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カテゴリ:高橋 華代子
こんにちは!高橋華代子です。今週は、ちょろっとお休みをしていた牧場巡り特集をお届けします。
南関東でもお馴染みの、むかわ町にあるフラット牧場さん。国道235沿いを、門別方面へ右手に進むと、この看板が見えてきますね↓ 大井の大将格として存在感をあらわにしてきたドラールアラビアン。00年の帝王賞は、砂の女王ファストフレンドにタイム差なしの2着。そして、翌年の大井記念で悲願の重賞初制覇。98年から03年までの長年に渡って現役生活を送りました。あの後方からの追い込みスタイル、好きだったぁ。 引退後はこのフラット牧場さんで種牡馬入りして産駒を送り出し、今はオーナーさんの功労馬として悠々自適な毎日を送っていますよ。アラビアンも早いもので、もう13歳になったそうです。 伊藤場長は「種馬を経験している馬だから、すごい元気ですよ。いい体もしているし」と言っていましたが、たしかに目をギラッとさせていて、引退生活を送っている感じは微塵もしませんでした。元気にしているんだなぁということが、ビンビン伝わってきましたよ。 アラビアン、これからもずっとずっと長生きしてねぇ~。 95年戸塚記念の勝ち馬ドラールクラウンは、今年16歳になりました。すでに産駒は送り出していますが、今年誕生したのは女の子(父バランスオブゲーム)。「人懐っこくて利口な馬です」と伊藤場長にとねっこちゃんは褒められていましたよ。写真はクラウンととねっこちゃん↓ クラウンの子育ては、過保護ではないほどにちゃんとかわいがっていて、ちょうどいいスタイルなんだそうですよ。 そうそう。ドラールアラビアンとドラールクラウンの愛の結晶ボールドレジェンドという女の子。去年まで大井で走っていたんですが、今は北海道で頑張っていますね。アラビアン産駒として、唯一の現役競走馬だったりします。なんとか、1勝目指して頑張ってほしいなぁと遠くから応援しています! そして、ここで悲しいお知らせです。 92年の東京大賞典を優勝したドラールオウカン。南関東の重賞戦線で大活躍しました。生まれ故郷のフラット牧場さんで長年に渡って繁殖生活を送っていたんですが、昨年産駒を誕生させた後に腸捻転を起こしてしまい、残念ながら亡くなってしまったそうです。まだ19歳…。 今は愛娘ボールドグレイン(父トーホウエンペラー)が園田で大活躍中ですね。20戦10勝2着2回と素晴らしい成績を残しています。今後の活躍を期待したいです。そして、最後の産駒は今年1歳。アジュディケーティングとの間の男の子です。 「いろんなドラマのあった馬でした。繁殖としても、扱いやすいいいお母さんでした」(伊藤場長)。 この写真はちょうど3年前におじゃました時に撮影しました。これが、最後のオウカンになってしまいました↓ ドラールオウカンのご冥福を心よりお祈り申し上げます。オウカン、安らかに・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月13日 16時58分07秒
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