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古今和歌集で、富士山の次に数多く詠まれている名勝は、万力公園の北にある差出の磯(さしでのいそ)なのだそうです。
差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)HPより 「しほ(塩)の山 差出の磯に 住む千鳥 君が御代をば 八千代とぞ鳴く」(古今和歌集 賀歌) 笛吹川の水量が今よりもずっと多く川幅が広く、橋もなかった頃、川に差し出たこの大岩は、本当に海辺の磯のように見えたことでしょう。 差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)から笛吹川下流を望む 「いにしへの差出の磯を破らじと笛吹川の身を曲ぐるかな」(与謝野晶子) 「身を曲ぐる」様子がよくわかりますね。 山は左から御坂山塊 黒岳、節刀ケ岳(せっとうがたけ)、手前 春日山、滝戸山 目を順に上流側へ(西南から東南へ)と転じていきましょう。 左から釈迦ケ岳 、大栃山、春日山、滝戸山 日陰山 左から笹子雁ヶ腹摺山(ささごがんがはらすりやま)、達沢山 南の正面には富士山が見えます。 左から黒岳、釈迦ケ岳、大栃山(おおとちやま)、富士山 東南には日陰山のピーク(946m) 万力公園の北、国道140号をほんの少し上がるだけで、こんなに素晴らしい眺望が開けます。 明日は差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)をご紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.09.13 06:00:08
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