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