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カテゴリ:古谷 剛彦
金曜日は古谷が担当します。
まずは、オオエライジンの復帰戦、強かったですね~!「兵庫競馬の宝物」の復活、今後も目が離せません。明日の竹之上さんのブログが、今から待ち遠しいところです。 ホッカイドウ競馬は残り3週、9日間を残すのみとなりました。いよいよカウントダウンが始まる状況となりますが、この3週間は目が離せないイベント、レースが目白押しとなります。 来週29日(火)は、準重賞と言える2歳の短距離戦「サッポロクラシックカップ」が組まれているとともに、今年のダービーと名のつくレースを勝ち上がったジョッキーたちが勢ぞろいする「2013ダービージョッキーズスペシャル」も実施されます。 ダービージョッキーたちは、 第80回日本ダービー優勝 武 豊騎手(JRA) 第15回ジャパンダートダービー優勝 内田 博幸騎手(JRA) 第41回北海優駿(ダービー)優勝 服部 茂史騎手(北海道) 第33回岩手ダービー・ダイヤモンドC優勝 高松 亮騎手(岩手) 第59回東京ダービー優勝 左海 誠二騎手(船橋) 第43回東海ダービー優勝 兒島 真二騎手(愛知) 第14回兵庫ダービー優勝 坂本 和也騎手(兵庫) 第41回高知優駿(黒潮ダービー)優勝 永森 大智騎手(高知) 第55回九州ダービー・栄城賞優勝 山口 勲騎手(佐賀) の9名。7R終了後(午後6時頃)、ウィナーズサークルで出場騎手紹介が行われ、11Rに北海優駿が舞台となる2000mで覇を競います。 かつて、JRAではダービーデーの前座的に「ダービージョッキーステークス」が組まれ、現役のダービージョッキーたちの競演がありましたが、全国のダービージョッキーが一同に介す催しは全国初となります。ナイターを彩る名手の戦いに、ぜひともご注目下さい! さて、今週は各地で2歳重賞が行われています。自分が足を運んだのは、盛岡の「若駒賞」でしたが、ジュニアグランプリ2着のライズラインが、1番人気のラブバレットを退け、見事に重賞初制覇を飾りました。 ![]() (若駒賞のゴールシーン、写真:横川典視氏) ![]() (ライズラインの口取り写真) 新種牡馬・スクリーンヒーローにとっても重賞初制覇となりました。地方競馬におけるファーストシーズンサイアーランキングで3位につけていますが、5頭で10勝、そして今回の重賞Vと今後が非常に楽しみとなる内容です。ちなみに、1位はヨハネスブルグですが、12頭で12勝、エーデルワイス賞のフクノドリームも含まれています。地方競馬では2勝馬がおらず、2位のパイロは6頭で10勝、ハイセイコー記念を制したブラックヘブンを輩出しています。 24日(木)に笠松で行われた「ジュニアクラウン」はカツゲキイチバンが制しましたが、こちらはエイシンデピュティ産駒。新種牡馬で重賞初Vを果たしたポップレーベルはカンパニー産駒と、とにかく新種牡馬の産駒たちが頑張っています。1着賞金で南関東が抜けており、パイロが一気に数字を伸ばしましたが、勝ち鞍などとのバランスを見て数字を見比べると、ヨハネスブルグ、パイロ、スクリーンヒーロー、カンパニーの上位4頭はほとんど差はありません。スクリーンヒーローとカンパニーは、ダートでの走りがどうかと感じる面はありましたが、蓋を開けてみればダートの方が目立つ印象を受けます。今の日本の競馬では、ダートでつぶしが利く種牡馬の方が人気があるだけに、これは非常に大きいことです。 来週の「サッポロクラシックカップ」は、ヨハネスブルグ産駒のニシノエルドラド、そして産駒数が少ないながらも頑張っているセイントアレックス産駒の1頭・グランダーシュートがどんなレースを見せてくれるか楽しみです。 2歳戦は、その馬を追いかけることはもちろん、種牡馬へ目を転じることも競馬の視野が広がる上で大切です。そういった意味では今週、来週の2歳重賞はしっかりと振り返りたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月25日 23時00分10秒
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