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2008年09月27日
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カテゴリ:竹之上 次男
 競馬を実況する者として、重要なもののひとつに、明瞭に言葉を発するというのがあります。どれだけ早口に喋っても、それが聞き取れないものなら、全く意味がありません。ゆっくり喋っても、それが的確な表現で、レースの流れを止めていないものであれば、聞いている人に伝わるのではないかと思います。

 競馬に限らず、喋りの仕事を目指そうとする人は、発声練習や早口言葉などで、口の体操をします。

 『生麦生米生卵』は代表的な早口言葉。ただ、早口言葉といっても、早く喋ればいいというものではなく、ちゃんとした発音で、はっきりと喋らなければ意味がありません。

 以前に、ここで書きましたが、園田にはハリマナダレディーという馬がいます。ちょっと気を抜くと、ハリマダダデディーなどと言ってしまいそうになります。

 しかし、この馬を喋りきるために役立つ早口言葉を、十数年前のレッスン生時代に練習していました。これができると、もうハリマナダレディーは怖くない。ご紹介しましょう。

 紀伊半島の南部には、熊野灘という沿岸部があります。和歌山県と三重県の境界あたりに位置します。

 その熊野灘の南側は、南熊野灘ということになります。うん、そう言い切りましょう。

 そこで、できました早口言葉。

 『熊野灘の南は 南熊野灘なのだ』

 どうでしょう、上手に言えましたでしょうか。

 相撲好きにはこんなのもどうでしょう。

 『栃乃洋(とちのなだ)の左は 左栃乃洋なのだ』

 うん、栃乃洋が左を差し込めば、強烈な投げが待っているんだぞ、ということを教えてくれる、役に立つ早口言葉ですね。

 それから、ぼくが同じく十数年前に創作した早口言葉もご紹介しましょう。これは競馬関連の早口言葉です。

 園田では行われていないのですが、JRAや他地区ではすでに行われている「公開調教」というのがあります。普段見ることのできない調教風景ということで、ファンの皆様からは大変「好評」だそうです。

 ただ、あまりに好評なため、天候が悪くても行わなければならず、例えば「強風」が吹き荒れても、「強行」しなくてはならなくなります。

 そこで作り上げました早口言葉。

 『今日強風好評公開調教強行中』

 いかがでしたか。まぁ、「熊野灘…」に比べれば難易度はかなり落ちますが、ちょっとした口の体操になりますので、会話の準備運動にでも役立てていただけたらと思います。

 まぁ、こんなことを言ってますが、レースではカミカミになってしまうこともしばしば。まだまだ修行が足りませんねぇ。これからも、的確に明瞭に実況ができるよう努力してまいります。どうぞよろしくお願いします。

〓Weeklyトピックス〓

☆小牧毅(つよし)騎手が引退、調教師へ

 JRA小牧太騎手の弟、小牧毅騎手(37)が調教師試験に見事合格。次の目標に向かうべく、9月25日の騎乗をもって騎手生活にピリオドを打ちました。通算成績は地方10328戦1009勝、JRA29戦0勝。

 最終騎乗となった25日第5レースで、メイショウオオマ(1番人気・曾和厩舎)に騎乗して快勝。有終の美を飾りました。

 師匠の曾和調教師は、「やれやれや」と愛弟子の最終騎乗日に勝利をもたらすことができたことに、ホッとした様子でした。

 引退セレモニーは、10月1日(水)第6レース終了後に、正面ウィナーズサークルで行われます。

 どうぞ皆様、彼の第二の競馬人生に、あたたかいエールを送ってやってください。

☆新人ジョッキーは、厩務員!?

 この秋デビューする新人ジョッキーは、中田貴士騎手(22・重畠厩舎)。なんと彼は厩務員出身の新人騎手。最近では珍しいケースでしょう。

 厩務員出身のジョッキーと言えば、現調教師の田中道夫元騎手があまりにも有名。14年連続リーディングジョッキーとなり、園田の帝王とまで言われました。中田騎手も登り詰めるには高すぎる山でも、頂点を目指してもらいたいと思います。

 お披露目は10月2日(木)第6レース終了後、正面ウィナーズサークル。ジョッキーとしてベールを脱ぐのが、10月7日以降となります。応援よろしくお願いします。

☆角居先生に感謝!!

 9月23日(祝・月)の第4レース終了後、正面ウィナーズサークルで、JRA角居勝彦調教師とトークショーをやらせていただきました。

 「園田さんには作りきれなかった馬を預かってもらい、競走馬として再生してもらうなど、大変お世話になっていますので」と冒頭で先生に言っていただいて、それぞれの必要性と競馬界全体の一体感を得ることができました。やっぱり先生に来ていただいて良かったぁ。つくづく思いましたね。

 「ウオッカは、毎日王冠を使ったあと、JBCに向かうということはできませんか?」という、半ば本気の僕の無理な質問にも答えてもらいました。

 「谷水オーナーに相談してみます」と明言は避けたものの、まんざらではないよう…、いやいや、やはり天皇賞に向かうようです。

 なお、JBCには、間に合えばカネヒキリを出走させたいとの意思を表明されました。復帰初戦が園田というのはいいですねぇ。

 当日は“世界のSUMII”効果と好天にも恵まれ、多くのファンの皆様にも集まっていただきました。お楽しみいただけましたでしょうか。

 また、先生からのプレゼントにご応募いただきました皆様、ありがとうございました。応募は締め切らせていただきました。ちなみに、合言葉は『デルタ小牧』でした。10月12日京都大賞典に、デルタブルースが小牧太騎手で出走することから作られた言葉でした。

 秋競馬が始まり、忙しさを増す中、園田までご足労いただき、イベントを盛り上げてくださり、角居調教師には感謝しきりです。ありがとうございました。
世界のSUMIIとツーショット!
撮影:講談師 太平洋
打ち上げも楽しかったなぁ♪

☆竹之上次男は、あす福山に!

 あしたは福山競馬場で実況します。よろしくお願いしまーす!


 園田JBCまで、あと37日。

 目標体重まで、あと4.4kg。

 う~む、また少し増えたかぁ…。





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最終更新日  2008年09月27日 15時10分27秒
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