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カテゴリ:山中 寛
南関東地方競馬は、大井競馬開催中です。
(開催は19日・金曜日まで) もうすっかり秋ですね~。 ![]() 先日、出張した金沢競馬場の実況席から1枚。 船橋ではちょっと前に、こんなゲリラ豪雨に見舞われたことも…。 ![]() あっという間の秋競馬の季節到来。3歳以上の馬たちは秋の大目標へ向けてステップレースに挑戦。「Road to JBC」の戦いも始まっています。2歳馬たちは続々とデビューして、重賞も行われています。先日出張した金沢では、兼六園ジュニアカップ。今日の旭川では、フローラルカップ。 南関東ではまだ重賞が行われていませんが、大井で準重賞・ゴールドジュニアーが今日行われました。去年の勝ち馬・ニックバニヤンに続いてクラシック勝ち馬が生まれるのかどうか…注目の一戦は、ソウブムテキがしぶとい伸び脚を繰り出して制しました。これでソウブムテキは一歩抜け出した感じもありますが、まだまだキャリアの浅い2歳馬…どんどん新星が誕生していくことでしょう。 さて、そんな南関東の2歳戦線。 ちなみに、これまで90レース行われた2歳戦全体での勝ち星は牡馬56:牝馬34となっています。現時点では、3勝を挙げて勝ち頭なのが…浦和のパラダイスサン(父ホワイトマズル)と、川崎のツルノゴゼン(父アグネスゴールド)です。どちらも牝馬。牡馬の2勝馬は大井のリワードサラディン(父ステイゴールド)と船橋のチームドラゴン(父マヤノトップガン)、そして今日勝ったソウブムテキ(父アジュディケーティング)です。牝馬でも大井のミスホーチミン(父フォーティナイナー)と船橋のエロージュ(父フサイチコンコルド)が2勝しています。 <種牡馬別> アジュディケーティング6勝(5頭) ゴールドアリュール4勝(4頭) サウスヴィグラス4勝(4頭) スウェプトオーヴァーボード3勝(3頭) チーフベアハート3勝(3頭) ホワイトマズル3勝(1頭) マーベラスサンデー3勝(3頭) (2勝:ステイゴールド、ティンバーカントリー、ニューイングランド、バブルガムフェロー、フォーティナイナー、フサイチコンコルド、ブラックタキシード、ブラックホーク、マヤノトップガン) <新種牡馬部門> イーグルカフェ6勝(6頭) エスプリシーズ3勝(3頭) プリサイスエンド3勝(3頭) 新種牡馬勝ち上がり:キングカメハメハ、シルバーチャーム、ノボジャック 北海道で今年の2歳戦では好調が伝えられるゴールドヘイロー産駒ですが、南関東では今のところ、ゴーストオトゥトオが船橋で勝ち上がったのみです。 南関東では活躍馬を多く輩出するアジュディケーティングに並んで、新種牡馬のイーグルカフェが6頭で6勝と今のところ好成績を残しています。船橋・山中尊徳厩舎に開業初勝利をもたらしたアランフェスロマンもイーグルカフェの仔(これも牝馬)。 明日も大井で2歳戦は4レース組まれています。また、この先には重賞も控えていますし、南関東勢だけでなく、他地区からの遠征・移籍馬も合わせて戦いがどんどん激しくなって、年末のJpn1・S1に向かっていきますね。父親にも注目しつつ、これからの2歳戦を見ていきたいと思います。 そして、昨日小枝さんも書かれてましたが、今日の旭川には吉田稔騎手の姿が。吉田騎手の今年の南関東短期所属期間は先日の大井で終わりましたが、かなりの成績を残しました。ちょっと遅くなりましたが、これまでの期間限定騎手の成績を改めてまとめてみます。 <期間限定騎乗騎手の成績> 内田利雄 06/01/01~06/03/03浦和:16勝 安藤光彰 06/01/10~06/03/10大井: 7勝 岡崎 準 06/04/09~06/06/02大井: 4勝 安藤光彰 06/05/01~06/06/30船橋: 4勝 内田利雄 06/11/20~07/01/19浦和:11勝 浜口楠彦 07/04/23~07/06/22浦和: 5勝 山口竜一 07/11/26~08/01/25船橋:14勝 菅原 勲 08/01/28~08/02/29川崎:15勝 牧野孝光 08/01/14~08/03/14大井: 2勝 吉田 稔 08/07/06~08/09/05大井:24勝 この記録は、2/28のブログに掲載した成績に書き足してみました。これに加えて、大井のカクテルラウンジで盛岡・オパールカップに遠征して優勝する活躍もありました。 昨日のトゥインクルレディー賞ではスターオブジェンヌで佐賀の真島正徳騎手が優勝。この活躍でこのスタイルはますます増えるんですかね…それはなんとも言えませんが、この秋はSJTも大井で行われますし、秋から冬にはまた期間限定騎乗のジョッキーが南関東にやってきます。各地の名手の妙技が南関東で見られることでしょう。楽しみにしたいですね。 <寛のおまけコーナー> 今回のTCK中継、FAXテーマは「赤っ恥体験」。司会の吉原さんとも「この業界にいると、噛むとか読み間違えるとかしょっちゅうですよね」という話をしたんですが、先日の船橋で赤っ恥体験をしてしまいました。 ↑で書いた、ゴーストオトゥトオ。先日新馬戦の実況をした際、まず出走表を見て「これはどこで切るんだ?」と考えました。字面だけを見て判断した僕は「ゴースト」で切れるものだと思って、はっきりくっきり「ゴースト・オトゥトオ」とレースで喋ったところ、実は「ゴース・トオトゥトオ」ということが判明し、命名された方に確認した記者さんをはじめたくさんの方からお叱りを受け、自分の甘さを再確認。ホントに失礼しました。 赤っ恥というか、この仕事で馬や人の名前を間違えてはいけません。馬名に使われる言語(川崎に移籍してくる「シゲル」軍団はホントにすごい)やフレーズも多彩になって、ホントにいろいろなことを知らないとダメだと痛感した次第です。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月19日 04時04分52秒
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