なんか、
電動キックボードでも同じようなことがあった気がするが・・・・

ココアモーターズのウォーカーとかいう、
板に4輪がついた電動で走る機械。

10km/h以下の速度しか出ないならば車両ではない、
というお墨付きを得たとかで、
公道を走れる、
歩行者だ、
歩道を走れる、
と宣伝を始めてしまった。

まずおかしいのは、
車両じゃなければ歩行者になるの? という点。
車両は物、歩行者は人。混ぜてはいけない。
ここを普通に解釈するなら、
車両ではなく遊具と認められた、だよね。

歩道を走る、
も、
車両ではない、
というのを曲解しているだけのように思える。
(確認していないので違っていたら失礼)

あとは、
公道を走れる、と大々的に宣伝しているが、
交通の頻繁な道路は除く、の説明が弱い。

要は、
スケボー扱いになったということなのに、
大手を振って公道走行ができるかのように宣伝してしまうのは、ねぇ。

同じ理屈なら、
公道を走れるスケボー新発売、
とか、
公道で遊べるサッカーボール新発売、
とか、
いくらでも勘違いさせて売れる宣伝文句を使えてしまう。

で、だ。

交通の頻繁な道路は除く、なので、
普通の歩道で遭遇することはないと信じたいが、
もし遭遇したとして、
10km/h、小走りぐらいの速度か、で、
上下動のない人が動いて近づいてくるとなると・・・・怖いよねぇ。

行動が予測できないので咄嗟にどう避けるか迷うし、
ぶつかったらそこそこの衝撃があるだろう。
老人や子供は安心して歩道を歩けなくなる。
ああ、普通の歩道は走らないからいいのか・・・公道を走れるからと買ったのに・・・大金出して・・・

ベンチャーとしては、
なにがなんでも売りたいのだろうが、
ちょっとやり方が、ねぇ。


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