|
テーマ:伝統芸能(26)
カテゴリ:山と生きる
昨日は福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら)の檜枝岐歌舞伎をご紹介しました。
ここには、檜枝岐歌舞伎を保存継承してきた団体「千葉之家花駒座」から名付けられた檜枝岐歌舞伎伝承館「千葉之家」があります。 檜枝岐歌舞伎伝承館「千葉之家」 天井に見える幕は昭和28年から舞台で使われていたものです。 1階には檜枝岐歌舞伎の演目解説パネルや歌舞伎の衣装、代々受け継がれてきた小道具の扇や刀、三味線などが展示されています。 南会津には農村歌舞伎の伝統が他にもあります。 檜枝岐の舞台と同じく、国の重要有形民俗文化財に指定されているのが、「大桃の舞台」です。 駒嶽神社の境内にあります。檜枝岐歌舞伎と同じく、農民が神様に奉納した歌舞伎です。 大桃の舞台(おおもものぶたい):国の重要有形文化財 明治28年再建。正面上部に破風があり、正面に小廂(こびさし)がついた切妻造で、南会津特有の兜造のかやぶき屋根です。 大桃の舞台・毎年8月の「大桃夢舞台」の様子(福島県観光情報サイトふくしまの旅HPより) 農村の暮らしを文化的に彩ってきた伝統芸能が、今も伝承されているのはすばらしいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.11.03 06:00:13
コメント(0) | コメントを書く
[山と生きる] カテゴリの最新記事
|