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テーマ:温泉(1013)
カテゴリ:下部(しもべ)温泉
高浜虚子の句碑に金木犀の花びらがこぼれています。
文字は虚子の直筆。石は地元の雨河内(あめごうち)産です。 信玄公の隠し湯・下部(しもべ)温泉の湯元ホテル。 昭和21年、ホトトギス創刊600号記念句会が、この湯元ホテルで開催されました。 (ホトトギスは別名「子規」ともいいます。 明治30年、柳原極堂は友人正岡子規にちなんで「ホトトギス」という文芸雑誌を創刊しました。 「ホトトギス」は夏目漱石が『吾輩は猫である』や『 坊っちゃん』を発表したことでも知られる総合文芸誌で、後には俳誌として隆盛を誇ります) 当時、国鉄身延線の下部駅(現在のJR身延線下部温泉駅)の駅長で、ホトトギスの同人であった堤俳一佳の招きで、文壇の大スター高浜虚子もこの会に参加しました。 ここで高浜虚子は、湯上りの若い母親がやんちゃな幼子を抱いて通る姿を見て 「裸子をひっさげあるく湯の廊下」と詠みました。 この句をきっかけに俳誌「裸子(はだかご)」が誕生しました。 12年後、裸子100号記念大会が下部ホテルで開かれ、その時に虚子が詠んだ「この行や花千本を腹中に」をはじめ、虚子に師事した高野素十、堤俳一佳の3つの句碑がホテルの玄関わきに並んでいます。 そのほかにも下部温泉には、井伏鱒二、若山牧水など、文人墨客の愛した宿や足跡(そくせき)がたくさんあります。 井伏鱒二が愛した源泉館の宮の間 そんな足跡をガイドやコンシェルジュと辿る気楽なツアー(フットパス)はこちら 12/8日(土) 「虚子・牧水・鱒二・裕次郎の愛した下部(しもべ)初冬の隠し湯で癒しのひととき」 ●集合場所/JR身延線下部温泉駅前 ●受付/8:40 出発/9:00 終了/12:00 ●参加費/1000円(ガイドブック代+保険代)入浴無料 主催/フットパスしもべ 協力/下部温泉観光協会・下部温泉旅館組合 問い合せ/080-5453-1480(石部) 申し込み/080-1223-8302(つなぐイベント係) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.30 12:52:42
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