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カテゴリ:高橋 華代子
こんにちは、高橋華代子です。先日、笠松競馬場に行ってきました。笠松には、ミツアキサイレンスの追い切り取材でかなり前に行ったことはあったんですが、開催中は初めてでした。
今回はハロンの取材。今は笠松所属として頑張っている兵庫3冠馬ロードバクシンを取り上げさせて頂こうと。最初は時間の関係で電話取材の予定だったんですが、たまたま笠松の枠順を見ていたら、ロードバクシンが出てる!大井で取材をさせて頂いていたイブキオネストやラントゥザフリーズも出てる!やっぱ、ナマで見るのが一番です。これは行くしかないと、急きょ行くことにしました。そんな感じで、ほとんど準備もせずにバタバタ状態で滞在5時間くらいだったんですが、濃厚なひとときを過ごすことができました。この場を借りまして、笠松の関係者さん&お馬さんたち、本当にありがとうございました。 毎週日曜日はしばらくの間、笠松探訪をお届けしていきますのでご愛読よろしくお願い致します! ↑この写真は、ロードバクシンをはさんで、向かって右が担当の梶原厩務員、左が伊藤厩務員です。1年9か月ぶりの勝利をあげて、いろんなネットニュースで取り上げられていましたよねぇ。兵庫3冠馬の功績は、今もなお輝き続けているんだなぁと改めて感じました。 ロードバクシンは、10歳には思えないほどのあどけない顔つきで、なんといってもめちゃめちゃ男前ですよ。ロードバクシンの詳しいことは、こちらでまずはご覧になって下さいね。 そこにも書いていますが、管理している伊藤強一調教師が提言している『シルバーカップin笠松』。このタイトルは私が勝手に考えましたが(苦笑)。中央や地方でも、高齢になっても活躍しているネームヴァリューのあるお馬さんは増えてきました。そういう馬たちがレースで対決するというのも、すっごい興味深いですよねぇ。 9歳が55キロ、10歳が54キロ、11歳が53キロで体に優しい負担斤量。スプリンターからステイヤーまで幅広く参加できるようにマイル戦。日程はやっぱり敬老の日前後がいいっすよね。笠松という場所は、北海道のお馬さんでも九州&高知のお馬さんでもちょうど真ん中あたりだから参加しやすいでしょうし。 笠松には、現役時代オグリキャップと一緒に走ったこともある、25歳の誘導馬パクじぃがいます↓ みんなの人気者パクじぃ特集はまた改めて行いますね。全国から集まる高齢馬たちとのコラボもばっちりだぁ そして、スターターは世界に誇る佐々木竹見さんがスペシャルゲスト? これはたまらんです。 こういう話しは尽きることがないのでこのあたりで。笠松で実現できたら素敵ですよねぇ。注目度は抜群でしょうし、そのお馬さんたちのファンも集結すると思うんですが。 ↑こちらが、今現在ロードバクシンを管理している伊藤強一調教師です。騎手時代は、ステートジャガーやボールドマックスの主戦としても活躍されました。調教師になってからは、名古屋杯のホーエイトップや六甲盃のシノブホマレ、白銀争覇のエイシンダイオーなどで数々の重賞勝ちを収めています。通算勝ち数1000勝までもうすぐです(7月27日現在)。中央でも勝ち星がありますが、今後もいろんな地区に遠征して結果を出したいという目標を持って取り組まれています。 ↑ ひと際綺麗な場所が、伊藤強一厩舎です。管理馬はなんと40頭、大所帯の厩舎ですねぇ。数年前にリフォームしたそうですが、伊藤調教師自身、日曜大工がお好きなそうで、ご自身で行ったそうですよ。 笠松の夏はめちゃ暑いっす。暑さ対策として、黒い網を、馬房の屋根と洗い場の屋根につなげて、そこに一日中ずっと水を垂らしておくそうです。その下に入るとシャワーのような感じで体感気温をグッ低くさせました。この近辺は、3度から4度くらいは温度が違うそうです。 ↑お馬さんの砂浴びの場所。これも、伊藤調教師特製なんだそうです。お馬さんたちは喜んでゴロゴロ転がってストレス発散するそうですよ。ちなみに、今の時季は涼しい時間帯に行います。 伊藤厩舎にはロードバクシン以外にもオープン馬がズラリ。 中央時代、阪急杯とシルクロードSを勝ったことでも知られているキーンランドスワン。長期の休み明けをはさんでいるので、これから使いながら調子をあげていきたいと伊藤調教師は話しをしていました。健康体なので、調教もバリバリつめるそうですよ。 先日、川崎のスパーキングレディーカップにも遠征したシールビーバックです。先週の楽天競馬にも、シールビーバックのいでたちはご紹介しました。こちら。馬主さんにあやかって、普段から「富」メンコを着用しているそうです。この時はダートグレード出走を記念して、厩務員さんたち自ら「富」ネクタイを作って身に着けたそうなんです。 ベストドレッサー賞!!! 競馬は魅せるスポーツだと思うので、こういう装いをして登場するというのは、お客さんたちを楽しませてくれますねぇ。 メンコを外したシールビーバックはかなりお茶目。カメラ慣れしているというのは、さすが、馬主さんも影響しているのかな(笑)。 もう一丁!やっぱり、ずっとカメラ目線(笑)。また、南関東にも遠征して欲しいですね。ちなみにこの後は、金沢遠征を考えているそうです。 中央時代は兵庫ジュニアグランプリ4着にもなったこともあるエイシンアスワンです。笠松の仲間になって、いきなり完勝していますよ。今後楽しみなお馬さんです。どこに行っても動じない精神力の持ち主のようで、今後はダートグレード遠征も考えていくそうです。スピード抜群! 笠松ではお盆開催として、8月12日(火)、13日(水)、14日(木)、15日(金)、17日(日)と豪華に行われます。15日(金)は中日新聞杯第37回くろゆり賞(SP1)が行われますが、東海のオープン馬たちがズラリと勢ぞろいするんでしょうねぇ。伊藤調教師は「ロードバクシンとキーンランドスワンを対決させてみたい」と言っていますので、くろゆり賞での激突はめちゃめちゃ楽しみですよ! 次週も笠松特集続きます・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月27日 11時21分52秒
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