まあ、
その人の倫理観が試されるところではある。

ネタバレ記事、
つまり、
一般には出回らない情報、
有料でないと手に入れられない情報を書いた記事は、
それなりに需要があり、
アクセス数を稼ぐにはもってこい。
承認要求を満たすのにももってこい。

たとえば、
シン・エヴァンゲリオン劇場版で、
シンジがこんなことを言っていた・・とか書いたら、
それなりにアクセスは増える、だろう。

ただね。
お金を払わないと得られない情報を、
自分はお金を払って得たからと言って、
Webで公開していいかと言うと、
ねぇ。

直接じゃないとしても、
有料コンテンツの内容を他の人から口伝てで聞いて、
その内容をWebで公開してしまうのも、
まあ、
倫理的にはアウトだよね。

法律的には訴えてみないとわからないけど、
有料コンテンツの内容であることを承知で公開したら、
多分ダメなのではないかと。

責任を他の人に押し付けて逃げるには良い方法かもしれないが、
口伝ては1対1の情報伝達なのに対して、
Web公開は1対世界中、
なので、
どちらに責任があるかと言うと、
そりゃ大々的に公開した人に決まっている。

特に、
Web上の有料文字情報をオープンなWebで公開しちゃったら、
元記事の権利者はたまったものではない。

映画なら映像や音の体験、
本なら雰囲気や圧倒的な情報量の差で価値はある程度保たれるが、
Web記事は同じデジタルの文字情報なので被害が大きい。

素人でも、
Web上で情報発信をする以上、
倫理観を持ちましょうね、
と言うお話でした。

もちろん、自戒も込めて。

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