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テーマ:仏像あれこれ(32)
カテゴリ:木喰上人
★Eテレ日曜美術館「微笑(ほほえ)む仏~柳宗悦が見いだした木喰仏~」は明日夜8時再放送です。
木喰上人(もくじきしょうにん)は、享保3年(1718年)、現在の山梨県身延町丸畑(まるばたけ)に生まれ、日本廻国の旅をした僧です。 木喰の里:身延町丸畑(中央)後方は南アルプス南部 木喰の里:身延町丸畑(中央)後方は富士見山 旅先で相次ぐ天災や疫病、飢えに苦しむ人々を救うため仏像を彫り、全国各地に1000体以上の仏像を遺しました。その像の多くが、独特の笑みをたたえていることから“木喰の微笑仏(みしょうぶつ)”と呼ばれています。 今年は木喰上人生誕300年の節目にあたり、それにあわせて木喰展を、身延町西嶋のなかとみ現代工芸美術館で開催しています。 木喰展開催に先駆けて、身延町市之瀬の小林石材工業(R300沿いの大きな観音像が目印)が寄贈した石碑。 人気の記念写真スポットです。 受付 美術館入口 木喰上人が91歳の時に彫った山梨県甲府市の教安寺にあった七観音像のひとつ子安観音菩薩像(写真右端)を現代に蘇らせようというプロジェクト「山梨県身延町の木で幻の微笑仏が甦る『生誕300年木喰展』戦火に消えた木喰仏を再現」によって再現された子安観音菩薩像も展示されています。 【開催時期】 平成30年10月21日(日)まで 【開催場所】 なかとみ現代工芸美術館(身延町西嶋345) 「かんにんの 二字はすなはち 父と母 こころのうちに 常がけにせよ」木喰 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.22 06:00:19
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