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カテゴリ:高橋 華代子
こんにちは~!今回から2週に渡って、乗馬センターの話題をお届けしていきます。 先日、千葉県長生郡一宮町にある九十九里浜一宮乗馬センターに行ってきました。ウェブハロンの連載で、今回はG1馬エイシンチャンプを紹介させて頂こうと思いまして!チャンプは今、ここで第二の馬生を過ごしているんです。 東京駅から総武線快速で千葉に出て、そこから外房線で上総一ノ宮駅へ。ここが最寄駅。所要時間は1時間半くらいだったでしょうか。乗り換えも少ないし、思っていた以上に近かったです。駅弁を食べながら・・・楽しかった(笑)↓ ![]() 乗馬センターでは、乗馬をする方のために駅からの送迎もやっているそうですよ。タクシーでも5、6分で1300円くらいでしたが、これはありがたいサービスです。 乗馬センター前にはこの看板が↓ ![]() 今は「一宮乗馬センター」という名前ですが、数年前までは「一の宮乗馬センター」という名前だったそうです。 九十九里浜の最南端に位置していて、乗馬センター裏の松林の向こうはすぐ海。サーファーの姿もたくさん見かけましたよ。温暖な気候で、真冬も雪はほとんど降らないそうです。 ![]() ここで一番人気のメニューは、松林を抜けて海の見える丘の上を歩いて乗馬を楽しめるというコース。初心者でもOKというのがうれしい限りです。所要時間は25分くらいで、お値段は4000円だそうです。他にもいろんなコースがあるので、問い合わせてみて下さいね。 エイシンチャンプをはさんで、向かって左が代表の中村陽子さん、右がスタッフの村岡達夫さん↓ ![]() チャンプの詳しいことは、ウェブハロンの連載ページでご覧下さい。今のところ、チャンプは中級以上の乗馬経験者が騎乗できるそうです。 代表の中村さんは東京都大田区出身。大井競馬場にもよく遊びに来ていて、最初は厩務員志望だったそうです。たまたまこの乗馬センター近くに住んでいた親せきの家に遊びに来た時にここを紹介されたそうで、それから15年ほどの月日が流れたそうです。 村岡さんはそもそもここの会員さんだったそうですが、ちょっと前からスタッフに。競馬も好きなので、G1馬エイシンチャンプがやって来て、とってもうれしかったそうですよ。 今は23頭(ミニチュアホース3頭も含めて)がここで生活をしていますが、一番の年長さんが32歳のヤマトです。ここのシンボルホースと言っても過言ではないでしょう。↓ ![]() ナマで30歳以上のお馬さんに会えたのは初めてだったので感動しました。 ヤマトはセルフランセ種。遠野で乗馬ウマとして生産されたそうです。もう20年以上前からここで過ごしているそうで、オールドファンにはたまらん存在。3年前までは海岸へ出る時の先導馬としてお仕事をしていたそうですが、今は功労馬として悠々自適な毎日を過ごしています。 現役バリバリの頃のヤマトを知る人の話しでは、「振動がなくて、高級車に乗っている感じ。ヤマトに乗ると、他の馬には乗れない」と。 さすがに今では見るからにおじいちゃんっていう感じなんですが、その中にも気品を漂わせていました。話しを伺ってみると、プライドが非常に高い馬で、手入れが悪いだけでもお怒りになるくらいだそうで・・・さすがに今では丸くなったそうですが、それでもカイバを食べている時に、馬房内で掃除などの作業をすると、お怒りになるんだそう。 でも、そういうキツイ気性面は、若さを保つ上では大切なことだと思います。 ![]() おじいちゃんになっても男前なので、若い頃はどれだけカッコよかったんだろう・・・一宮乗馬センターにとって、宝馬のヤマト。長生きして欲しいですね~! 来週は、南関東ゆかりの馬たちをご紹介していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月07日 00時10分23秒
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